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ドイツの荷物到着 [その他]

 8/17にバイロイトで送った荷物が1か月経って、9/17やっと到着した。いつもなら5日から1週間ほどだが、諸事情で時間が掛かるようだ。書留で63.99オイロ、重量は7.5キロ、殆どがプログラムなどの紙類だが、今回ライプツィヒ、ベルリンなどあったため、増えてしまった。
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バイロイト郵便局にて
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羽田空港にて [その他]

 今回旅行で一番懸念されたのが、日本の水際対策だが、結局往路の羽田→フランクフルト→ミュンヘン、復路のニュルンベルク(バス)→ミュンヘンまでは検疫、いわゆるコロナチェックのようなものは一切無く、ワクチン接種証明やPCR検査の結果を求められることさえ全く無かった。
 前述のとおり、バイロイトではPCR検査受診とMySOSでの結果の承認にバタバタした訳だが、肝心な飛行機に乗る際チェックを受けることは無いので、(例え陽性だろうが、もっと言えば検査を受けていなくても)誰でも羽田までは来ることはできる。当初結果が無いと飛行機に乗れないと言う話だったが、チェック自体受けないのでそれは無く、考えてみれば全く変な話だ。
 ただ、羽田空港では結構時間を取られた。飛行機を降りて、通常の入国審査や乗継の方へは行かず、逆のL字になったターミナル建屋の一番突先の部分まで延々歩かされる。角角に係員が居て、お早うございますとか、お疲れ様ですなど声を掛けてくる。無人の動く歩道が何故か逆方向に動いているが、これは戻って来る時に使う訳だ。最後にかなり広いスペースが用意され、80くらい椅子と机があって、チェックの要員が1人ずつ座っている。学生風もいれば、英語その他の言語対応なのか外国人もいる。
 そこで初めてスマホでMySOSのアプリを開いてチェックを受けるのだが、バイトの学生?が、端末の画面と突き合わせるだけで、1分ほどで青い用紙(写真)を渡され、要所で提示してくれと言われるだけ。拍子抜けした。
 朝一番の飛行機(午前8時着)だったので、チェックの待ち時間は無かったが、混んでいる時間なら大変だったと思う。大変な労力と人件費を掛けて日本だけがやっている、本当に無駄なことだ。
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ニュルンベルクにて [ドイツ]

 ローエングリンの翌日、重い荷物を持ち、例によって9ユーロチケットのバスを使って中央駅へ出て、9時過ぎの電車でニュルンベルクに向かった。帰りの飛行機の予定が二転三転した結果、土曜のフランクフルト便ではなく、日曜のミュンヘン便になったため、ニュルンベルクにもう1泊することになったのだ。
バイロイト~ニュルンベルク間
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 ホテルに荷物を置いた後、地下鉄でニュルンベルク空港に下見に行った。翌日朝ミュンヘンまでは飛行機ではなく、空港までLH手配のバスなので、停留所の場所確認である。空港にはLHの職員は駐在しておらず、合理化を徹底している。
ニュルンベルク地下鉄は無人運転
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 地下鉄で中央駅に戻って、市電でDokuzentrumへ初めて行ってみた。ナチ党の企んだ集会施設、議場などの跡地だが、殆どが未完成で終戦を迎え、今は広大な土地が残るばかりだ。広いので見学者はまばらに見えるが、フランスの高校生修学旅行、アメリカの団体客、オランダから車で来た夫婦などさすがに国際色豊かだ。
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ニュルンベルク交響楽団練習所
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ビール祭準備中
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街へ戻ってビール、ニュルンベルクを代表するTücherのビアホール
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バイロイト音楽祭ーローエングリン(Ⅳ) [オペラ(海外)]

 いよいよティーレマンの登場、最後の演目となった。第3回目のローエングリンを聞いたベルリン在住の日本人評論家の方がとても素晴らしいと仰っていた。今年のバイロイトは、コロナの影響をうけ、歌手も指揮者も交代があり、それでも、本番を続けることに全神経を集中し、演奏の個性は無かったように思う。でもティーレマンは、そうでは無かった。本当にオケの人数も減らしたままなのか分からないほどの音楽の高揚感があった。バイロイトの劇場は指揮者の音楽の違いがはっきり聞き取れるので、ティーレマンの細かい要求があっただろうことが、音からも想像できる。
 バイロイトに来てから、晴天続きだったが、初めて朝から曇りで天気予報も良くなかった。1幕後の休憩は何とか持っていたが、2幕後の休憩にはかなり土砂降りとなり、三幕前のファンファーレも1階の軒下でやった。
 この舞台はコロナ前に見ているが、ローエングリンに登場する民衆は、羽のある虫になっている。山奥の変電所の周りに住む虫たち。ローエングリンは電気を管理する立場で派遣され、青い作業服で出てくる。音楽は綺麗だが、話の内容は殺伐としている。メルヘンで終わる舞台は昨今ではもうない。
 ティーレマンの音は、妥協のないバイロイトの音だった。やっと最後に、物語を語ってくれる、本当のバイロイトの音楽が聴けて、幸いだった。これで帰国する。

Musikalische Leitung Christian Thielemann
Regie Yuval Sharon
Bühne 、Kostüm Neo Rauch  Rosa Loy
Licht Reinhard Traub
Chorleitung Eberhard Friedrich

Heinrich der Vogler  Georg Zeppenfeld
Elisa von Braband Camilla Nylund
Friedrich von Telramund  Martin Gantner
Ortrud Petra Lang
Der Heerrufer des Königs Derek Welton
1. Edler Michael Gniffke
2. Edler Tansel Akzeybek
3. Edler Raimund Nolte
4. Edler Jens-Erik Aasbø
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ドイツでPCR検査顛末 [ドイツ]

 こちらドイツでも毎日20万人位の感染者が出ているようだが、テレビのニュースなどではほとんど触れられていない。街中でもマスクをしている人は全くいない。ただ、バスや電車に乗る時は、マスクをしていないといちいち注意されるぐらいだ。
 帰国が迫ってきて、日本の入国時のPCR検査を受けなければならなくなり、帰りの便が8/21(日)12時30分ミュンヘン発なので、ちょうど登場72時間前の今日13時前に受けてきた。
 そもそもバイロイトに着いた1週間前、街に出てtourist informationで検査場の地図を貰い、一番近い検査場で聞いてみたら、赤十字では、出国48時間前からしか受け付けないという。そこで次に、ロートマインセンターという商業施設に行き、出国時間をあえて言わずに、日本のPCR検査のプリントアウトした用紙を持参し、予約を希望する時間だけ言った。
 ここでは証明書は医者でななく、近くの薬局で書いてくれるので、検査前に一人40ユーロ支払い、支払い証明のカードを貰って検査へ行く。ネットで調べる限り、普通に医者で同様の条件のPCR検査をすると66.9ユーロかかる。医者と薬局では書類作成の値段が違うのではないだろうか、調べたわけではないが。
 検査後宿に帰ったら、午後2時にメールで返事が来た。勿論陰性。公演は4時からなので、今日のうちに、引き取って、その足で公演に行くことにした。
 薬局では皆がPCR検査の書類作成に慣れているわけではなく、我々の担当をした若者は一から調べてデータを打ち込んでいた。薬局にも専用のフォーマットがあるのに、日本専用の用紙に手書きで書き写す作業が余計なのだ。受け取ったとき、開演時間が迫っておりよく確認しなかったが、連れ合いの名前はかなり間違っており、検査時刻をPM/AM選ばず12:44と書いてあった。
 帰国時のSOSアプリへの登録はこの日本専用の証明書の写真をとりアップするのだ。幸い私は一発OKになったが、連れ合いはAM/PMの選択がないと却下された。幕間に劇場で作業したのだが、書類を書いたバイロイトの薬局も、日本でフォーマットをチェックする(多分)バイトの人も、どちらも相当いい加減と言えるだろう。連れ合いは同行家族は同じ条件で通ったとメールで訴えて、翌朝までにはクリアした。(写真参照、PMへの〇印は自分で書いて送り直した。)
 日本専用のフォーマットはまあ無意味だと実感した。
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バイロイト音楽祭ータンホイザー [オペラ(海外)]

 バイロイト入りしてから、好天に恵まれて雨は全く降らなかったが、今日は朝から突然の豪雨があるなど、少し不安定になってきた。
 2年前、映像でしか見た事がなかったが、ちょっとした変化があった。冒頭、車で旅しているとき、一つ前の演出を指して、ガス工場は不評により閉鎖というような看板があったように思うが、今年見たのは、間違ってザルツブルグ音楽祭へ行ってしまい、バイロイトにもどるという筋だった。
 何でも好きなことすればよい、だれも気に留めないからという、ポジティブだかネガティブだかわからない主張だが、自己責任でにおいて、皆悲しい結末だ。
 グールドは今年のバイロイトで歌う役柄で一番好きなのは、タンホイザーだと8/2の野外コンサートで言っていた。コロナも乗り越え、トリスタン、タンホイザー、ジークフリート(黄昏)を一人で歌うのは、コロナ禍ならではの人選なのか、信頼が厚いことがうかがえる。ローマ語り、素晴らしかった。
 合唱は、人数を減らしているのだろうか、音の厚みがなく、自然に涙が出てくるような感動は無かった。一幕後のパフォーマンスは楽しいものだった。

Musikalische Leitung Axel Kober
Regie Tobias Kratzer
Bühne Rainer Sellmaier
Kostüm Rainer Sellmaier
Licht Reinhard Traub
Video Manuel Braun
Dramaturgie Konrad Kuhn
Chorleitung Eberhard Friedrich

Landgraf Hermann Albert Dohmen
Tannhäuser Stephen Gould
Wolfram von Eschenbach Markus Eiche
Walther von der Vogelweide Attilio Glaser
Biterolf Olafur Sigurdarson
Heinrich der Schreiber Jorge Rodríguez-Norton
Reinmar von Zweter Jens-Erik Aasbø
Elisabeth, Nichte des Landgrafen
Lise Davidsen
Venus Ekaterina Gubanova
Ein junger Hirt Tuuli Takala
Le Gateau Chocolat
Le Gateau Chocolat
Oskar
Manni Laudenbach

Mick Morris Mehnert
24.8. (Umbesetzung)

バイロイト入りしてから、好天に恵まれて雨は全く降らなかったが、今日は朝から突然の豪雨があるなど、少し不安定になってきた。
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バイロイト音楽祭ーさまよえるオランダ人 [オペラ(海外)]

 本日は「オランダ人」で18時開演なので、昼間ビアガーデンに行った。バスを乗り継いで、某所に11時半頃着いたが、まだお客はまばらだった。12時になったら急に混んできて、ベンツのマークのついたつなぎを着た若い子達が 8人、肉食ってビールらしきものを飲んで、ベンツを運転して帰っていった。
 オランダ人は昨年の新演出だが、評判の悪かった首吊り場面も今年もやっている。幽霊船が出てこない読替演出だが、もう慣れてしまっているのか、特にブーも出ない。
 歌手は他の演目と同様、皆素晴らしかった。
 ゼンタ役は今年、バイロイトでフライヤとグートルーネを歌い活躍している。ゼンタとしては声が優しく、他の二役でも美声を聞かせてくれる。ゼンタはヒステリックな役どころが一般的だが、昨年のゼンタより、人柄が出て作品にとってはプラスになると思う。
 オランダ人は、物語として、普通に幽霊船を出して欲しいという声はないのだろうか。バイロイトではありえないだろうが、舞台の作り手と、お客さんとの要望は一致しない。クリエイティブであれば、お客さんに無理矢理、嫌な場面を強要して良いのか。ウクライナ問題が起こったことで、この演出はあっという間に、不適切になったのでは無いかと心配だ。こんな悲しくて悲惨な舞台を大枚叩いて見たくも無い。
 話題の女性指揮者は、個性はなく、可も不可もなく、とりあえず破綻せず進んだが、以前のティーレマンのオランダ人を思い出すと、雲泥の差だ。振れることと、聴かせる演奏をすることは別ものだ。

Musikalische Leitung Oksana Lyniv
Regie Dmitri Tcherniakov
Bühne Dmitri Tcherniakov
Kostüm Elena Zaytseva
Licht Gleb Filshtinsky
Dramaturgie Tatiana Werestchagina
Chorleitung Eberhard Friedrich
Daland Georg Zeppenfeld
Senta Elisabeth Teige
Erik Eric Cutler
Mary Nadine Weissmann
Der Steuermann Attilio Glaser
Der Holländer Thomas J. Mayer
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バイロイト音楽祭ー神々の黄昏Ⅱ [オペラ(海外)]

 一幕ノルンは灰色の衣装、灰色の仮面をつけている。初めからアルベリヒも出てくる。
 黄昏では、ジークフリートとブリュンヒルデの家に女の子が居る。子供は過去、現在、未来をつなぐノルンの縄と一緒にベットにいる。すでに、子供がラインゴルト、宝の象徴なのだろうと聴衆は確信している。でも結局、子供の目前で縄は切れるのだ。結末は分かっている。エルダも言っている。それでも、観客はつい明るい未来を期待してしまうのだろう。
 ジークフリートとグンターは、隠れ頭巾を使い、子供もギービッヒ家に連れて帰る。その際、ノートウングは壁に掛かったまま置いていく。年老いたグラーネもジークフリートについてくるのだが、ギービッヒに到着すると、ズタズタにされる。兄弟の契りに酌み交わす血は、二人のものでなく、グラーネの血のようだ。
 ヴァルトラウトも精神を病んでいるようで、コーヒーにシュガーポットの中身を全て入れた。この辺りで、誰がまともなのか、よく分からなくなっている。ヴァルキューレから度々出てくる赤い仮面をギーヴィッヒ家の家来がつけている。
 ジークフリートに出てきたファフナーの介護士、若いハーゲンはどうしたのだろう。ジークフリートまで伏線だと信じてきたことが、何一つ引き継がれず、解決せず、訳が分からなくなる。幕切れは悲惨で、ブリュンヒルデもサロメのようになってしまう。子供も生き絶え、ハーゲンだけは死なないようだ。初めから、ラインゴルトは、無かったのか?大事にされていたピストルは、黄昏では使用されず、ジークフリートは、ナイフで刺される。
 9月にNHKBSで初めて黄昏だけ見る人は、残酷さにいら立ち不愉快になるかもしれない。ラインゴルトからジークフリートまでに様々な伏線が示されるが、その内容は黄昏を見ただけでは想像できない。結局夢も野望も策略も報われず水泡に帰す。無駄な努力と気づかせるためか、演出家は、時々聴衆に期待感を持たせ、聴衆の日常に入り込んで来る感じだろうか。子々孫々に伝えられる栄光も富も実際には存在しないことを徹底的に見せつけられた気がする。
 幕切れを見ると、それぞれの人生に終止符が打たれ、もとよりラインゴルトは無かったのかなと気づく。聴衆はラインゴルトが何であるか、必死に4日間考え、振り回され、結局見出せない。子供がラインドルトであると途中までは期待をもたされるが、それも幻想に終わる。これが、一度チクルスを見た時点での演出の印象。
 音楽は、軽やかに流れ明るい感じ。難は無く、破綻なくまとめたと思う。歌手は全員素晴らしい。コロナ禍を乗り越えた音楽家は、もうミスなどしない。ただし音楽は平坦で、新たなドラマは語ってくれなかった。まあ仕方ないかもしれない。

Musikalische Leitung
Cornelius Meister
Regie
Valentin Schwarz
Bühne
Andrea Cozzi
Kostüm
Andy Besuch
Dramaturgie
Konrad Kuhn
Licht
Reinhard Traub
Video
Luis August Krawen
Chorleitung
Eberhard Friedrich
Siegfried
Stephen Gould

Clay Hilley
5.8. (Umbesetzung)
Gunther
Michael Kupfer-Radecky
Alberich
Olafur Sigurdarson
Hagen
Albert Dohmen
Brünnhilde
Iréne Theorin
Gutrune
Elisabeth Teige
Waltraute
Christa Mayer
1. Norn
Okka von der Damerau
2. Norn
Stéphanie Müther
3. Norn
Kelly God
Woglinde
Lea-ann Dunbar
Wellgunde
Stephanie Houtzeel
Floßhilde
Katie Stevenson
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Staffelbergへ [ドイツ]

 本日のローエングリンはチケットが無いので、ちょっとしたWanderungに出掛けた。例によって9ユーロチケットを使い、朝9時過ぎに電車1回乗り換えでBad Staffelsteinまで行く。ここはちょっとした温泉リゾートで、駅裏に大きなテルメがあるが、そこには行かず、駅前の閑静な住宅地を抜けてStaffelbergへ。平坦な土地なので、目的地は駅から見えている。
 小1時間で登頂、地元の人が犬の散歩に来ているくらいの道のりだ。頂上のビアガルテンに期待していたが、何と休み。こういう時にGoogleマップが力を発揮、「Biergarten」と入れるだけで、一番近い店を教えてくれる。と言っても、獣道みたいな草むらを下りて、村に着いても人っ子ひとりいない。大丈夫かと思ったら、ちょうど昼時の店だけは近所の人たちで一杯だった。
 飲み終わって駅までどう帰れば良いか聞くと、タクシーか歩きとのこと、結局3Kmのんびり駅に戻った。
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Bayern(白・青)ではなく、Franken(白・赤)の旗
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バイロイト音楽祭ージークフリートⅡ [オペラ(海外)]

 1幕、出だしからシャーガーのジークフリートが大暴れの大爆発で、本領を発揮した。ミーメの家には「Happy Birthday」の垂れ幕があるが、場所も時代もはっきりしないあばら屋だ。水槽やら電子レンジの小道具と、家族を模したのかドイツの伝統的マリオネットのような人形が多数ある。ヴァルキューレで出た赤い仮面の絵も出てくる。
 ミーメがプレゼントを置くので、ジークフリートの誕生日なのかなと思うと、とさすらい人が入ってきて、バースデープレゼントをさりげなく壁に立てかけて、置いていく。後でジークフリートが開けると、ミーメの杖で、整形外科で使う、腕を入れる輪がついたもの。ミーメの杖をさすらい人が壊していったので、ミーメとジークフリートがヴォータンの杖を引っ張りあっているうちに、鞘がぬけるように、剣が出てくる。
 剣を一から鍛えることはしないが、歌いながらリズム通りに部屋の入口を打ちまくり、一幕最後は普通通り大暴れで、人形の首を切りまくり、家をむちゃくめちゃにして行く。
 二幕、瀕死の状態でファフナーが入院しており、ヤングハーゲン(黙役)がベッドにつきっきりで看病している。ファフナーに嫌われているダメ看護婦が、森の小鳥。ミーメ、ヴィータンがそれぞれ花束を持ってお見舞いに来るが、ミーメは追い返され、貧相な花束は捨てられ、ヴォータンの豪華な花束は奥に持っていかれる。
 ジークフリートは手を下さないが、ファーフナーはベットから降りて転倒して息絶える。小鳥のささやく宝の在処についてヤングハーゲンは知っており、ジークフリートから何か光る腕(指)輪のようなものを渡され、2幕最後はジークフリートに一緒についていく。隠れ頭巾はジークフリートが持って行く。
 3幕、ジークフリートの求めに応じないブリュンヒルデは、眠らされる前に倉庫に持ち込んだ、さすらい人の帽子(あるいは、自分の帽子かもしれないが、)それを見つけたとたん覚醒する。

Musikalische Leitung Cornelius Meister
Regie Valentin Schwarz
Bühne Andrea Cozzi
Kostüm Andy Besuch
Dramaturgie Konrad Kuhn
Licht Reinhard Traub

Siegfried Andreas Schager
Mime Arnold Bezuyen
Der Wanderer Tomasz Konieczny
Alberich Olafur Sigurdarson
Fafner Wilhelm Schwinghammer
Erda Okka von der Damerau
Brünnhilde Daniela Köhler
Waldvogel Alexandra Steiner
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バイロイト音楽祭ートリスタンとイゾルデ(Ⅱ) [オペラ(海外)]

 新演出のトリスタンだが、意外と穏健で過激な読み替えは無かった。8/2バイロイト友の会の総会のとき、演出家が、コロナ禍なので最低限の演出にしたと話していた。
 そもそも、トリスタンとイゾルデに舞台演出は必要ないと私は思っている。説明ではなく、見る人一人ひとりの心の中に見えるもの、感じるイメージ、想像することが、楽しいのではないかと思う。
 この演出は、綺麗で良かった。今の世の中、現実のウクライナもコロナ禍そのものが、苦難、悲しみと言えるだとう。そういう現実を前に、演出で社会の縮図を見せる必要がなく、今は、美しいものや、希望を持てる舞台にしてもらいたいと思う。
 もう映像を使うことを云々する時代は超えたと思う。初め昼間の空は青く、雲が流れ、舞台中央の船上プールの水に青さが映っっている。二人が薬を飲み干すと、夜の色に変わり、星空となる。そして、水の流れが激しくなり、その中で二人が溺れる姿は比喩的で、グッと来た。世の中に平和が戻るまで、物語は物語として、語り継がれれば充分な気がする。現実世界以上の刺激は過多だと思える。

Musikalische Leitung
Markus Poschner
Regie
Roland Schwab
Bühne
Piero Vinciguerra
Kostüm
Gabriele Rupprecht
Dramaturgie
Christian Schröder
Licht
Nicol Hungsberg
Chorleitung
Eberhard Friedrich
Video
Luis August Krawen
Tristan
Stephen Gould
Marke
Georg Zeppenfeld
Isolde
Catherine Foster
Kurwenal
Markus Eiche
Melot
Olafur Sigurdarson
Brangäne
Ekaterina Gubanova
Ein Hirt
Jorge Rodríguez-Norton
Ein Steuermann
Raimund Nolte
Junger Seemann
Siyabonga Maqungo
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バイロイト音楽祭ーヴァルキューレⅡ [オペラ(海外)]

 ジークリンデは既に妊娠中、ノートウングは出て来ない。ヴォータンの杖もない。その後ジークリンデは、三幕で出産、ブリュンヒルデが子供を抱いて現れるのだが、本来希望を失っていたジークリンデが、生まれてくる子供のために生きる決心をして、逃亡を図るはずなのが矛盾している。岩山に火は見えない。舞台上は、倉庫の扉の向こうに、ブリューンヒルデを閉じ込める。
 二幕冒頭、ブリュンヒルデは、恋人のような男性を連れて派手な服装で登場する。程なく男性がグラーネであることに聴衆は気付く。フライアの棺と写真が飾ってある。ブリュンヒルデは弔問に来たのか、フリッカにたしなめられ派手な服を着替える。有無を言わせぬフリッカの権力は、さらに強調されている。フライアの死を示すということは、どんな意味があるのだろう。皆死んでしまうということだろうか。
 ブリュンヒルデの指示で、ジークリンデの逃避行に、グラーネ(男性)が付き添う。3幕でグラーネは、岩山には入らない。
 歌手はとても素晴らしい。ジークリンデのダヴィットソンは今とても売れっ子で、身長188cm、声量もあり、歌に余裕があり、コロナ前はこういう堂々とした歌手には出会わなかった。テオリンも良いと思うが、カーテンコールでブーが出るのはなぜだろう。それほど絶叫しているわけではないのに、歌手に対する要求が変わってきているのだろうか。
 ヴォータン/ヴァンドゥラー役は何人か変わったようだが、認識している範囲で、グロイスベックが引き継ぐはずだったが全部降りて、コニエチュニーに変った。この人は今年大活躍、演技が素晴らしい。3幕の独白は、火も無くブリュンヒルデもおらず、ただ後ろに倉庫の扉があるだけで、ヴォータンの演技力にかかっており、素晴らしい見せ場だった。
 フォークトも勿論素晴らしいジークムントだ。一幕6場、ブリューンヒルデがジークムントに死の宣告をする場面には、ヴォータンもいて、他にもほぼ登場人物が勢ぞろいしていたと思う。ラインゴルトからそうなのだが、全員舞台に上げているのは、全員が関わっているという意味だろうか。
 音楽はオケの人数が少ないのか、音がうすい気がする。コーネリウス・マイスターの音楽の盛り上げ方はロマンチックで、例年、指揮者が、細部で個性を見せる感覚とは違う。激しさを避け、万人向けというか、誰にでも許容される穏やかな音楽でとどめておくのか。歌手は素晴らしいけれど、コロナ前に比べ、音色や音楽による感動は浅い。

Musikalische Leitung:Cornelius Meister
Regie:Valentin Schwarz
Bühne:Andrea Cozzi
Kostüm:Andy Besuch
Dramaturgie:Konrad Kuhn
Licht:Reinhard Traub

Siegmund:Klaus Florian Vogt
Hunding:Georg Zeppenfeld
Wotan:Tomasz Konieczny
Sieglinde:Lise Davidsen
Brünnhilde:Iréne Theorin
Fricka:Christa Mayer
Gerhilde:Kelly God
Ortlinde:Brit-Tone Müllertz
Waltraute:Stéphanie Müth
Schwertleite:Christa Mayer
Helmwige:Daniela Köhler
Siegrune:Nana Dzidziguri
Grimgerde:Marie Henriette Reinhold
Rossweisse:Katie Stevenson
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バイロイト音楽祭ーラインの黄金Ⅱ [オペラ(海外)]

 バイロイト友の会総会のときの演出家との質疑応答から、子供が重要な役割を果たすことは想像できていた。最初の映像で血族問題が絡みそうなことは強く感じる。記憶に残った舞台の様子を書き留めておく。
 序奏から幕一杯に双子の胎児の映像、ひとりがもう一方の右目を突き血が噴き出す。ヴォータンとアルベリヒなのか、最初から思わせ振りたっぷりで期待させる。ラインの川底は別荘のプールで、何人かの女の子と男の子ひとりがいて、その男の子がアルベリヒに連れ去られる。黄金は出てこない。
 変わって舞台はどこかのモダンな屋敷の一室、ヴォータン家族のほか黙役の召使女性も多数、エルダも最初からそのひとりの間抜けな女中として登場する。ローゲとヴォータンがお宝を探しに行き、ニーベルンゲンの子供たちの中から一人の男の子を、自分の屋敷に連れて行く。この子供がラインドルトかなと思うが、色々小道具が出てくるので、四角錐の光る箱の中は何だろうとかと思わせて、最後その中からピストルが出てくる。ヴァルハラは出てこない。
 ファーゾルトが殺され、最後フライアが後を追うように死ぬ。色々な謎、伏線が提示され、ジークフリート以降への期待が高まる。
 音楽は伸びやかで、明るい印象。急き立てられるような感覚はなく、どうぞ、安心して聴いてくださいという思いなのか、破綻しないことが今は大事かもしれない。遥々バイロイトまで来て、この劇場の響きを聴けるだけで、まず幸せだと感じる。
 歌手陣は安定している、今年ドイツに来て感じるのは、コロナ禍で交代した歌手が皆素晴らしい。コロナ前は名手でも多少の難が見えた気がするが、ミスが無いことは、この二年間の様々な努力により、成し遂げた結果だろうと感じる。新国立劇場の頑張りは世界の縮図だったようだ。
Musikalische Leitung:Cornelius Meister
Regie:Valentin Schwarz
Bühne:Andrea Cozzi
Kostüm:Andy Besuch
Dramaturgie:Konrad Kuhn
Licht:Reinhard Traub
Video:Luis August Krawen

Wotan:Egils Silins
Donner:Raimund Nolte
Froh :Attilio Glaser
Loge:Daniel Kirch
Fricka:Christa Mayer
Freia:Elisabeth Teige
Erda:Okka von der Damerau
Alberich:Olafur Sigurdarson
Mime:Arnold Bezuyen
Fasolt:Jens-Erik Aasbø
Fafner:Wilhelm Schwinghammer
Woglinde:Lea-ann Dunbar
Wellgunde:Stephanie Houtzeel
Floßhilde:Katie Stevenson
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Festspiel Openair : 祝祭劇場下 Festspielparkで野外コンサート [コンサート]

 祝祭劇場への上り坂が始まるFestspielpark入口すぐ左手に、野外コンサートのステージが設営され、椅子や敷物持参の、ピクニックコンサートが指揮者7/27 Oksana Lyniv 8/2 Constantin Trinks、祝祭管弦楽団、ソリストKristiane Kaiser, Okka von der Damerau, Stephen Gould und Jens-Erik Aasbo、テーマは、 Glaube, Liebe, Hoffnung“
 指揮者、歌手へのインタビューを交えながら、20時から22時まで、R.Wagner だけでなく、世界のオペラの抜粋をきかせくれた。企画運営は、 die BF Medien GmbH Taff 。
 オケはさすがに上手だった。タンホイザー序曲など、何の苦もなく弾いていた。グールド始め歌手も楽しんでいたようだ。
 グールドは、インタビューでワーグナーの役で何が一番好きかと訊かれて、タンホイザーと答えていた。ザイフェルトの話と少し違うような……
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バイロイト友の会総会 [ドイツ]

 10時から、フェストシュピールハウスのシュタイゲンベルガーのレストランで開催された。出席者はカタリーナのほか、今回新演出のリングとトリスタンの演出家が来た。
 リングの第一チクルスで、既にヴァルキューレまで終わっていたので、その後の展開について演出家に質問が相次いだ。ジークリーンデがジークムントに出会った時点で、すでに妊娠しているではないか、とかあらすじに関わる質問が出たが、当然なことに演出家は答えたくなさそうであった。
 とにかく来場者は先のことを知りたがったが、演出家はそれはビールを飲んで語り合いましょうなど、はぐらかしていた。
 トリスタンのほうは、コロナの影響もあり、最低限の演出しかしていないと明言した。上演は今年は2回のみ、来年以降何か変更があるかどうかなど、先のことは全くわからないとの話だった。
 カタリーナは終始マスクをしていて、あまり発言は無かったが、とりあえず開催にこぎつけられたことを喜んでいた。

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バイエルン国立歌劇場ー影の無い女(ミュンヘン・オペラ・フェスティバル 2022楽日) [オペラ(海外)]

 指揮者のショルテスが、7/22「無口な女」の公演中亡くなったとの報道があって、劇場のWebページを覗いてみると、シーズン最終日7/31「影の無い女」のチケットがかなり余っていた。そこでバイロイト入りを早め、急遽バイロイトからミュンヘンへ9ユーロチケットで行くことにした。
 日曜なので、電車はとても混んでおり、まずバイロイトからニュルンベルクまでREで行くのに、工事中のためニュルンベルクの一つ前のOst駅で降り、市電に乗り換えねばならない。ニュルンベルクの駅では入線30分前から待ったので自分は座れたが、車内の立っている人を見ると気が滅入ってくる。赤ちゃん連れの夫婦も多く、お父さんの働きぶりはたいしたものだと思う。まあ想定内の遅れでミュンヘンに着いた。しかし降りる人と乗る人でホームは身動きが取れない。係員が乗る人を制限していた。
 オペラは17時開演予定だったが、なかなか客席への扉が開かず、開演予定僅か10分前にアナウンスが入った。
 バラクの妻役のNina Stemme が急病で、代わりにフィンランドからMiina-Liisa Väreläをが飛行機でミュンヘンに向かっているという。17時ミュンヘン空港到着予定なので、開演を19時に延期するというのだ。
 最終日の公演なので日を延ばすことはできない。さすがに5時間かかる公演を、日曜の夜中の12時まで集中して鑑賞できるお客さんばかりではない。当然チケットキャンセルも認められ、また、2幕で帰ったお客さんもかなり居た。立見席のチケット人はどの席でも移り放題だった。
 2時間経ち、代役のVäreläは空港から警察に護衛され車で到着したとインテンダントの説明があった。代役は舞台袖で歌い、女優?(演出助手)が演技をするのだが、この人の演技が、ふてくされた妻の態度に終始し、バラクの妻には見えず、単なる黙役としか感じられない。歌っている感じは皆無なのだ。この選択しかなかったのだろうとは思うが、残念だった。
 ヴァイグレの音楽は予想どおり、温かみのある優しい音だった。激しいティーレマンの演奏とは、全く別ものだ。影の無い女は激しい音楽だとずっと思っていたが、こんな演奏も可能なのかと驚いた。ヴァイグレの音楽には、いつも温かみを感じる。殺伐とした今この時に聴きたい指揮者だ。
 幕は下りたが拍手は失礼して、狙った時刻の地下鉄で、その日のうちに、ミュンヘン中央駅の安宿まで帰り着いた。
 影の無い女は7/28と7/31公演のみで、ウクライナ問題でゲルギエフ→ヴァイグレになったのだと思う。28日公演の後、 Stemmeは劇場から表彰を受けたそうだが、その後コロナ感染なのか?明確な説明は無かった。
 今年のミュンヘン・オペラ・フェスティバルはR・シュトラウス特集で、コスキーの薔薇騎士もその一環だった。最終日マイスタージンガーを演奏するという習わしは2009年が最後だったらしい。
ミュンヘン中央駅の混雑ぶり
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世界遺産 カタルーニャ音楽堂 [スペイン]

 世界遺産 カタルーニャ音楽堂。ガウディと当時対抗していた建築家が設計した建物、周りはガラスの囲いで保護されていて、アムステルダムのコンセルトヘボウを思い出した。
 演奏会はやっていなかったが、見学は予約制で、45分に一回ほど、オルガンの録音演奏がある。のんびり3時間近く滞在した。
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1913年公演時のパルジファルの鐘
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リセウ歌劇場ーノルマ [オペラ(海外)]

 ベッリーニは殆ど聴く機会がなく、何十年も前にウィーンで聴いた、グルベローヴァの清教徒が記憶に深く残っているくらいだ。
 個性の違う二人の女声が本当に素晴らしく、2幕のニ重唱が特に美しかった。この時代は、叫ぶような歌い方はせず、只々、メロディーとハーモニーが美しく、心が洗われるようだ。
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サグラダ・ファミリア [スペイン]

バルセロナ市内観光

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バルセロナで本場・フラメンコショー [スペイン]

 バルセロナで、フラメンコを初めて見た。タブラオ「エル・コルドベス(El Cordobes)アンコールのみ写真撮影OKだった。
 床を棒で突きながら始まりのリズムを作る。タップの音量に驚いた。美しい。棒はバストン、青い衣装はパタデコーラと言うそうだ。
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バルセロナの海岸で [スペイン]

 バルセロナで、3回海岸に行った。初日はバルセロナオリンピックを開催した周辺、2日目は少し郊外のバタロナ、3日目は南下してシッチェスと言う町だ。友人は泳いでいたが私は浜辺に横になって、うだうだとしていた。日本人は海水浴なら真昼と思うが、こちらでは暑いので夕方から来る人も多い。仕事帰りに5時から7時というのが一番静かな時間帯かもしれない。そして多分午後6時までは、浜辺でのアルコールは飲むのも販売も禁止、とても健全だ。
 浜によるが、大きな敷物やパラソルのレンタルや販売がある。大体は家から持ってきて、普通に電車で来るひとも多い。初日の都会の海岸では、2時間でパラソルが15ユーロ、寝転ぶ椅子が10ユーロだった。二日目のバダロナは、遅めに行ったので、警備員の高い椅子があるパラソルの陰で、砂にバスタオルを敷いて寝転んだ。浜辺は結構風があり涼しいので、椅子よりむしろ暖かい砂の上に寝転ぶ方が、自分としては、暖かく心地よく感じた。
 シッチェスは、バルセロナから、電車で南へ1時間、貿易で栄えた町で、リゾートといえる一角がある。アルゼンチン人のお店で軽く食べてから、浜辺に5時に行った。すると、パラソルも椅子も無料、お勤め帰りの人たちもやってきた。7時までくつろぎ、貿易で潤った家の財宝が展示されている美術館を駆け足で見て、8時閉館、帰りの電車が遅れ、ホテルに戻ったのは夜11時だった。大体午後9時までは、明るい。
 シッチェスで初めて気づいたのだがバルセロナの海は地中海とも言える。個人的に旅がまだ続くのでここで体調を壊すわけにいかず、海水浴はしなかったが、足だけ海水に浸かってみた。海水は暖かく柔らかい感じがして日本とは全く違う。日本で海水浴をしているわけではないが海の水は冷たく刺すような記憶がある。そして逃げ出してくるのが子供の頃の常であった。彼女が言うのだが、ここは別の惑星のようだだろうと。その通りかもしれない。とにかく海水が柔らかく感じた。
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バダロナ
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シッチェス
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美術館にあった日本の絵
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スペイン初上陸、マドリードからバルセロナへ [スペイン]

 マドリードの空港へ着陸するとき、周囲が茶色の地面だったの意外だった。何となく緑の空港を想像していたが、ここがかなり南の乾燥地帯であることが、見てとれた。今回スペインの旅はベルリン在住の友人の休暇に9日同行するという、空前絶後の旅だ。
 マドリードといえ、巨大なプラド美術館、ピカソのゲルニカがあるソフィア美術館が必訪アイテム。

 マドリードからバルセロナまでは、スペイン国鉄Renfeを使うのだが、乗車システムはドイツと違い、特急は必ず座席予約をせねばならず、発行されたチケットを見せるだけで乗車でき、車内でのコントロールは無い。しかし、どうも長距離を乗る場合には、空港の様な荷物検査があるようだ。乗る列車が前日まで決まらなかった。(友人の意向で決めなかった) 当初は30ユーロもしなかった乗車賃が、最終的に、100ユーロを超えたので、私はユーレルパスを使うことにした。しかし座席予約は必要だ。出発は17:00なので、当日朝 マドリードアトーチャ駅まで、座席予約をしに行った。座席予約は窓口か発券機のみと書いてあるので、まずは、窓口が無難と思ったが、結局3か所の窓口を歩き、しかも混んでいるので、係員に発券機で座席予約できるか尋ねたが、QRコードに対応するのは、最後にたどり着いた大きな窓口だけだった。
 スペインで休暇をとる友人は、私に勝手に行動するようにと言うので、不安ながら、駅の窓口を渡り歩いたのだが、スペイン人は、とても親切だ。日本だったら、今ちょっと急いでいるので、と話しかけられても、たいがい断るのではないだろうか。ところが、ここでは、スペイン語同士でも、外人でも、必ず聞いてくれて、かなり長く話してくれる。不思議と、誰にでも、どんな時でも、立ち話する時間があるようなのだ。不思議だ。
 その時窓口で買ったのは13.7ユーロの座席予約だけだったので、このチケットがそれほど大事だとは、乗車する時まで気づかず、ユーレールパスのQRコードをこれ以降提示する必要は無かった。
 ヨーロッパ全土で使えるユーレルパスだが、ドイツ国内のシステムで使い易いよう作成されているように思う。ユーレルパスのQRコードを出して、そんなのチケットじゃないと罵られるのも、妙な気がする。
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マドリッドホテル周辺散策 [スペイン]

 ホテルは旧市街の良い場所にあり、観光には便利だった。市街地は、どっしりした大きな建物が多く、さすがに帝国だと感じた。
 気温は40度位あると言う事前の情報があったが、そこまでの暑さは感じず、空気も乾燥しているので苦しいとは感じない。夜は10時ぐらいまで明るくて、人通りもそれほど多くはなく、異国の地と言う感じだった。
 マドリッドは1泊しかしなかったので、美術館以外は行かなかった。と言うよりも、美術館に行くためにマドリッドに1泊した。
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プラド美術館 [美術・博物館]

 マドリッドの空港から、バスでホテルに向かった。ホテルはプラドと言う名前で、プラド美術館の近く。改装されたばかりのきれいなホテルだったが、シャワールームが独立しておらず、二人では音がうるさく、早朝は使いづらい。
 近くのサンタナ広場で食事をして、16時くらいから美術館へ行った。予約なしだったが、すぐに入れた。噂通りに広い美術館で、見るべきものは最初から印が付いているので解りやすい。ガイドブックには全部見たら3日かかると書いてあるが、重要な部屋を探すのは結構大変だった。
 ベラスケス、ゴヤ、エル・グレコなどのスペインの名画からイタリア、フランドルの名画も多数ある。
 4時から閉館間際までいた。6時から閉館8時までは入場料無料になるが、2時間では十分見られないだろう。写真撮影は禁止。チケットは、プラド、ソフィア、ティッセン3箇所のセット券を買い、翌日残りの2舘を回った。
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ベルリン新空港~スペイン到着 [スペイン]

 ベルリンの新空港、BERについてはじっくり見たかったが、時間が無くて、イベリア航空のカウンターを探してチェックインするのに精一杯だった。ただ、優先搭乗のチケットを買ってあったので、最後に着いて、最初に搭乗できた。
 スペイン・マドリッドの空港に到着する前、周囲が茶色の地面だったのは意外だった。何となく緑の空港を想像していたが、ここがかなり南の乾燥地帯であることが、見てとれた。今回スペインの旅はベルリン在住の友人の休暇に9日同行するという、空前絶後の旅だ。
 空港の入国審査が混み合っていて、列に並ぼうした時、「Berlin,Berlin」と呼ばれて、行ってみるとシェンゲン協定内なので入国審査が必要無いことを改めて認識した。(入国審査に並ばなくて素通りということ、ベルリン便に乗っていれば同じ扱い、パスポートにスペイン入国の痕跡無し)「あなたもか?」も聞かれたので、見た目(東洋人)で判断されたのだろうが、当然yesと答えた。
 少し先には女性の看護師が2人いて、体調の悪い人に呼び掛けていた。長居は無用と思い、空港を後にした。バスで中心地に向かった。
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二期会ーパルジファル [オペラ(国内)]

 まずは演出で、巷では種々言われているようだが、結構力作ではないかと思った。宮本氏はプログラムで、オファーを受けるまでパルジファルやワーグナーについてはあまり関心が無かったようなことが書いてあったが、結果として勉強して色々考えたり、過去の演出を見たりしていて、詰め込み過ぎで訳分からなくなった感がある。かつてどこかで見たようなアイデアや、唐突な場面が頻出することで、評価を下げているのかも、それでも演出家の良心のようなものは十分に伝わった。公演を重ねて刈り込んで行けばすっきりしてくると思うが、多分日本での再演は無いので、今回だけで終わってしまうのが残念だ。
 新国立劇場現演出の温さ(いくら巨匠と言え、演出家が20年も前に亡くなっているのでやむを得ないが)に比べれば、ずっと今の時代に沿っていると思うがどうか?
 それと舞台セットの貧弱さというかカネをケチった感がひどい。美術館・博物館の周り舞台は小学校の学芸会並みの書き割りで情けない。合唱の迫力の無さと相まって、全体の重厚感を損なった。
 歌手は皆さん好演していたと思う。純日本人キャストでここまでできれば、大したものだ。
アムフォルタス:清水勇磨
ティトゥレル:清水宏樹※
グルネマンツ:山下浩司
パルジファル:伊藤達人
クリングゾル:友清 崇
クンドリ:橋爪ゆか
第1の聖杯の騎士:新海康仁
第2の聖杯の騎士:狩野賢一
4人の小姓:宮地江奈、川合ひとみ、高柳 圭、相山潤平
花の乙女たち:宮地江奈、松永知史、杉山由紀、雨笠佳奈、川合ひとみ、小林紗季子
天上からの声:増田弥生、小林紗季子
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ベルリンでコロナ検査 [ドイツ]

 スペインへ行く二日前の晩、スペインにはコロナの入国規制がある事に気づいた。日本のワクチン証明は有効だが、ワクチンアプリは認められていないらしい。日本でブースター接種完了後、紙の証明書もあった方が良いとは思ったが、ドイツ入国規制が全面解除になったため、アプリだけで良しと判断、もうすっかり忘れてしまっていた。
 EU外の人は、スペインのフォーマットに合ったワクチン接種証明をネット上で作成し、QRコードを獲得せねばならない。何度も間違って、出発前日朝の3時に完成した、そして、10時になるのを待ってPCR検査だ、と言っても出発前24時間を切っているので、迅速抗体検査に該当する。鼻から摂る検査を初めてやった。何故か旅行目的だと検査費用が安くなり、10ユーロ標準が、3ユーロになった。紙の書類もお願いしたら、ドイツ語と英語両方作ってくれた。
 フライトは朝9時。4時にタクシーを呼んだのに、彼女は毎度遅刻30分近く待たせて、タクシーの次の予約をキャンセせねばならなくなってしまった。
 降りてきた彼女に、ドライバーが、次はもう少し遅く予約してくれと言うと、もう、支払いしてありますよねといつも前払いを利用する。
 4:30のベルリン空港直通急行列車が一本キャンセルになり、予定より30分遅れブランデンブルク空港に着き、時間が無いので、係員に言ったら自分でお願いしろということで、手荷物チェックも割り込みさせてもらい、チェックイン始まる寸前に搭乗口に着いた。他の乗客の皆さん、気持ち良く順番を譲ってくれた。優先搭乗の料金は支払ってあるので、ほぼ待たずに搭乗した。
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ライプツィヒ歌劇場 パルジファル(Wagner22) [オペラ(海外)]

 いよいよ最終日はParsifal。この演出のプレミエは2006年で、私は同年聖金曜日に聴いている。 
 一番の感想はコーラス。とても美しく見事だ。子供、女声、男声とも、声が柔らかい。前回もそう感じた。
 演出はブルーを中心とした光の演出。カーテンコールでは、グルネマンツ役、ルネ・パペが最も大きな拍手を受けた。シャーガーはやパンクラトバは、ライプツィヒの人たちにとって、声が大き過ぎるのではないかと思う。
 通常公演には無い叫び声なのだろう。トリスタンなら主役だから構わないが、パルジファルは題名役とはいえ、ここのプロダクションでは、最後、アンフォルタスがクンドリを呼び寄せて、一緒に安らかに昇天する感じで、グルネマンツも暗闇からスポットライトがあたり、二人に手を伸ばしつつ息絶える感じ。パルジファルは舞台奥に座り、かすかに存在が感じられるだけだ。
 多分ライプツィヒでは、パルジファルは救済者であり、目立つ必然は無い。
 もう一つ、シャーガーがたまに歌詞を間違える。今はどこも字幕が出るので、自分の聞き間違いではないような重大な誰でも気づくだろう箇所があった。これは、誰かに確認せねばならない。勿論、13演目通じて、ゲスト歌手ははっきり歌ってくれるので、字幕を追うこととができる。他の多くの歌手は、言葉が聞き取れない。きっと歌手の為にも字幕が必要なのだろう。
 シルマーにとっては、インテンダントとしての最後の舞台。終演後YouTubeでも挨拶を述べている。
 Wagner22で感じたのは、コロナ後どこの劇場でもそうだったが、カーテンコールの写真撮影は制止されないということだ。またHPより先にFBに最新情報が出る。おそらくTwitterにも同時に載るのだろう。そして、会場係の人が皆親切で、全てウェルカム、来てくれてありがとう!という感じなのだ。実際、今回見た演奏会で満席だったベルリンでのフィルハーモニーのティーレマン以外は、客の入りは半分程度に感じられた。まだまだ文化活動は復活していない。
 規則が厳しいバイロイト音楽祭は、今年一体どうなるのだろう。ライプツィヒのParsifalの翌日、バイロイトでリングを振るはずだったインキネンがコロナで、CORNELIUS MEISTER に交代することが発表された。
 さて、ライプツィヒ市内には歴史的建物が色々ある。今回殆どオペラとホテルとの往復しかしなかったが、その途中で気になったものは、電気自動車の充電スタンドと観光客が写真を撮りにくる、象の飾りがある建物。
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MITWIRKENDE
Kundry:Elena Pankratova
1. Knappe:Julia Sophie Wagner
2. Knappe:Sandra Maxheimer
Altsolo:Sandra Janke
1.Blumenmädchen/1.Gruppe:Olga Jelínková
2.Blumenmädchen /1.Gruppe:Magdalena Hinterdobler
3.Blumenmädchen/ 1.Gruppe:Sandra Maxheimer
1.Blumenmädchen/ 2.Gruppe:Julia Sophie Wagner
2.Blumenmädchen/2.Gruppe:Christiane Döcker
3.Blumenmädchen/2.Gruppe:Sandra Janke
Amfortas:Mathias Hausmann
Titurel, 2. Gralsritter:Randall Jakobsh
Gurnemanz:René Pape
Parsifal:Andreas Schager
Klingsor:Falk Struckmann
1.Gralsritter:Franz Gürtelschmied
3. Knappe:Patrick Vogel
4. Knappe:Dan Karlström

LEITUNG
Musikalische Leitung Ulf Schirmer, Inszenierung, Bühne Roland Aeschlimann, Kostüme Susanne Raschig, Bewegungen Lucinda Childs, Licht Lukas Kaltenbäck, Einstudierung Chor Thomas Eitler-de Lint, Einstudierung Kinderchor Sophie Bauer, Dramaturgie Katrin Bönisch, Chor der Oper Leipzig, Kinderchor der Oper Leipzig, Damen des Jugendchores, Gewandhausorchester

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ドレスデン国立歌劇場 ショスタコーヴィッチ「鼻」 [オペラ(海外)]

 この作品を、初めて聞いた。コンヴィチュニー7月2日の新演出だが、自分には比較するものがないので、どこまでがオリジナルで、どこからが、コンヴィチュニーの台詞や演出なのか分からない。氏は結構改変するので。しかもドイツ語上演で、字幕はドイツ語と英語だった。
 二幕最後で、鼻をなくした男が銃で自殺するが、これは原作には無いと思う。天国で鼻を見つけてもらう事になる。原作は混沌としたまま夢から覚めたら元の世界に戻っていたという曖昧な感じだと思う。
 音楽は小編成のオケで、Vn、Vc、Cb にもソロが沢山あり、軽快で透明感のある響きが心地好い。いかにもショスターヴィッチという音で、上演時間は休憩入れて2時間と、とても短い。日本でも上演すれば良いのにと思う。
Musikalische Leitung Petr Popelka
Inszenierung Peter Konwitschny

Platon Kusmitsch Kowaljow Bo Skovhus
Iwan, sein Diener Timothy Oliver
Iwan Jakowlewitsch, Barbier Jukka Rasilainen
Tenor-Solo / Wachtmeister (Geheimagent) James Kryshak
Sopran-Solo (Geheimagentin) Katerina von Bennigsen
Der Wachtmeister (Der liebe Gott) Aaron Pegram
Der Doktor (Jesus) Levente Páll
Jarischkin (Der Teufel) Jürgen Müller
Praskowja Ossipowna, Frau des Barbiers Roxana Incontrera
Die Tochter der Podtotschina Alice Rossi
Alexandra Gregorjewna Podtotschina, ihre Mutter Sabine Brohm
Die Nase in Gestalt eines Staatsrats Ludovit Ludha
Ein Oberst / Ein anderer Bekannter Gerald Hupach
Ein Angestellter / Ein Major Tilmann Rönnebeck
Ein Verkäufer / Ein Lakai / Ein Spekulant / Ein Bekannter Matthias Henneberg
Chosrow Mirsa David Kramer
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ドレスデン市内散策 [ドイツ]

 オペラが始まるまでツヴィンガー宮殿をゆっくり歩いた。ツヴィンガー宮殿の美術館へ入るのは15年ぶり。絵画館、陶磁器館、科学数学館がセット券になっている。15年前は館内撮影厳禁で、それでも係員の居ないところで、皆撮影していた。私もやって見たら運悪く見つかり、当時はデジカメだったので、消しました、カメラと示したところ、係の女性が、そのカメラ(ソニー製品)は自分には分からないと言われた。現在撮影は問題無い。
 今回は磁器に興味があった。以前NHKでマイセンの磁器の歴史番組を見て、アウグスト2世のことが気になっていた。お抱えの磁器職人がマイセンのお城に幽閉され、命がけで白い磁器を完成し、次の代が白磁で微細な彫刻のようなフォルムを完成させた。すると、その次世代の後継者として選ばれた人は白い磁器に色彩を施したいと、アウグスト2世に進言した。2代目はアウグスト2世が馬に跨った巨大な像を白磁で作る筈だった。ミニチュアが美術館に残っている。アウグスト2世の磁器の動物園は有名だ。3代目の技術者も重用するのだが、必要以上に2代目の作品に色を加えないよう、指示したそうだ。
 壁に掛かっている、彩色された鳥たちは、写真撮影の一瞬の動作を捉えたようなデザインになっている。足で獲物を踏みつけていたり、枝を這う虫たちは、リアルすぎる。
 お向かいの王宮Grüne Gewölbe にもついでに入った。殆ど綺麗になっていたが、まだ修復中で、展示場所が離れている。展示品は良く覚えていた。別な場所で見た青い円形マントはやはり美しい。
 ちなみに、絵画館にあるはずの修復されたフェルメール「手紙を読む女」は、日本を手始めにずっと貸出中で、コピーが1枚貼ってあるだけだった。きっと世界中を廻って、美術館の財政に貢献しているのだろう。https://gruen.blog.ss-blog.jp/2022-02-10
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