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ライプツィッヒ歌劇場ーヴァルキューレ [オペラ(海外)]

 昼間から冷たい雨だが、幸い雪にはならなかった。
 一幕が始まり、あっ前日のオケと同じ音だと思った。ハイドンと同じ優しさで、ワーグナーはどうなるのだろうかと思ったが、素朴で力まず、自然な響きが懐かしく感じ、最近聞いていない新鮮なワーグナーでもあった。オケピットから二階席まで、濁りのない音が、まっすぐ上がってくる。自然体のヴァルキューレとでも言おうか、特に激しさを強調せずとも、美しい作品なのだと改めて思う。
 歌手の中では有名どころのThomas J. Mayer とEva Johanssonが目立った。演出は珍しくコンサバで、音楽を邪魔するようなことは無い。ただ、バレエが頻繁に使われて、少し煩わしい。
 客の入りは残念ながら悪い。新演出で、既に去年の夏バイロイト駅に大きなポスターを出していたほど気合が入っているのにどうしてなのか?ワーグナー公演に限らず、何の演目でも客は少ないようだが。
 そういう訳でロビーも広々と使えるが、地元ワーグナー協会は今回も出店を出していた。日本と違って入会勧誘よりも、各種グッズや資料の販売を主としている。(G)

指揮: Ulf Schilmer
演出: Rosamund Gilmore
Siegmund Daniel Kirch
Sieglinde Petra Maria Schnitzer
Hunding Rúni Brattaberg
Wotan Thomas J. Mayer
Brünnhilde Eva Johansson
Fricka Kathrin Göring
Gerhilde Marika Schönberg
Ortlinde Magdalena Hinterdobler
Waltraute Monica Mascus
Schwertleite Sandra Janke
Helmwige Josefine Weber
Sigrune Sandra Maxheimer
Grimgerde Karin Lovelius
Rossweise Wallis Giunta
Grane Ziv Frenkel
Loge Jens Röhl
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