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クラスのスイス人 [フランス語]

 スイス人は気前が良いし、態度に心配りがあるように感じる。話していて違和感がない。やはり国としてお金持ちなのだろうか、ちょっとしたお金をさりげなく払ってくれるのだ。例の騒動で、私が2週間分の家賃を二重に支払っていると知っているせいなのか、こちらが、気後れしてしまう。ベルリンと全く違う。仕事が無いといいながら、優雅だ。ドイツでは、真っ先に私がみんなにご馳走していたのに。
 サン・ドニは物価が安く、しかもバーゲン時なので、皆それぞれ、靴や服などかなり買い物をした。私も半額になっていたお手軽バッグを8ユーロで買った。
 帰り道ムーランルージュ前のステーキハウスでスイス人3人と食事をした。その後彼女達は90ユーロ払ってムーランルージュへ行った。私は高いので行かず、そのまま帰ってきた。(G)
↓夜のムーランルージュ


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寮での生活とフランス語授業 [フランス語]

 学校の寮は、隣接した建物の最上階6階にあり、とても眺めがよい。エッフェル塔も見える。夜は光輝いている。6部屋しかなく、けっこう静かだ。全員スイス人、二十歳の男性が一人今週から引っ越してきた。
 トイレは共同で一つ、部屋には小さなシャワー、冷蔵庫、電気コンロ2口、小さな流し台、それにSAMSUNGの電子レンジがついている。これは感激だ。食器もある。一人になりたいという欲求がやっと満たされた。ベルリンでも週末はよそに行きたくなる。ホテルでゆっくりしたいという気持ちと同じだ。さほど清潔とはいえないが、全部備わっている。手で洗濯もできる。マダムの家では週一回の洗濯機使用以外は洗濯禁止だった。
 マダムは寮なんて騒がしいし、話し相手も居なくてどうするんだとしきりに言われたが、まず静かなことが、一番の安らぎだ。

 3週目に入ったが、金曜の引越し以来、頭痛が止まらず、難儀していた。自分の意志をフランス語ではっきり言えるようになるまで、2週間もかかってしまったのだ。学校での交渉と、荷物を運ぶために下宿を2往復し、エネルギーが尽きてしまった。でもようやく、月曜の晩、就寝前のマッサージ効果か、8時間ぐっすり眠ることができ、一気に元気が回復した。新たな出発だ。
 授業は一週間カリキュラムが決まっている。午前は3時間、月曜は、話す表現練習、特定のテーマの語彙、火曜は書く表現練習、ディクテイション、水曜は文法と習った語彙を使う練習、木曜は読解と話す練習。金曜は文法と一週間のまとめテストだ。
 主に日常生活の語彙を習う。前週は細かな、家庭内の生活、今週は身に付けるものの名前、使う動詞、形容詞など。
 読解が私にとっては難しい。火事の時の行動規範について病院内の掲示、自然動物園での禁止事項の掲示、暖房器具の取説は、全く見たことが無かったので、難かしかった。
 先生達はとても熱心で、毎日夕方会議を開いている。
 昨日はレーゲンスブルクのご主人からスカイプが入り、学校に引っ越したことを話した。私にとっては、スイス人の友達とドイツ語を話しながら、フランス語を習う環境に変更したのは良かったと思う。寮はドイツ語世界だ。瞬時に切り替え、一つの文の中でお互いが混じらないように、これからは注意しよう。(G)
↓寮からの眺め、左手にエッフェル塔


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新しい出発-下宿を出た経緯 [フランス語]

 先週木曜の話に戻るが、この日の午後は授業は無く、先生が引率して、パリのあちこち案内してくれた。今週はBellvielle周辺11区19区20区の境にあるパリの芸術家の町へ行った。
 町全体は汚いが、芸術家のアトリエがあちこちにあり、窓から中を覗くことができる。また、夜ジャズや色々なコンサートを開く有名なバーやレストランが数多くある。ただ、昼間は汚いちょっと物騒な町だ。他にエディット・ピアフの家、トリフォーのロケに使われた、こ綺麗な路地、デザイナーブランドのおしゃれな家がところどころにある。とても一人では行かれない場所だ。
↓アトリエ1

↓アトリエ2


↓ピアフの生家

↓カフェのポスター

 アルバニア生まれのスイス人で、ルツェルンから来ているOLと親しくなった。雰囲気が姉御っぽく頼りになる。クラスでもよくできる。マダムの愚痴を言ったら、即、そこを出て、学校の寮に来たら良いと言ってくれた。迷っていた私も彼女に勇気付けられ、決心し、学校に住まいを替えてほしいと頼んだ。マダムが86歳であるからといって、人の私生活に口を挟むのはおかしい。他にも日本とヨーロッパの洗濯機の温度の違いを話したら、東京は日本の首都だろう、全部水で洗濯するのかとまるで、原始人扱いだ。「習慣の違いです、それ以上はなんとも言えません。」と何度も話を終えようとしたが、聞いてもらえず、意味の無い問答が30分続いた。他にもいろいろな事件があったが、最終的に金曜日に、家を出た。
 学校の怖い秘書のおば様に、月曜からにしてくれと言われたが、この週末に何が起こるかわからないので、不安なのだと訴えたところ、校長が部屋が空いているなら入れてあげたらいいと言ってくれた。学校中の話題になってしまった。
 二泊は仮の部屋で、月曜から2週間自分の部屋をもらう。マダムに支払った代金は返却されず、新たに宿泊代を支払う。これも授業料だ。
 午後、荷物を取りに2往復した。マダムにはあなたの質問に答えられないので、出て行くと言った。すると、そんなの普通だとか、学校では私を凄い進歩だと言っているのに、残念だと言い始めた。確かに、自分の意志や理由をはっきり言えるようになるまで我慢しているうちに、2週間たってしまったということだ。昨日の抗議のとき、いっしょに居てくれたルツェルンの友達が、私が8月からフランス語を始めたと言ったら驚いて、言ってることはよく分かったから大丈夫だと気遣ってくれた。
 夜は彼女の希望で二人でラザニアを食べに行った。会話はドイツ語主体で、仏語での言い方を教わりながら、楽しいほっとするひと時だった。私が家に帰りたくないというので、付き合ってくれたのだ。彼女とも国籍に関係なく、普通に自然に気持ちが通じあう。
 スイス人同士の会話はドイツ語だが、早口でなまりがきつく、よく聞き取れない。私が標準語で話すと、合わせてくれる人もいる。秘書のおば様の仏語も上級の生徒がドイツ語に直してくれるのでありがたい。他にノルウェーの女の子とも親しくなった。お母さんが日本で生まれた人で、今また日本語を習い始めたそうだ。彼女は殆どできないが、私のCASIO電子辞書に関心を示してきた。みんなそれぞれだが、ちょっと話してみるとすぐ、人柄がわかる。日本人のように、自分を隠さないので分かりやすいのかもしれない。(G)


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いよいよフランス語の授業 [フランス語]

 いよいよ授業が始まった。この学校は生徒が少ないので、とても丁寧に教えてくれる。教師による差はあるが、建物内部がきれいなので落ち着いて勉強できる。火曜の午前は、ずっと先生と一対一の授業だった。


 一、ニ時間目は語彙の時間、途中何語になっても気にせず、話せと言われた。三時間目は書く(作文)授業だった。誰かを紹介する文を書けと言われ、私は偉大な姑のことを書いた。午後、学校に預けてあったスーツケースを家まで運び、午後3時から再度学校に映画を見に来た。シャンソンを織り混ぜたコメディで、歌をを知っていればもっと面白かったかもしれない。
 学校は5時半までしか開いていないので、夕方、パレロワイヤル近くのマクドナルドへ行き、無料のワイヤレスランを使った。電波をもらうまで、4ページにわたるアンケートに答えねばならない。12月に来たときは、とても賑わっていたMacも、今はほとんど人が居らず、地下鉄にも観光客らしい人は見かけない。
 その後、20時からシャンゼリゼ劇場に、サンサーンスプログラムを聴きに言った。この劇場は開演30分前まで入り口を開けないので、最後の30分で予約のチケットを受け取り、狭いもぎりを通るまで、ロビーは人で大混乱だった。
 チェロコンチェルト、ヴァイオリンコンチェルト3番、シンフォニー2番、最後は再びチェロとヴァイオリンのソロがある小品La Muse et le Poeteだった。コンチェルトは断トツにVnの方が良かったが、最後の曲ではVcが主導権を握るのだが、ピッチは二人のソリストとも譲らず、最後までハモらなかった。指揮Jphn Nelson, Vn:Deborah Nemtanu, Vc: Guillaume Paoletti(シャンゼリゼアンサンブルオケの主席奏者)
 家主のマダムはなんと、86歳、若き日の写真はスーパモデルのような美しさだ。女優だったのかと尋ねたが、そうではないそうだ。旦那さんはもう亡くなったが建築家だったとのこと。各部屋に暖炉のある美しい住まいも旦那さんの設計とのことで、こちらも美男子だった。

 マダムはとてもおしゃれで、家では超ミニスカートを穿いている。とにかくおしゃべりで、顔を合わせている間中しゃべり続けている。界隈で有名人のようで、12月に下見に来たとき、パン屋さんで道を聞いたら、マダムをよく知っているようだった。
 学校が私のことを若くないと伝えたとみえて、会って顔を見るなり歳を聞かれ、自分には子供の歳だと頭をなでられた。翌朝火曜7:30、マダムに学校から電話がきた。私に登校時間を告げなかったので、起こしてくれという内容だった。その際、私が学校では話すので、大丈夫だという情報が届いたようだ。訳のわからない外国人に精一杯気を配ってくれていて、大変ありがたい。
 水曜日三日目の授業は文法と語彙・発音。文法はみなと一緒に、後半はまた一人だった。RとLの発音は日本人には特に難しいのだが、私は問題ないと言われちょっと嬉しかった。(G)


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フランス語ラストスパート [フランス語]

 仏語の秋学期も残すところ一ヶ月となり、急に勉強せねば!と思いはじめた。NHKの仏語講座を録画して見る気になった。独語を始めたころは真面目だったのに今は怠っている。友達がドイツで小さいponsの独仏辞書を買って来てくれて、ちょっとやる気が出た。そういえばドイツ文化センターの図書館には各国語の辞書があった。巨大なponsを独占して仏語は身近になり、独語が自分から遠ざかって行くような気がした。聞き取りは、ドイツ語の初歩より格段に楽だが、リエゾンが悩みの種で元の単語とかけ離れた音に、頭いえ耳を悩ましている。これじゃ分かる訳ないでしょと・・落胆の連続だ。話すときも、これに気づかないと全く相手に通じない。第一の難関だ。
 連絡が入り、カシオの電子辞書は、今日交換してきた。素早い対応で有難い。(G)


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フランス語の数の世界 [フランス語]

 フランスの数の数え方が複雑なことは、よく知られている。某都知事の問題発言は記憶に新しい。変拍子のような、小節線をまたぐ言葉のリズム、美しい発音の世界で夢見ているうちに、第一の壁にぶち当たった。簡単に言えば、71=60+11、81=4×20+1、91=4×20+11という複雑さだ。数を数として扱うのは小学校の算数だけで、普通は生活に使うものだ。不思議なことに、6桁の数字を読めたとしても、実際に紙幣やコインを使って金額を認知するときに混乱する。発音の語尾変化もあり、数の聞き取り練習は必須だ。全部聞き取れないと、とんでもないことになる。
 フランス語で対面の買い物は当分チェック不能だ。金額を尋ねたくない。まあ、実際買い物をするときは、3桁までだろうから、99までを完璧に使いこなすことを目標にしよう。その点独語は2桁区切りだから楽だ。初めは1の位から言うことに抵抗を感じたものだったが、100で必ず、hundertと言うので、聞き間違えることはない。仏語はcentしかもtは発音しないので、惑わされてしまう。言葉は文化、致し方なしだ。(G)


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一週間フランス語入門 [フランス語]

 フランス語を習うチャンスが到来した。確かに大学時代第二外国語として1年間だけお茶を濁して挫折した。音読できず、とても話せるようになると思えなったからだ。
 ところが、この学校の魅力は、完璧に発音ができるようにするということらしい。全ての母音、子音が色分けされており、各音の舌や口の使い方を丁寧に教えてくれ、単語はその色の音の組み合わせになっている。ただし、自分の口の中の状態を認知できないと、進歩は期待できないと最初に言われた。

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