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モルゴーア・クァルテット演奏活動開始30周年記念アンケートプログラム [コンサート]

 2023年に行った、再演希望曲のアンケート(ショスタコーヴィッチとロックを除いた曲から)結果に基づき、プログラムが決定された。
 大フーガはまるで現代曲のような音で、初めて聞いた時は、本当に驚いた。自分から聞く作品ではないが、出会う度に、ベートーヴェンの挑戦的な意気込みを感じ、その人柄を想像する。20世紀のシュニトケ
と一緒に聞いても、違和感がない。
 15番は、さすが、上手だと思った。荒井さんのお話では、いつもより、回数多く練習したとのこと。年齢を感じさせないパワーに感服する。
再演総選挙によるプログラム
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 変ロ長調 作品133「大フーガ」
シュニトケ/弦楽四重奏曲 第3番
ベートーヴェン/弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132
出演
第1ヴァイオリン:荒井英治
第2ヴァイオリン:戸澤哲夫
ヴィオラ:小野富士
チェロ:藤森亮一
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JAPAN vs. IVY LEAGUE アメフト対戦 国立競技場 [スポーツ]

 アメフトの試合を初めて見ることになったのだが、試合後アマオケの練習があるため、楽器を途中で預けてから行った。これも初体験で、echo cloak というサイトで登録店を探し予約すると、空きスペースで荷物を預かってくれる。今回は美容院だった。特に倉庫があるわけではなく、普通の営業フロアの一角に、楽器を立ててきた。このお店は大きなスーツケース4台まで預かる。出し入れの時間は、営業中であれば、細かく決める必要がなく、前払いで¥800、とてもありがたかった。
 朝から雨だったが、大寒の翌日でも凍えるほどの寒さではなく、出来る限りの防寒グッズを身につけて観戦した。
 一応ルールは読んで行ったが、ボールの色が茶色なので見失ってしまう。ラグビーボールは白なので見やすい。そしてタックルが一対一だったり、あちこちで同時に組み合っているので、真剣にボールを追っていないと、本当にどこにボールがあるのか分からなくなる。でも、試合の実況アナウンスがあるので、パスは成功!というような感じで言ってくれ、素早いパスは、見ていて気持ちがよい。
 もう一つ、選手交代が、集団で頻繁に行われ、いつもワサワサしている感じだ。ボールを奪い取る姿もなかなかカッコよい。やはり、グラウンドを走る姿を見るのは心地よいものだ。
 そして、試合合間に観客にカメラを向けると、皆さん喜んでパフォーマンスするのには驚いた。ラグビーやサッカーでは、ここまでノリノリのアピールしないだろう。日本人だけでなく、外人さんも日本人の真似をして、一気飲みを披露してくれた。こういう雰囲気を、スタンドが温まるという。
 面白い世界を垣間見ることができた。
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岡本侑也 プラハ交響楽団 [コンサート]

 まずは演奏の感想。
 二階奥の席だったので自分では明確に確認できなかったが、双眼鏡を持っていた連れ合いは、岡本さんが出て来るなり、いつもと違う新作楽器であることに気づいた。私は、舞台から離れた席で聞いたことが殆ど無いので、音の響きより最初の音程が気になった。今まで、そんなことは、一度も無かったので。
 一般的にドボコンは舞台奥の管楽器の位置まで、ソロの音が聞こえないこともあるらしい。まして、エリザベートコンクールで、西洋人と違う繊細なドボコンの世界を表現した、吠えないドボコンとでも言おうか、囁くように美しく歌うのだから、違う楽器を弾くには理由があるはずだ。どんな理由にせよ、プロの仕事は情け容赦ない。あれも、良い楽器だったと思うが、楽器に馴染む為の苦労は当然あったと思う。大きな拍手と何度もカーテンコールがあったのに、アンコールは勘弁して欲しいと言わんばかりに、最後は手ぶらで登壇した。
 次は3/10トッパンホールでの無伴奏リサイタルだ!
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104 B.191 (チェロ:岡本侑也)
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調 Op.95 B.178「新世界より」
ドヴォルザーク:スラヴ舞曲 第15番 Op. 72-7(アンコール)
指揮 トマーシュ・ブラウネル
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 夏のチケット発売日、サントリーホールの2階最後列B席を購入した。チケット代が高いし、サントリーなら2階後方で、岡本さんのドボコンがどう聞こえるか、試してみても良いと思ったからだ。でもその後、秋に来日した、ベルリンフィル、ウィーンフィルのチケット代を知り、唖然。勿論どちらも行っていない。
 12月になって、チケット間近割引なるものが出て、ジャパンアーツは大丈夫かなと心配になった。さらに1月に入り、他の演奏会も新春キャンペーン中と称し、お値引きが始まった。
 ジャパンアーツのアーティストとしての岡本さんは、私の印象では、構われていなかった気がする。今回のプラハ交響楽団でようやく、インタビュー記事を何ヶ所か掲載し、東京新聞夕刊に広告を載せた。また、エベーヌカルテットの代弾きの記事が音友に載り、メディアの話題と値引き効果があってか、最終日のサントリーホールは、沢山のお客さんが来て下さった。ただ我々アマオケ仲間では、後半が新世界ではちょっと…という人がいたのも事実。今回はチェコのオーケストラだし素晴らしい演奏だったが、国内オケでは安易にドボコンと新世界を組み合わせることが多く、残念だ。
 アンコールのスラブ舞曲は、さすが本領発揮の演奏に聴き惚れた。
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青木村の国宝 大宝寺三重の塔、上田安楽寺国宝 八角三重塔、前山寺重要文化財三重塔 [旅行]

 早朝朝風呂の帰り道、青木村を走行中、こんなところに国宝が?と矢印の方向へ。
 大宝寺は飛鳥時代、藤原鎌足の子(僧)により創立され、三重塔は1333年、建武の新政の前年に建てられた。
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 別所温泉にある曹洞宗安楽寺、ここには国宝八角三重塔がある。建立は1290年頃、日本最古の禅宗様建築の可能性あり。
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 真言宗前山寺は、和様と禅宗様の折衷で、建立は室町時代と推定される。塔は未完成。
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