SSブログ

ミュンヘンオペラフェスティバル―トリスタンとイゾルデ [オペラ(海外)]

 昨年と同じ舞台だが、何も考えないうちに1年経ってしまった。
 カンペのイゾルデは初めて聴いた。声の印象は、サバサバしていて、見た目には体格が良く、髪も短い演出なので、個人的には、何故だか、男性的な凛々しさと清々しさを感じてしまった。
IMG_3885.jpeg
IMG_3896.jpeg
IMG_3886.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

2023夏ドイツへ [ドイツ]

 今年は特に燃料費の影響か航空券があまりに高く、シンガポール航空を使うことにした。チケット総額でルフトハンザやANAの約半額だが、成田発着な上、シンガポールまで6時間、乗り継ぎに4時間待ち、その後8時間掛かる。まあ急ぐ旅でなし、良しとした。十分寝られるというメリットがあるかもしれない。
 チャンギ国際空港では、街に出る時間もあったが、暑そうだし結局空港内に留まっていた。かなり大きく、徒歩では廻れず、ターミナル間の移動はスカイトレインという、ゆりかもめのような新交通を使う。もちろんタダなので、子供連れの若いお母さんが、何度も往復していた。
 飲食店も豊富で、市内に出ずともホーカーズらしきものもあるが、予め入り口の自販機で決めなければならず、店を巡って見て選ぶ楽しみが無い感じだ。値段も高い。
IMG_3843.jpeg
IMG_3857.jpeg
IMG_3858.jpeg
IMG_3859.jpeg
IMG_3863.jpeg
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

「ガウディとサグラダファミリア展」と NHK放送博物館 [美術・博物館]

 愛宕山にあるNHK放送博物館で、ガウディの工房の中を歩くVR体験ができるとのことで、当日の午前10時から配布される整理券をもらうため、9時半に御成門へ行った。上映は一回15分で一日12回、各回6人。整理券を求めての行列は無かった。
 上映スタジオに入ると、面接会場のように1~6の番号のついた椅子が並び、整理番号ごとに仕切られた荷物置き場があり、手ぶらでゴーグルを装着する。担当の方が一人ずつ説明しながら、まず、ゴーグルが直接肌に触れないよう、目の部分だけ穴のあいたアイマスクを付けてからヘッドセットを装着してくれる。万人に視力が合うヘッドセットがあるのかどうか、ゴーグルを当てて首を左右に振ると視点(焦点)が合うというのだが、機能は果たしているが、それほどはっきり見えるわけではなく、リアリティ感は今一つだと思う。両手に短い棒を持つよう促される。
 用意ができると音声が入り、立ち上がって、部屋の中を自由に歩き回るよう案内される。映像に近づきすぎると金網が現れ、もうこれ以上進めないと注意喚起される。参加者6名は、中世の職人服のような身なりの、顔なしの木製の人形に変身させられ、誰だかは全くわからないが、他人とぶつからないので、人形の動きは本人のものだと思う。
 ガウディは路面電車にはねられ、この事故が命取りになったそうだ。最期ベッドに横たわり、後進に夢を託すと話すガウディの枕元に立つことができたのは、VRならではの体験だった。終了後にアンケートを書く。
 放送博物館では、スタジオ機材の歴史展示や、過去の放送番組映像なども見られる。殆ど撮影禁止だが、テレビの始まりの「イ」の字を久しぶりに見た。また、のど自慢大会の鐘があり、係の方がいて、叩かせてくれる。いきなり叩きに行った若者たちは、先に展示を見てからお願いしますと言われていた。金属棒には音程がアルファベットで記されており、合格の鐘を鳴らすとおめでとうございます!というような声が聞こえる。私は番組冒頭のテーマを叩かせてもらった。ここでもアンケート記入。
IMG_3753.jpeg
IMG_3752.jpeg
 御成門から竹橋の東京国立近代美術館(ガウディとサグラダファミリア展)に着いたのは11半ごろ、程々の混みようだった。ここも撮影できる部屋は限られていた。若い頃のガウディの詳細なデザイン画など見ると、肉眼で見えないほどの線の細かさに驚かされる。
 今回の展示はガウディの様々な作品を紹介するものではなく、サグラダファミリアが完成間近であると実感し、興味を持って現地を訪ねて欲しいというお誘いのような印象だ。
 昨年の夏バルセロナで、ガウディの建築物はかなり見て衝撃をうけたが、サグラダファミリアの資料館は見ていない。改めて、日本国内にもかなりの資料があることを知り、日本人の著名な建築家が、ガウディに多大な影響を受けていることも認識した。
私ごときが、ガウディを語る必要は無いが、ガウディが、人間は無からは創造できず、自然界に理想の形があるという考えで、構造物を設計したことは、心底天才だと感じる。自然界の物を科学的に創造するというアプローチが100年以上続いており、その偉業が達成される時に立ち会えるのは、素晴らしいことだ。2026年完成予定。
IMG_3759.jpeg
IMG_3773.jpeg
IMG_3772.jpeg
IMG_3784.jpeg
IMG_3781.jpeg
IMG_3780.jpeg
IMG_3779.jpeg
IMG_3816.jpeg
IMG_3811.jpeg

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽