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バッハ・コレギウム・ジャパン J.S.バッハ:『マタイ受難曲』 [コンサート]

 私にとって、長らく聖金曜日、復活祭と言えば、パルジファルだったが、先週友人が所属するアマチュアに続いて、今週は定番バッハ・コレギウム・ジャパンのマタイを聴く機会を得た。開演2時間前に急に行けなくなった友人からチケットを譲り受けた。
 マタイを聞いた記憶は、はっきりと思い出せるのは4回だが、今回の演奏は、音楽にも歌にも、オペラ並の感情の起伏があるのに驚いた。テンポや抑揚など抑えて、説くのが宗教曲なのかと何となく思っていたのだが、やはり、様々な演奏があることを体験した。
 ソプラノのレイチェル・ニコルズさんは、2015年読響のイゾルデを代打ながら純情な印象で歌い上げた歌手で、記憶に残っている。テノールの櫻田亮さんも終始すばらしく語っていた。オケのコンマス二人、寺神戸亮さん、若松夏美さんのソロも、木管のソロも、とってもメロディッシュで、熱い音楽だった。言葉の表現も、オペラの歌詞より意味が明確で、心情表現に説得力があるとも感じた。
 3時間の受難劇の中で、音楽が効果的に言葉を補い、心情を伝え、木管ソロも人の声のような、ときに憂いをおびた音色で語りかける。交互に現れる美しいソリストの声に、天から真っ直ぐ差し込む光のような強さを感じた。

鈴木雅明[指揮]
レイチェル・ニコルズ[ソプラノⅠ]
澤江 衣里[ソプラノⅡ]
クリント・ファン・デア・リンデ[アルトⅠ]
藤木 大地[アルトⅡ]
櫻田 亮[福音史家・テノールⅠ]
中嶋 克彦[テノールⅡ]
シュテファン・フォック[イエス・バスⅠ]
加耒 徹[バスⅡ]
バッハ・コレギウム・ジャパン[合唱・管弦楽]
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サンフランシスコ人

11/9 鈴木雅明がセントルイス交響楽団を指揮します....

http://shop.slso.org/single/EventDetail.aspx?p=6175

HAYDN Symphony No. 48, "Maria Theresia"
MOZART Mass in C Minor, K. 427
by サンフランシスコ人 (2019-02-12 07:28) 

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