ライプツィヒ歌劇場 パルジファル(Wagner22) [オペラ(海外)]
いよいよ最終日はParsifal。この演出のプレミエは2006年で、私は同年聖金曜日に聴いている。
一番の感想はコーラス。とても美しく見事だ。子供、女声、男声とも、声が柔らかい。前回もそう感じた。
演出はブルーを中心とした光の演出。カーテンコールでは、グルネマンツ役、ルネ・パペが最も大きな拍手を受けた。シャーガーはやパンクラトバは、ライプツィヒの人たちにとって、声が大き過ぎるのではないかと思う。
通常公演には無い叫び声なのだろう。トリスタンなら主役だから構わないが、パルジファルは題名役とはいえ、ここのプロダクションでは、最後、アンフォルタスがクンドリを呼び寄せて、一緒に安らかに昇天する感じで、グルネマンツも暗闇からスポットライトがあたり、二人に手を伸ばしつつ息絶える感じ。パルジファルは舞台奥に座り、かすかに存在が感じられるだけだ。
多分ライプツィヒでは、パルジファルは救済者であり、目立つ必然は無い。
もう一つ、シャーガーがたまに歌詞を間違える。今はどこも字幕が出るので、自分の聞き間違いではないような重大な誰でも気づくだろう箇所があった。これは、誰かに確認せねばならない。勿論、13演目通じて、ゲスト歌手ははっきり歌ってくれるので、字幕を追うこととができる。他の多くの歌手は、言葉が聞き取れない。きっと歌手の為にも字幕が必要なのだろう。
シルマーにとっては、インテンダントとしての最後の舞台。終演後YouTubeでも挨拶を述べている。
Wagner22で感じたのは、コロナ後どこの劇場でもそうだったが、カーテンコールの写真撮影は制止されないということだ。またHPより先にFBに最新情報が出る。おそらくTwitterにも同時に載るのだろう。そして、会場係の人が皆親切で、全てウェルカム、来てくれてありがとう!という感じなのだ。実際、今回見た演奏会で満席だったベルリンでのフィルハーモニーのティーレマン以外は、客の入りは半分程度に感じられた。まだまだ文化活動は復活していない。
規則が厳しいバイロイト音楽祭は、今年一体どうなるのだろう。ライプツィヒのParsifalの翌日、バイロイトでリングを振るはずだったインキネンがコロナで、CORNELIUS MEISTER に交代することが発表された。
さて、ライプツィヒ市内には歴史的建物が色々ある。今回殆どオペラとホテルとの往復しかしなかったが、その途中で気になったものは、電気自動車の充電スタンドと観光客が写真を撮りにくる、象の飾りがある建物。
MITWIRKENDE
Kundry:Elena Pankratova
1. Knappe:Julia Sophie Wagner
2. Knappe:Sandra Maxheimer
Altsolo:Sandra Janke
1.Blumenmädchen/1.Gruppe:Olga Jelínková
2.Blumenmädchen /1.Gruppe:Magdalena Hinterdobler
3.Blumenmädchen/ 1.Gruppe:Sandra Maxheimer
1.Blumenmädchen/ 2.Gruppe:Julia Sophie Wagner
2.Blumenmädchen/2.Gruppe:Christiane Döcker
3.Blumenmädchen/2.Gruppe:Sandra Janke
Amfortas:Mathias Hausmann
Titurel, 2. Gralsritter:Randall Jakobsh
Gurnemanz:René Pape
Parsifal:Andreas Schager
Klingsor:Falk Struckmann
1.Gralsritter:Franz Gürtelschmied
3. Knappe:Patrick Vogel
4. Knappe:Dan Karlström
LEITUNG
Musikalische Leitung Ulf Schirmer, Inszenierung, Bühne Roland Aeschlimann, Kostüme Susanne Raschig, Bewegungen Lucinda Childs, Licht Lukas Kaltenbäck, Einstudierung Chor Thomas Eitler-de Lint, Einstudierung Kinderchor Sophie Bauer, Dramaturgie Katrin Bönisch, Chor der Oper Leipzig, Kinderchor der Oper Leipzig, Damen des Jugendchores, Gewandhausorchester
FBより
一番の感想はコーラス。とても美しく見事だ。子供、女声、男声とも、声が柔らかい。前回もそう感じた。
演出はブルーを中心とした光の演出。カーテンコールでは、グルネマンツ役、ルネ・パペが最も大きな拍手を受けた。シャーガーはやパンクラトバは、ライプツィヒの人たちにとって、声が大き過ぎるのではないかと思う。
通常公演には無い叫び声なのだろう。トリスタンなら主役だから構わないが、パルジファルは題名役とはいえ、ここのプロダクションでは、最後、アンフォルタスがクンドリを呼び寄せて、一緒に安らかに昇天する感じで、グルネマンツも暗闇からスポットライトがあたり、二人に手を伸ばしつつ息絶える感じ。パルジファルは舞台奥に座り、かすかに存在が感じられるだけだ。
多分ライプツィヒでは、パルジファルは救済者であり、目立つ必然は無い。
もう一つ、シャーガーがたまに歌詞を間違える。今はどこも字幕が出るので、自分の聞き間違いではないような重大な誰でも気づくだろう箇所があった。これは、誰かに確認せねばならない。勿論、13演目通じて、ゲスト歌手ははっきり歌ってくれるので、字幕を追うこととができる。他の多くの歌手は、言葉が聞き取れない。きっと歌手の為にも字幕が必要なのだろう。
シルマーにとっては、インテンダントとしての最後の舞台。終演後YouTubeでも挨拶を述べている。
Wagner22で感じたのは、コロナ後どこの劇場でもそうだったが、カーテンコールの写真撮影は制止されないということだ。またHPより先にFBに最新情報が出る。おそらくTwitterにも同時に載るのだろう。そして、会場係の人が皆親切で、全てウェルカム、来てくれてありがとう!という感じなのだ。実際、今回見た演奏会で満席だったベルリンでのフィルハーモニーのティーレマン以外は、客の入りは半分程度に感じられた。まだまだ文化活動は復活していない。
規則が厳しいバイロイト音楽祭は、今年一体どうなるのだろう。ライプツィヒのParsifalの翌日、バイロイトでリングを振るはずだったインキネンがコロナで、CORNELIUS MEISTER に交代することが発表された。
さて、ライプツィヒ市内には歴史的建物が色々ある。今回殆どオペラとホテルとの往復しかしなかったが、その途中で気になったものは、電気自動車の充電スタンドと観光客が写真を撮りにくる、象の飾りがある建物。
MITWIRKENDE
Kundry:Elena Pankratova
1. Knappe:Julia Sophie Wagner
2. Knappe:Sandra Maxheimer
Altsolo:Sandra Janke
1.Blumenmädchen/1.Gruppe:Olga Jelínková
2.Blumenmädchen /1.Gruppe:Magdalena Hinterdobler
3.Blumenmädchen/ 1.Gruppe:Sandra Maxheimer
1.Blumenmädchen/ 2.Gruppe:Julia Sophie Wagner
2.Blumenmädchen/2.Gruppe:Christiane Döcker
3.Blumenmädchen/2.Gruppe:Sandra Janke
Amfortas:Mathias Hausmann
Titurel, 2. Gralsritter:Randall Jakobsh
Gurnemanz:René Pape
Parsifal:Andreas Schager
Klingsor:Falk Struckmann
1.Gralsritter:Franz Gürtelschmied
3. Knappe:Patrick Vogel
4. Knappe:Dan Karlström
LEITUNG
Musikalische Leitung Ulf Schirmer, Inszenierung, Bühne Roland Aeschlimann, Kostüme Susanne Raschig, Bewegungen Lucinda Childs, Licht Lukas Kaltenbäck, Einstudierung Chor Thomas Eitler-de Lint, Einstudierung Kinderchor Sophie Bauer, Dramaturgie Katrin Bönisch, Chor der Oper Leipzig, Kinderchor der Oper Leipzig, Damen des Jugendchores, Gewandhausorchester
FBより
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