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East Side Gallery [ドイツ]

 ベルリンの壁崩壊から25年、まだ行っていなかったシュプレー川沿いの壁の絵を見に行った。Ostbahnhof から Oberbaumbruecke までかなりの距離に残っている。しかし、来るのがちょっと遅すぎた感あり。もはや、単なる巨大な落書きとなり、かなり汚い。保存しようという声も上がっているらしいが、幾つか有名な絵を再現することぐらいしかできないのではないだろうか。
DSC09622.JPG Oberbaumbruecke
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新しいバイロイト音楽祭の観客(地元紙の記事) [ドイツ]

 今年初、限定10演目のネット販売でチケット購入した観客について、8/8以降リング第二チクルスが終わった昨日までの特徴を、地元Nordbayerischer Kurier紙が書いている。導入として、駅近くのホテルWeihenstephanにいる歌手たちに会いにくる観客が、この週はいないという話。
 このチクルス、大きく3つの特徴があると言う。1つは祝祭の観客のうち今回初訪問の人が大幅に増えたこと。毎年延べ6万人の観客のうち、約5%が新人だが、今年はネットで10演目売ったため、さらに15%増と見ると、今年は不慣れなお客さんが多いことになり、実際この週、Blaue Mädchen(ドア係)がギャラリー席、パルケット後方席への入場方法の説明をすることが、多かったと。
 もう1つは観客の年齢層が、若かったこと。といっても10代という訳でなく、30代から50代の夫婦連れが多かった。3番目は、観客の反応が熱狂的だったこと。大歓声をあげ、拍手をし、ブラボーを叫び、床を踏み鳴らしたりすることが、例年になく激しかった。一方休憩時間には、その場で音楽祭のツイッターをチェックする。
 今週のバイロイト音楽祭の様子は、この地域以外の新聞の文芸欄で扱われることは無いだろうから、何より観客の口コミ情報が、リピーターをひき寄せる情報源となる。リピーターになって欲しいという期待と、反対に、インターネットチケット購入者のことを、品を落とす"Kaffeesatzleserei"として排除されるだろうという見方と、新人に容易に席を明け渡す気の無い古参客の存在と、ともあれ今年の音楽祭の新しいタイプの観客が話題になっている。(G)
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バイロイトの街中で [ドイツ]

 ペトレンコ発見。辺境伯劇場の前で、取り巻き数人と話していたので、早速サインを貰う。その後談笑しながら歩き出し Markgrafen書店の角を Maximilianstraßeへ曲がっていった。
 ちょうど昼時で書店では歌手のサイン会をやっていて、観光客もずいぶんいた(日本人半数)が、誰も気づかなかった。
 Gastarbeiter風の服装と、泥棒髭(?)で、オーラが全く無いからか?(B)
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TAFF総会とチケットネット販売 [ドイツ]

 今年の総会の会場は、コアザールで、参加者は意外と少なかった。今年からTAFFがKinder Oper に関与するようになり、チケット割当ても出るようになった。ゲネプロについては、舞台上の出演者の考えや希望も様々なので、善処するとしか言えないようだ。情報が届くタイミングが遅いという苦情にも、来年から善処しますとのこと。エヴァが、音楽祭の運営から身を退くことについて、カテリーナとの不仲説を否定し、妹に任せるが、自分もずっとバイロイトに居ると言っていた。ネット販売により闇チケットはなくなると、カテリーナは自信を持って言っていた。
 が、果たして今後の行方はいかにというところだ。何枚でも印刷できるオンラインチケットは、一般の劇場でも、パスポート提示を求められたことがある。バイロイトのチケットを沢山印刷して販売するなどと、悪いことを考える人はいないのだろうか。もっとも、チケットを購入するまでの手続きが、とても複雑なので、今年これだけ残券が発生したのではないかと考えると、改革の道は険しい。
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バイロイトには到着したが [ドイツ]

 レーゲンスブルクからニュルンベルク経由で昼過ぎにバイロイトへ入った。旅の始まりにトラブルはつきもの。丸一年ドイツに来ていなかったので、ドイツの携帯電話のシムカードが、使えなくなっていた。早速バイロイト中心にある、電話を購入した店に行くと、以前の会社のシムカードは、扱っていないという。実は空港で、単にチャージ切れかと思いテレコムを30ユーロ買い、チャージ出来ない時点で、シムカードの問題に気づいたのだ。テレコムの店にも、シムカードが無く、結局郊外のMedia Markt まで行き、新しい番号を得ることができた。同時に、日本で使わなくなった、ルーターにプリペイドのシムカードを入れると、ドイツでのルーターとして使えるということで購入したが、こちらは、まだ機能していない。
 電話にふりまわされ、黄昏のsuche Karte に間に合わず、最後だけでも見れたらと思い、2幕後の休憩時間に会場まで行ったが、この日は敗退した。
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Regensburg から Sinzing へ [ドイツ]

 レーゲンスブルクの友人一家が、郊外のズィンツィングへ引っ越しちょうど一年、いいところだから、のんびりと遊びにくるよう言われていたが、日程の都合で、ニュルンベルク空港から直行し、一泊だけさせてもらった。
 意外と現地でも知られていないが、ここは、レーゲンスブルク中央駅から、Sバーンで二駅8分、以前の住まいより、駅までの時間は短い。ドナウ川沿いの村の風景が広がっていて、家は7DK、一部屋ずつが、とても広く、なのに家賃は格安とのこと。私としては、毎年洪水の被害が出るような場所へ越すなんて、どうなのかと思っていたが、新しく堤防が出来て、家の地下には出水を溜める専用の地下室が備わっているからと説明された。昨年引っ越して間もなく、洪水があったそうだ。ドナウ川沿いを散歩してみると、とても気持ち良く、堤防外は畑だった。彼らも庭に畑を作っており、カボチャとトマトが実っていた。週末はかなりの人がドナウ川に泳ぎに来るそうだ。
 ご近所とも皆さん親しく付き合っており、居心地よく、毎日がちょっとした休暇の気分とのこと。以前は渡し船があり、大きな漁師さんの館だったそうで、いわば、各部屋ドナウviewだ。
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この高さまで水が来た
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はめ込み式の堤防
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出水を溜める地下室
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小さな市役所
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近所のピザ家さんのビアガーデン
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Fränkische Schweiz散策 [ドイツ]

 休演日にFränkische Schweizをドライブした。空いている道道、最高だが、村々に入ると、曲がりくねった細い道で、相当な注意が必要。それと、ノンアルコールビールしか飲めないのは、致命的。
トゥルナウ
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ブルグ ポッテンシュタイン
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トイフェルスヘーレ(鍾乳洞)
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ゲスヴァインシュタイン
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バジリカ
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トゥッヒェルスフェルトのフランキッシェシュヴァイツ博物館
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ラインゴルト解説とラインの乙女インタビュー [ドイツ]

 10時半に始まったヴァンフリート館長フリードリヒ博士のラインゴルド舞台解説は、ほぼ満員。演出家カストロフがワーグナーにもバイロイトにも何のリスペクトもないという前提の話から始まった。何でもありで、ドラマトゥルギーもいないという。普通は、演出家を助け、作品の本筋から逸れないよう、助言する仕事がある。音楽かドラマかどちらが重要かという問いには、間違いないなく、ドラマだと。次々と現実を提示していき、シンボリックなものはなく、挑発的で、心地よいものではないが、それこそが、現実なのだ。
 12時からTaff主催のライン乙女3人娘のインタビューがあった。場所は同じコアザールだが、集まった人数は20名ほどと、極く少なかった。約30分間、歌いたい役、カヴァーの役、歌手になったいきさつ、来年もバイロイトで歌いたいかなど、気取らないインタヴューだった。名前も顔もよく認識していなかったが、3人とも美しく知的で、いずれ大きな役を歌うようになるのだろう。
Woglinde Mirella Hagen
Wellgunde Julia Rutigliano
Floßhilde Okka von der Damerau
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ワーグナー像盗難 [ドイツ]

 この頃、祝祭劇場近くの公園に、ワーグナー像を置くのを止めたのかなと思っら、50体ほど盗難被害に遭ったという新聞記事が載っていた。誰も初めに盗まれるかもしれないと一度は想像し、でもそうあってほしくない気持ちで、打ち消したのではないだろうか。案の定やられた。
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開幕2日前 [ドイツ]

 開幕3日前に、祝祭劇場に行ってみたら、東側のレストラン シュタイゲンベルガー前の入り口近くにまで、ワーグナーの人形が押し寄せていた。台を外したのか、外れたのか、芝生で腕立て伏せするワーグナーを写真に収めている人もいた。
 7/22のkurierに、指輪の演出家Castorf と、ブリュンヒルデ役のフォスターのインタビューが載っている。演出家は今現在のリングを演出するとのこと。フォスターは以前助産婦さん、今は子供とドイツで暮らし、ご主人はずっとイギリスとのこと。初めは言葉にもずいぶん苦労されたようだ。
 7/23のKurierには、見開きで、指輪の舞台写真が掲載された。DDRが舞台らしい。指環の価値はこんにちの石油に匹敵すると、演出家の言。ラインゴルトでは、黄金に輝く石油採掘だろうか。実はこれらの写真来年のカレンダーの写真で、7/15から、発売されているとのこと。
 ワルキューレのゲネプロは非公開だったとのこと。何か驚くような仕掛けがあるのかもしれない。
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日曜日朝の散歩 [ドイツ]

 Hofgarten で、朝10:15から、バイロイトのオケの演奏があると言うので、行ってみたら、以前聴いた市民オケだった。まだステリハ中で、お客さんたちは、並べられた椅子を、どんどん木陰に移動させ、自分の場所を確保している。
 近くから見て、オケにはお年寄りが多かったことを知った。でも弦楽器のお年寄りは、結構指が回っている。オケの音程は?なので、ステリハだけ聴きその場を立って、Hofgarten の中を散歩した。今年初めて、wahnfriedの正面へ行き、お墓参りもした。建物は工事の册で囲まれているが、お墓周りのスペースは確保されている。
 一回りして戻ってくると、オケの音が聞こえてきた。離れた公園のベンチに座って聞いている人もいるが、私としては立ち止まらずに風に吹かれながら、何処からか聞こえてくる程度で丁度よかった。綺麗なお花と緑一杯の景色の中でのコンサートは羨ましい。(G)
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 金曜日から、町の中心のマキシミリアン通りで、アフリカーカリブのお祭りをやっている。金曜夜に通りかかったら、生バンドが歌っていて、人が一杯だった。さすがに日曜日午前の人出は少ない。
 毎日天気がよく、直射日光を浴びると、ジリジリ肌が痛む。でも木陰は本当に気持ちがよく、涼しい風が吹いて、すぐに汗も乾き、理想的な夏だ。
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高校生の三文オペラ [ドイツ]

 ギムナジウムの生徒が、ブレヒトの三文オペラをやるという記事を見つけ、行ってみた
 さすが演劇の国、若い人は多少早口なので、勿論全部は聞き取れないが、演技も役づくりも立派で、所々に、笑いネタを挟み、無料では申し訳ないくらい楽しかった。
 音楽は、ピアノ、フルート、クラリネット。ピアノがとても音楽的で、劇をすごくリードしている。他は、歌も楽器も調子っぱずれなのだが、そこがまた、気だるい雰囲気を作るので、いい感じだ。わざと、下手に歌っているのかもしれない。
 観客は、ほとんど身内。一緒になって喜んでいたら、あなたも子供が出演しているのかと聞かれてしまった。(G)
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 バイロイトの町の所々に出現した、ワーグナーのインフォメーション。これを読むと、少しずつ、ワーグナーのことがわかっていく。
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ワーグナー関係の展示始まる [ドイツ]

 ワーグナー関係の各種展示会が始まるので行ってみた。
1.市立図書館 で主にパリのPau Boulet氏(1884-1971)のコレクション(~8/27)
パリで初めてタンホイザーを仏語訳したワグネリアンの記事や、オペラを題材にしたスケッチなどがある。
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2.Opern Str. の Sparkasse で、切手、ハガキのコレクション(~8/17)
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3.市役所で、トーマス・マンの熱烈な記述(~8/28)
音楽を聞きながら、トーマス・マンの熱烈な言葉が聞ける。楽譜の展示も少しある。

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Wagnerの像 [ドイツ]

 火曜に置き始められた、ワーグナーの人形が、二日間で凄い勢いで増殖し、祝祭劇場に向かう道路の両側で、両手を広げてお客様をお迎えし、またお見送りしている。高さが1m位、よちよち走る幼児と同じくらい背丈なので、子供たちは大喜びで、周囲を駆け回っている。子供のうちに、ワーグナーは友達だよと、印象づけようという戦略か。プラスチック製で、販売もしていると教えてもらった。庭に、ディズニーの小人と並べて、ワーグナーを置くのもいいかもしれない。結構売れるのではないだろうか。町の中に、工房も出来て、大きなRussと、小さなワーグナーが並んでいる。(G)
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Ottmar Hoers は、2004年に Russ(犬)を沢山作って、町中に置いたとのこと、ワーグナーは第二弾、Gartenzwergeには、良いサイズかもそれない。
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http://www.maisenbacher-art.com/
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開幕近づく [ドイツ]

 週が改まって、町の中心にワーグナーの赤い旗が沢山立った。昨年から見覚えのあるデザインなので、もう使い古されてしまったのかと思ったら、これからが出番だった。市役所の歩道には、Wマークが沢山印刷されている。インフォメーションセンターの前に、犬も戻ってきた。
 火曜日には、祝祭劇場の周囲に、沢山の小さなワーグナーの像が置かれた。ちょうど設置中で、トラックから、一体ずつ運び出し、ヴァルハララウンジの方まで、担いでいく。暑い中、ご苦労様です。
 陶磁器工場のワルキューレでは、今年は特別に、ワーグナーに関係したデザインのカップなど、作っている。(G)
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Wagnerと愛犬Russ
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St.Georgen swiingt ジャズフェスティバル [ドイツ]

 St.Georgen のジャズフェスティバルで、日曜日、Ordenkirche の Gospel Gottesdienst に行った。以前一度だけ、ニューヨークの本格的 Gospel Gottesdienst に連れて行ってもらったことがあるが、ドイツの田舎まで来てくれる、ドイツではけっこう有名らしい、"Joy in Belief"というグループはどんなものか、興味津々だった。
 ソリストの女性は、ニューヨークの"Glory Gospel Singets"のソリストに影響を受けたそうだ。昨今は、プロテスタントの日曜礼拝で、ポピュラーな曲も歌ったりする。この日も、あくまで、礼拝の一部で、お説教と交互に歌われる、かなりおとなしいGospel だった。ニューヨークのように、夢中になって体を動かすようなことはない。
 ところが、礼拝修了後、それでは、本格的に、黒人のGospel を歌っていいですか?という挨拶で、雰囲気は一変、ノリノリのコンサート会場に一変し、2曲歌ってくれた。Odenkircheのコンサートは初めてだが、バルコニーの3階席で、反対側のオルガン奏者も見え、コンサート会場としても、なかなか、良い条件だと思う。(G)
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 土曜日開演前のランチに、演奏付きの特別ご招待があったようだ。その場にいたので、聞かせてもらった。昨年より、若干規模は縮小されている感じだが、新しく、子供用の広場が出来、入場料は二日間有効の値段になった。
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各国の事情 [ドイツ]

 授業2週目から、イスラエルとパレスチナの男性ジャーナリストが、ドイツ語の研修に来た。一応仲良くしているようだ。
 休み時間の何気ない会話が、結構おもしろい。食べ物の話になり、イスラエル人が、ドイツのアボガドは、高くてまずいという。すると、ポーランド人は、一度ポーランドで食べたことがあるが、別に二度と口にしたいと思わないと。すると、イスラエル人は、自分たちは、アボガドで育ったんだと。
 プライヴェートなパーティー事情について、日本的にいうと、所謂宴会だと思うが、イランは本当に禁酒の国で、すぐに警察が来るそうだ。でも、たんまりお金を払えば、見逃してくれると。公共のホテルもアルコールご法度だそうだ。パレスチナでは、6都市でのみ、アルコールが売られており、ホテルでは提供しているとのこと。
 ポーランドの大学のある都市では、年度末の6月から、新年度が始まる10月までの間、持ち回りで、毎週どこかの大学で、パーティーが開かれるそうだ。勿論学生は無料。(G)
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バイロイトの町で [ドイツ]

 今年は、Wagner生誕200年だけでなく、バイロイトでは、小説家Jean Paul の生誕250年記念の年でもあり、書店、図書館などでは、大きく取り上げられている。
 一年間様々なプログラムに併記されていた、Da steckt Wagner drin! のキャッチコピーも、そろそろ役目を終えたかと思っていたら、突然、骨董品のお店に旗が立った。一番ピッタリくるシチュエーションではないかと、微笑ましい。
 インフォメーションセンターの前のベンチにワーグナーが座っており、一緒に写真を撮ることができる。先日までベンチの左側に、ワーグナーの愛犬も鎮座していたのだが、鎖だけが残り、犬が居なくなった。盗まれたのかと思いきや、建物内部のチケット売り場の前に移されていた。何かいたずらでもされたのだろうか。ワーグナーの隣に座り、写真を撮っている人を、まだ見たことがない。(G)
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Prf. Dr. 75歳の誕生パーティー [ドイツ]

 Prf. Dr. の75歳の誕生パーティーが本人に内緒で計画されていた。この季節お天気がよければ、普通は自宅の庭で開くのだが、75歳は、80歳前の大事な節目でもあり、家族が特別なお祝いを企画したのだ。
 友人のよしみで、シュタイングレーバーの、カンマームジークザールを使わせてもらい、料理持ち込みで、スペイン産イベリコ豚の生ハムのプレゼントもあり、豪華で、気のおけないパーティーとなった。当人は、元バイロイト大学、生物学のPrf.Dr.だが、絵を描き、作詞作曲して、ギターの弾き語りをし、バスクラも吹き、お料理上手、自転車でどこまでも旅し、人生を満喫している。ご子息は、40歳ジャズピアニスト。普段離れているので、是非共演の機会を提供したいという、周囲の、思いが実った。
 準備された方々の、温かくて深い思いを感じる。ドイツ人に限らず、バイロイトで生活している日本人の方々に会うと、どこからこんなエネルギーが湧いてくるのだろうと、不思議なほど、元気で生き生きしている。何だか羨ましい。(G)
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バイロイト到着 [ドイツ]

 日曜日にバイロイト着、今年も、いつもの民宿に泊まっている。市内は相変わらず工事中が多い。いよいよ週末より、初期3部作開幕だ。(G)
仮囲い
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宿のワンちゃんDSC03297.JPGDSC03302.JPG
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さよならレーゲンスブルク [ドイツ]

 ベルリンよりICEでニュルンベルクを経由して、1年ぶりにレーゲンスブルクに来た。いつものシュテファン家に、今年は一泊だけウィーンへ行く途中でお世話になった。もうすぐドナウ川に面した郊外の大きな家へ引っ越すとのこと。写真を見せてもらったら、門の両側にライオンが居る、昔の渡し船の船主か何かの家らしい。洪水地帯によくある木枠の洪水止めが、昨年新しくパネル嵌め込み式でできたので、安心とのこと。水を逃がすだけのための地下室もある。次に寄せてもらったときは、大豪邸だ。
 この家に10年いた、猫チンチャーが、後から来た猫に追い出されて、近くのホテル地下の調理場で太っちょおばさんに可愛がってもらってるとのこと。去年も会わなかったので、どうしたのか聞いてみると、生きてるとの答えだった。後から来た猫は二匹だったが、一匹死んでしまい、その後残ったリッピーは急に人懐っこく、機嫌よくなり、すりよって来るようになった。あんなにかわいかったチンチャーも10歳、黄昏て来たと言うことか。もう、会うこともないだろう。(G)
リッピー
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マウアーパークのフローマルクト [ドイツ]

 U2、Eberwalder Str.近くのマウアーパークで、日曜日に蚤の市をやっていると聞き、行ってみた。衣類、皮財布、古い椅子、手づくりのアート、廃物利用のデザインもの、飲食店もある。凄い人出だった。隣は公園で、カップル、家族連れ、一人の人も、気持ちよいベルリンの風に吹かれている。(G)
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野外ステージ
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犬専用区画
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ベルリンでイタリア人の誕生パーティー [ドイツ]

 夏至の日の夜、イタリア人独身男性、大企業勤務の方の40才の誕生パーティーに、連れていってもらった。ドイツでは、年齢の節目に当たる誕生日は盛大に祝うことは聞いていたが、実際に体験するのは、初めてだった。
 夏至の日に、野外コンサートは沢山あり、ベルリン東郊外のフォルクスパークのビアガルテンでもライブ演奏があった。その隣の一角の木立の中、テント席50席が設置され、ケータリングの焼きヴルスト、サラダ、イタリアンの野菜の前菜、焼いたじゃがいも、パン、勿論生ビールサーバーから、各自飲み放題、ワインとノンアルコール希望者にはチケットが渡され、コンサート横の一般スタンドで受けとる、豪華な祝宴だった。
 開宴は7時だが、8時ごろ着くと丁度料理が運ばれて来た。お客さんはプレゼントを渡しお祝いの抱擁をし、プレゼントはその場で開封される。私も日本の物を持参した。
 ほとんどがイタリア人で、アルゼンチンの友人は、タンゴ仲間だ。食べて、飲んで、歓談して、ハッピーバースデーの歌をイタリア語で歌った。10時になって暗くなると、テーブルに、小さなキャンドルが運ばれ、気づけば、街灯はついておらず、テント中央の天井電気だけだ。野外バンドのコンサートは10時過ぎまで続き、一般のお客様が帰ると、パヴィリオンに移るという。そこはなんと、ディスコだった。DJが居て、バーカウンターがあり、テーブルには、デザートの丸いケーキが3つ、ケーキには誕生祝いのメッセージが書かれていた。
 そして二次会タンゴパーティーが始まった。プロのダンサーや、タンゴの先生、主宰者も踊りが上手で、兄弟たちは、ダンサーらしい。全ての女性とワンフレーズずつ、入れ替わり、立ち替わり踊るのが、誕生日祝いの慣わしのようだ。皆汗だくになり、外へ出て一息いれては、躍りに戻ってくる。合間には、相手不用の一人のダンスの曲もあり、ほぼ全員ホールに出てきて、輪になったり、向かい合ったり、思い思いに体を揺らす。ダンスがこんなにポピュラーなものとは、知らなかった。
 タンゴ用の靴を履いた女性たちも、段々足が疲れてくるようで、夜中1時ごろになると、皆裸足になる。男性もスニーカーやサンダルを脱いで裸足で踊りはじめる。
 40才の誕生日に、ここまで立派な会を開ける人は、ごく一部のだろうと思う。プレゼントを持って行くと言っても、相当な費用がかかっている。本気で踊っている男性陣は、大体髪が薄く、不惑の大人のパーティーだった。働き、踊り、楽しむ、正直な人生を送っているのだろうなあと、羨ましい。
 セミプロタンゴ歌手の友達は、今膝を痛めているので、ほとんど踊らなかったが、午前2時少し前、10年来のダンス友だちを呼んだ。
 私がついに睡魔に襲われたとき、真っ白いスーツの金髪ポーランド人男性が飛び込んできて、彼女を抱きしめ、勢いよく踊りはじめた。これが、驚異のダンスで、ホールいっぱいに動き、ひざまづいたり、寝転んだり、彼女を空中で回したり、私のところへも、駆け寄ってきて、ひざまづき、次は、強引に、手を引かれそうになり、凄いエネルギーで迫ってくるので、思わず柱にしがみついてしまった。
 彼女が、ここ一週間ダイエットして、たんぱく質と油だけを摂ってきた理由がここにあったのかもと、彼女の笑顔を見て思った。
 午前2時過ぎに、おいとまし、普通に道路でタクシーを拾った。するとポーランド人男性がベルリンの夜景を一望できる屋上へ連れていってくれるという。酔っぱらいのダンサーは、段々上半身がはだけてきて、何者なのかと思いきや、連れていかれたところは、アレキサンダープラッツ近くのSOHO HAUS 会員制ホテルのような場所で、9階位だったろうか、屋上のオープンテラスには、プールや、日焼け用の寝椅子、素晴らしい高級バーがあった。途中の階段は、コンクリートの旧東時代そのままのようで、豪華さとのギャップが、いかにもベルリンだ。パークイン、テレビ塔、お月様が綺麗に並ぶ夜景は最高で、日本と違い、屋上金網も無いので、本当に空近くで、お月見をした気分になる。日本にも、こんな場所があったら、どんなによいだろう。
 この十四夜くらいの月は、とても明るく見え、パーティー会場では、木立の向こうの月が、丸い電灯かと思うほど、眩しい光を放って見えた。月を見て眩しく感じた記憶は、これまであっただろうか。
ヴァルプルギスの夜ではないが、夏至の夜は本当に特別な生気があるように感じる。
 午前3時過ぎ、普通にタクシーを拾い、トラム、U2、ショッピングモールの電光を普通に見ながら、3時半に帰宅、空前絶後のパーティー体験だった。(G)
デジカメを持って行くのを忘れたので、iphoneで撮った写真、かなりブレている
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ベルリンの地下を歩く [ドイツ]

 4~5年前から、行ってみたいと思っていた、ベルリンの地下道を歩くツアーの一つに、参加した。一人ではちょっと不安な気持ちもあったが、この日の外気温は33度、涼しい地下に逃げ込むことにした。
 初めて降りたSバーンGesund Brunnen 駅は大きく新しく、周辺は新しいショッピングセンターが出来、とても栄えていて、駅の通路に、Berliner Unterwelden E.V.のパネルが並んでいた。事務所も新しく、もうここまで大きくなったのなら、大丈夫だと思い、一人で参加した。壁越えがテーマのツアーで、英語のお客様さんが多く、ドイツ語のツアーは無くなっていた。
 地下へ入るのは、地下鉄の業務用入り口で、地下通路に展示パネルがあり、ガイドが説明してくれる。どのように壁をこえるのか、1,地下鉄線路2,地下排水溝、3,トンネル掘りと代表的手法の説明があり、実際に、重たいマンホールの蓋を持ち上げる体験をした人もいた。途中質問はいつでもOKだ。私のように一応壁のことを、あちこちで見聞きしてきた者には、特に目新ししこともなく、メインイベントである、Bernauer Str.も、以前自分は1ヶ月下宿したので、当時の方が、東西を隔てた風景の違いもはっきり残っていた。
 ツアー中は、足元が危険なので、撮影は禁止。チケット売り場には、ベルリン地下鉄75年記念の本や、戦前の地図や写真や、かなり興味をひかれる書籍のサンプルが展示されている。一冊位買いたいが、重たいものばかりだ。(G)
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ベルリンで一番のPizza " A Magica" [ドイツ]

 SchoenhauserAlle駅の東側、Dethsemanekicheの向かいに、シシリアのピザ屋さんがあり、イタリア人が集まっている。ピザコンテスト優勝者のお店で、賞状やカップが並んでいる。一度、空中でミザ生地を回して、円盤にするところを、実際に見た。
 このピザは、トマト、なす、ミントの香りがして、ちょっと珍しい。(G)
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Aeusser Neustadt [ドイツ]

 ノイシュタットの外という意味だが、突然現れた飲食街地区だった。きっと話題の場所なのだろう。Koenigsbruecker Str.のLouisen Str.とBischofsweg , そしてAlaun Str.に囲まれた一角が、日曜日なのにものすごく賑わっていた。何となく人が流れて行くので、ついていき、警察官もおり、危ない地域かもしれないと、引き返そうかどうしようかと少しずつ進んでいくと、どんどん人が増えていく。
 飲食店が、お祭りさながら、道路で調理したり、缶ビールをIユーロで売ったり、本格的シェフの白衣を着たイタリアンや、インドカレーの出店、家で焼いてきたようなケーキを露天で売る人、或いは、わざわざテーブル持参で、食べ物を持ち寄ってピクニックに来ている人、バンド演奏の広場もあった。また、Kunst Passage という、ベルリンのハッケシャーマルクトのようなパッサージュもあり、静かな住宅地の外れに、凄い人気スポットがあった。決して若者だけが騒いでいるわけでなく、日曜日の昼だったので、家族連れも、観光客も沢山いた。この区画を出ると、広い公園があり、初夏の日差しを楽しんで寝転んでいる人もいて、人が全くいない静かな道路との差が、不思議でならない。
 今回初めて、中央駅近辺でなく、ノイシュタットからさらに外れた住宅地に、宿をとったので、静かな生活感を体験できた。(G)
到着日、部屋に入ると、ネコが挨拶に来た。いきなり窓から入ろうとしたが、丁重にお断りした。
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住宅地
天井が焼け落ち、透明な屋根でおおわれている教会
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ベルリン到着 [ドイツ]

 成田発の便が遅れ、フランクフルト空港に着いたのが、ベルリン乗り継ぎ便出発の30分前、搭乗開始予定時刻だった。機内アテンダントには、もう無理なのでサービスカウンターで新しいチケットを発行してもらうよう言われたが、到着出口で、乗り継ぎ案内してくれる女性に聞いたら、" noch da!" と言われ、走って、パスポートコントロールと、手荷物検索を抜けて、また走って、その間15分、汗だくで、搭乗口にたどり着いた。
 席に着くと、奇妙な事件が起こっており、同じ席のチケットを持つ二人の搭乗客がいて、満席なので出発が遅れ、何度か、"どういうわけか、一人多くの搭乗客が、機内にいて..."と、アナウンスがあり、たまたま私と同じ列の席の事件で、先に座っていた人が、何やら怪しいらしく、コントロールを受け、飛んでいる間も、質問され、降りてから、またコントロールがあるからと、言われていた。離陸時も、パソコンを消したどうかわからないほど、ずっと映画を流し、ポットに飲み物を携帯し、Gパンにチェックのシャツという、軽装な金髪男性だった。 (G)
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旅の雑感 [ドイツ]

1.ペンションの朝食
 三日目の朝、朝食の時気づいたのだが、ほかのお客さんが靴を履いていなかった。普通ドイツ人の家庭の中では、サンダルみたいなものに履き替え、お客様には、スリッパも出す。今回の宿では、ホテルと同じように、私はわざわざ靴に履き替えて朝食に行っていたのだが、ペンションは家の中と同じなので、外の靴は履かないものなのだろうか。お客さんの一人は、ロンドンからの男性、もう一組は中年のドイツ人女性だった。なので、翌日から、スリッパにした。
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2.細かい節約
 朝食は、一人分ずつ、運ばれてくる。残したものは確認され、翌日不要なものは除かれる。バター、卵は不要、ハム系より、チーズを増やしてもらった。3つのうち白いパンをいつも残すので、黒いのに替えるか聞かれたが、量は2つで十分だと断わった。でもドイツのパンが大好きだと言ったら、出発の朝、パンを持たせてくれた。コーヒーはポットの最後の一滴まで、毎日飲んだが、足りているかとは、聞かれなかった。
3.アルゼンチンで南無妙法蓮華経
 ガブリエラのおばさんが、アルゼンチンで日蓮宗を一応信仰しているという。日本の仏教について話して欲しいと言われた。日本人一般はそんなに熱心な仏教徒ではないが、死ぬと、お寺に埋葬されること、何年かごとに、親戚が集まって法要すること、亡くなって33年経つと、仏様になること、その頃はその人を知っている人はほとんど生存していないこと。
 仏教が伝来した頃は、上流階級の学問だったが、時代が下って、日蓮が庶民に広めた、そう、フランチェスコみたいな人だと説明したら、とても受けた。法王がフランチェスコの名を選んだことを、カソリックの庶民信者は、大そう喜び、長く在位してほしいと、期待している。
4.パリの宿のおばあちゃん
 宿の一階は簡単なレストランのような飲み屋になっていて、夕方から、おばあちゃんが店に姿を現すようだ。朝チェックインしたときの女性と顔が似ているので、母娘かなと勝手に思った。鍵は貰ったままなので、フロントなどは無く、2日目午後宿に戻った時、おばあちゃんに挨拶して、部屋に上がり、またオペラに出かける時、ガラス越しに手を振ったら、素敵な笑顔で、手を振って返してくれた。パリには綺麗なお婆さんが多い。洗面所にアリンコが発生し、ベットの下はごみだらけだけど、まあ、ご愛敬だ。ここを改装したら、お高い部屋になってしまう。
 チェックアウトは、しなかった。ドイツだと、早朝よく鍵を置いて出発するので、あえて言わなかったのだが、いつもの出入口は鍵がかかっていて、一瞬あせった。暗がりの中で出口専用の扉を見つけ、脱出した。鍵とテレビリモコンをビニール袋に入れ、ありがとう、さよならとフランス語のメモを入れて、ドアの取っ手にくくりつけて、出て来てしまった。
5.LHでラトルのブル9
 1月からCDプログラムは、変わっておらず、ラトル・ベルリンフィルのブルックナー9番だけを繰り返し聞いていた。機内の音と混ざって、ぼやっと聞こえるのがまたよい。けっこうロマンチックな演奏で、人生を振りかえり、喜怒哀楽を思い起こしているようで、しみじみとした気持ちになり、何度繰り返してかけても、飽きない。機内の特別な時間ならではの楽しみだ。(G)
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今日からサマータイム [ドイツ]

 今日はリングチクルス最終日の黄昏の日、夏時間の始まりの朝は雪だった。前日夕方部屋に戻ると、夏時間のお知らせと、イースターエッグが置いてあった。今まで何度か夏冬時間の境に居合わせたが、ホテルからお知らせを貰ったのは初めてだ。(G)
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オランダ大使館見学 [ドイツ]

 集合場所はオランダ大使館前、屋外でまず登録人の身分証明書のチェック、入口で空港と同じ手荷物チェックを受けた後、手ぶらでの見学となる。ドイツ人にとっても、ここは異国、でも年配女性たちが、冷たい扱いに不満を表明、我々は敵かと。
 建物には階段が多く、途中の踊り場が、上下フロアーの入口となり、巨大な金庫の扉のようなぶ厚い壁が、動く。興味津々のおば様たちが、あっちも見たいとか、足の悪いお婆さんがエレベーターを使いたいと言っても、案内の若い女性は、ニコリともせず、冷たく断った。
 建物はシュプレー川沿い、U2のKlosterstrasse にある。建物の外階段はガラス張りで、床もガラス、天候によって変化するというが小雪舞うこの日は、グリーンだった。向かいの住居棟へも、ガラス張りの通路で繋がっていて、その付近では、外敵の侵入を防ぐべく、階段にシャッターが降りるようになっていた。シュプレー川沿いには、ガラス張りの展望室が突き出ていて、この運河の光景がオランダに似ているとのこと。なるほど、それでこの地を選んだのだ。統一前の大使館はボンにあった。
 部屋、カンティーネ、トイレに至るまで、出入口と壁が一体になっているのが、最大の特徴だろう。新しく赴任した職員も、慣れるまで迷子になるそうだ。廊下からいきなりトイレの個室というのも、本当に開けていいのか、不安になる。
 カンティーネでは午後温かい料理が出るそうだ。オランダでは、昼食は普通ドイツでいうAbendbrot、夕方5時頃家族で温かい食事をし、もし、夜8時頃、友達が訪ねて来たりすれば、ケーキとコーヒーを出すとのこと。とは言え、11時近いのに、調理場の気配が何もないカンティーネは不思議な感じだ。
 ともあれ、ドイツ人たちも戸惑うほど、オランダ人とドイツ人は違うという様子を、外国人として間近に見て、一人で笑ってしまった。(G)
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