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3日目練習終了 [ドイツ]

 3日目になると、さすがに疲れてきて、昼休みは部屋で、休んでいた。午後の休憩とコーヒータイムがくっつき、夕方からの練習となった。昨晩から、4楽章の一部がカットになるという噂が流れていて気になっていたが、朝食前に、ホールで指慣らししていると、チェロの女性が、多分カットが出ると教えてくれた。昨晩決定したという。夕方からの練習の始めに、指揮者から、カットの部分が発表になった。
 何と4楽章の265~473小節、低弦から出るフーガ以降、いかにも気が狂った、テーマが終わらない4楽章の中心部分がカットになった。金管に負担だから、ということだが、ショックだ。
 ロットのこの曲、1・2楽章は簡単だが、3・4楽章は後ろになればなるほど巨大化、複雑化してきて、特にフーガの部分は私には技術的に難しく、GWを潰して暗譜するくらいまで練習したのに個人的にも残念だし、第一この部分をカットして、ハンスロットを演奏したとは、恥ずかしくて言えない。
 指揮者は初めから金管には不安らしく、練習ではかなり時間を割いていて、逆に弦楽器に対しての要求は少なかった。金管は音は出ているが、テンポ感が悪く、正しく入れない人がいるとか、練習不足は感じられるが、カットするなんて、想像していなかった。
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2日目練習終了 [ドイツ]

 午前はパート練習で、ドレスデンから来た若いプロ奏者の指導で、とても丁寧に周りを聞く練習をした。自分の音が聞こえるのは、音が大きすぎる場合がある。周囲の音と溶け合うようにとのこと。同じところを、何度もゆっくり練習した。そもそも日本のアマオケでパート練習自体珍しいし、これだけ丁寧にゆっくりから練習をやらないと思う。大変参考になる。
 チェロメンバーはトレーナーを入れて9人、募集要項では同じく16人、弦20型になっていたので驚いていたが、さすがそこまで集まらず、常識的な人数となった。Prof.やDr.の称号を持つ人が多く、高学歴集団だ。
 昼食後、午後の休憩が長いので、日本人の他の参加者と裏山へ登った。城跡を利用したホテルとレストランがあり、眺めが良い。
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初日練習終了 [ドイツ]

 結局楽器を手にしたのは、夕食後の初練習の前、チェロを2台持っているおじさまが、貸してくれた。抑えが柔らかく、サイズも丁度良い。音程のツボにハマるようになるだろうか。
 初日は22時頃練習は終了した。丁寧な練習で、全曲は通さなかった。
 アカデミーは、とても綺麗で、食事も良く、宿泊は3人又は2人部屋でシャワー、トイレ付き、練習後は、石造りのケラーでワインやアルコールを買って、宴会する。
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Hammelburgへ [ドイツ]

 今回ドイツに来た本来の目的は、BDLO(Der Bundesverband Deutscher Liebhaberorchester :ドイツアマチュアオーケストラ連盟)主催のアマチュアオーケストラワークショップに参加するためだ。身体を慣らすためという名目で一週間前にドイツ入りし、楽器無しでぶらぶらしていたが、いつもの旅と違うのは、譜面台と、弓を持参していること。楽器は現地で貸してもらえるのだが、日が近づくにつれ、全く初めて聞いたハンス・ロットの凄いスコアを、初めての楽器で弾く怖さが襲ってきて、無謀な冒険だった…と後悔しながら、ハンメルブルクに向かった。
 少しでも早く、楽器に触りたいという気持ちから、早めに着いてハンメルブルクの駅からのんびり歩くつもりだったのだが、いつもは持たない、譜面台と弓が加わって、荷物が重く、ついにStuttgart で、歩きを断念し、合宿会場のムジークアカデミーで紹介してくれた、白タクに電話して、迎えを頼んだ。7ユーロだった。ここは、バイエルン州のかなり田舎で、タクシーすら無い。
 Stuttgartを朝9時に出発、順調に行けば14時前にハンメルブルク駅に着くはずだが、予想どおりICが遅延、1回目の乗り換え駅ダルムシュタットで既に当初予定の便には乗れないこと決定。想定内のことで、白タクは1時間後の15時前最初からで予約してあった。DBはサービスのつもりか、予約した列車の遅延情報をメールで送ってきてくれたりするが、それより毎度の遅れ自体何とかして欲しいところだ。
 ゲミュンデンという田舎の駅でもう1度乗り換え、ハンメルブルク駅に到着、途中で行き会った日本人参加者と会場へ向かった。自然に囲まれた良いところだ。
ダルムシュタット駅
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会場に到着
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シュトゥットガルト中央駅変貌 [ドイツ]

 シュトゥットガルトへは9年ぶりに来た。ニュースなどで中央駅の地下化が反対運動で遅れていることは知っていたが、工事はまさに最盛期だった。
 昔のベルリンでもそうだったが、ドイツ人は工事現場を見たがるので、ちゃんと見学できるよう、通路に窓が設置してある。
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5月ミュンヘンでの宿泊 [ドイツ]

 5月中旬と季節が良く、聖霊降誕祭の休暇とも重なり、ミュンヘンの手頃な価格のホテルは大変混んでいて、2月の時点で安宿の予約を取るのにかなり苦労した。中央駅周辺のホテルに4連泊することができず、最終的に2+1+1泊と転々とすることになってしまった。
 最初のホテルは駅のすぐそば、1階がパブの典型的ガストホフ、次は駅南側の綺麗な自称ホテルペンションで、1泊68オイロもしたが、それでも宿の人から今日なら100ユーロ、あなたはラッキーだと言われた。好意的に静かな奥の部屋にしてくれたのに、wifiが届かず、舌打ち状態だった。
 翌朝、wifiを求めてレセプション近くへ行くと、コーヒーサービスがあった。廊下の椅子でネット接続していると、レセプションにいたドイツ人のおばさまが近づいてきて、この人たちに通訳して欲しいと言う。おばさまは、英語がダメらしい。通訳を頼まれたグループは、聞けばシンガポールからで、見かけがアジア人なので、私が呼ばれたようだった。後で、おばさまが誰かに電話で、昨日からのこの、シンガポール大人男女3〜4名の“カタストロフィー“の顛末を訴えていた。朝の内容は、ごく普通の話、彼らが午後2時に出発したいと主張しているので、10時に部屋をチェックアウトし、荷物をフロントまで持ってくれば預かると言って欲しいというだけのことだった。微笑ましい、ペンション風景だ。
 最後の晩はいよいよ初めてドミトリーに泊まった。整然としており、朝食付き30オイロと格安だが、6人部屋でバストイレは廊下共同、皆熟睡していて静かだが、時々夜中に廊下で騒ぐ声が聞こえ、さすがに寝付けなかった。
 翌朝、早々に出発し、ミュンヘン中央駅のDB待合スペースに行くとピアノが置いてあり、おじさんが小さな楽譜をめくりながら、パフォーマーなのか、解説しながら、何曲か弾いて、荷物を引いて、出発していった。
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ミュンヘン着 S-Bahn工事 [ドイツ]

 前回と同じく、成田17時発アブダビ経由のエディハド便で朝7時過ぎにミュンヘンに着いた。こちら大変良い天気で暑いくらいだ。
 空港から中央駅方面へ行こうとSバーンS8に乗ろうとすると、掲示が出て、Ostbahnhof からどこかまで通行止めらしい。反対側に次にS1が来て、こちらは普通に動いている。S1に乗るつもりで、待っていたが、殆どの人が、先に来たS8に乗ったので、発車寸前に、大丈夫なのかなと思って私も飛び乗った。結局、Ostbahnhof 止まりで、U5に乗換え中央駅に着いた。本当は直接Marienplatzのドイツテレコムにいこうかと思っていたのだが、10:30ごろ駅近の宿にチェックインできたので、まあ良かった。中央駅のS-Bahnへ降りる階段、エスカレーター周囲には金網が張られ、職員らしき人が、観光客の相談にのっていた代替え輸送は、充実しているように見え、主要駅の乗換え案内には、市電とバスの番号が表示され、市内交通のアプリではなく、googl mapの経路サービスでは、見事にS-Bahn 抜きの案内が出た。駅の案内人も、とても親切に対応していたと思う。
 荷物を置いて、徒歩でMarienplatzまでiPhoneのSIMを入れ替えにショップへ行くが、相変わらず店員が要領を得ず、今回は、同じ店で3回目の処置で、やっとスマホが使える状態となった。
 ホテルに戻るが、今日はサッカーの試合があるらしく、1階のパブでは既にビールを飲んで盛り上がっている感じだ。次に、宿の食堂のみで使えるインターネットが、普通でなく、2日目に、やっと使えるようになった。毎回初日はいろいろあって大変だ。
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アブダビ空港乗り継ぎ
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Sバーン掲示
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ドレスデンから再びミュンヘンへ [ドイツ]

 いよいよ、最後の移動日。朝4時起きで、5:14ライプチヒ行きの、各駅停車に乗り、1時間、ほぼ時間通り到着し、駅でコーヒーを飲んで定刻通り来たICE に乗り込み5時間後、Münchenに着いた。遅れない幸せをしみじみ味わった。
 家主の友人は、夜8時オーストリアから車で帰宅、近くにあるバイエルンのレストランと言うか、ロカールというか、暖炉のある素敵な店に連れて行ってくれた。この辺りは静かな住宅地で、駅の売店があるだけだと思っていたので、別世界を見て驚いた。途中に、クリスマスツリーの捨て場があり、市が集めに来るそうだ、その後は、燃料などにするそうだ。東京の大雪には遠く及ばないか、このところMünchenは雪だったか、帰りがけの星空は、とても綺麗だった。
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ベルリン風景、ドレスデンへ [ドイツ]

 アレキサンダープラッツから、ドレスデン行きのflixbusに乗ったら、シュプレー川沿いを走り、オストバンホフ近くのベルリンの壁イーストサイドギャラリーをバスの中から見ることができた。Schönefeld 空港を過ぎるとアウトバーンに乗る。ベルリンの端の風景を久しぶりに見た。
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 バスも時々遅れたりして、不安なことも多いが、今回は乗り心地も快適で満足できた。ベルリン~ドレスデンくらいの距離なら、運賃も安いしDBより良いと思う。
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ベルリンへ [ドイツ]

 ラインゴルトがはねて、夜11時前に家に戻ってきた。Sバーン駅から近いので有難い。結局時差ボケで、夜中3時に風呂に入り、部屋を片付けたりして殆ど寝る時間も無く、6時前の電車に乗り、中央駅へ向かった。真冬のドイツは、朝7時でも暗い。ならば、早朝出発時間は朝5時でも6時でも、真っ暗なことには変わりない。少し気が楽になった。
 今日はベルリンまでDB自慢の新路線。時間が短縮され乗り換え無しで実際、4時間半で到着した。ミュンヘン始発ではあったが、静かで携帯電話使用禁止の車両のテーブル席を予約した。インターネットも来ないのではないかと予約後に思ったが、それは1時代前の話、ネットと電源があり、しかも静かで、最高だった。
 途中、同じテーブルに、ビジネスマンが二人乗ってきて、エアフルト~ライプツィヒという短い区間であるが、過去の経験から席を取ったなど、大声で喋り続けた。すると少し離れた若い女性が、車掌さんに、注意して欲しいと言う。確かに、ここはRuhebereich、Quiet Sone、イタリア語でも表記され、窓の上ほうに、帯状にシールが張り付けられていた。でも、車掌さんは、どんな風に答えたのか、それは、ちょっと...すぐ降りるから我慢して欲しいと、言っていたようで、全く喋っていけない訳ではないから、さすがに個人には注意しにくいようだ。
 出発後、ニュルンベルクまではすいていたが、バンベルクあたりからどんどん人が増え、エアフルトでは予約席は満席、降りると次の予約が表示され、交代で乗り込んでくる。DB名物の遅れも無く、無事到着して、本当に良かった。
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 昼前にベルリンに着いた。以前のフランクフルト経由より断然早い。中央駅から、友人のアルゼンチン人のアパートへ直行した。10年以上前語学学校で知り合い、親しくしており、ベルリンで宿を提供して貰っている。母国語のスペイン語のほか、数ヶ国語がペラペラである。
 早速昼食にアルゼンチン料理店に連れて行って貰った。
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ミュンヘンへ [ドイツ]

 昨年のブリュッセル行きと同じく、成田からアブダビ経由のエディハド航空でミュンヘンに来た。
 今回は、航空券をエディハドのHPで買い、座席も予約した。すると出発数日前に、アップグレードしませんか、お安くなってますよと、メールが来て、応じずにいると、次に隣が空いている席に移りませんか、1席7500円くらいだっただろうか、横3席もご用意できますと。実際搭乗してみると、隣の2席とも空いていた。どこかへ移ったのだろうか。また空いている席を探して、後方から、何人も移動してきた。アブダビからミュンヘンの便は、ビジネスクラスの人が沢山おり、優先搭乗させるので、待っていたら、搭乗口に殆ど人がいなくなった。もう、ビジネスの人いませんか?というコールが、エコノミーの人もどうぞという意味だったのだろか。
CAさんは、この前のフライトに比べキッチリしており、制服も着て、皆さん綺麗な方だった。
 エディハドは、基本お酒は供さないようで、お客さんはとても静かだ。映画も音楽も興味の対象外のものしか無いので、ひたすら眠り、初め12時間、乗り継いで8時間、毛布もクッションも質が良いので、毛布を肩にかけて降り、パスポートコントロールに並んでいる女性を、意外と沢山見た。
アブダビでの手荷物検査はとても簡単だった。機内でおしぼりは無く、飲み物サービスは少ないが、総合的には、お値段以上だと思う。離着陸は、LHよりずっと静かで、気圧の変化で耳が痛くならなかったのは、初めてだ。前回より、印象が良くなった。
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 ミュンヘン空港に早朝着き、Sバーンで友人宅に直行した。今回本人は仕事でおらず、下の階の親切なおばあさんから、友人宅の鍵を受け取り、荷物を置いてからボックスオフィスに向かった。ヴァルキューレのチケットを引き取ってから、ひょっとして、今日のラインゴルトは無いかと尋ねると、そうだ!今日はラインゴルトだ、と調べてくれたら、何と一枚、支払われずに流れたのか、戻ってきたのか、チケットがあり、即購入した。
 今回、ペトレンコ・リングの前半を聴く予定が、ラインゴルトは結局チケットが入手できず、寒空にズーへする覚悟で来たが、運良く1列目の席をゲットできた。
 次にやることはsimfreeのiphoneを使えるようにすることで、マリーエンプラッツ・市庁舎正面にあるドイツテレコムの店に行った。カードにチャージする店と、技術者の居る店が違うので、2店舗を二往復して、2時間かかって、使えるようになった。まあ、チケットにかける労力が不用となったので、良いことにする。
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バイロイト マイスタージンガーの舞台美術 [ドイツ]

 公演に先立ち、Taff主催の舞台美術の話、今度はマイスタージンガー。日本では、Webで一部分しか見られなかったが、ドイツに来て、ドイツ国内限定のBR-klassikの映像を、宿の今一つのネット環境の中で、廊下に5時間居座り、ようやく全部見ることができてから、翌日にTaffの話を聞いた。泊まっているドイツ人たちも、興味津々のようだった。
 雰囲気は、新国立劇場の、バックステージツアーのようだが、現場には行かず、スライドを交え実際小道具を手に取りながら話を聞いた。
 最高傑作は、"コスキーの蝋燭"だと思う。50cm位まで近づかないと、炎が、平面であることに気づかない。さらに蝋が溶けて流れる不思議さ。
 次にコーヒーカップ。割れたり滑ったりしないよう、カップの裏側とソーサーにシリコンのような、滑り止めが、塗ってある。そして、マイスターたちが、一緒にコーヒーカップをスプーンで鳴らすシーンがあるため、その音が音楽に合う音程に揃えてある。
 セットの芝生は、草一本一本が、よくある段ボール製の細紐だった。
 色々なものをネット購入して、買い揃えているそうだ。食べかけの料理も見事だった。
 ネタバレは、日本のBS放送前なので、一応このへんで。
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バイロイト パルジファルの舞台美術 [ドイツ]

 Taff会員のための、Parsifalの舞台美術についての講演があり、大道具をコンピューターで設計して、作り上げるまでのこと、様々な手作り小道具の苦労話などが紹介されました。
 Festspiele のHPのpodcast にも、公演で使う血液専用の冷蔵庫が紹介されていますが、実際3種類の食べられる血液を持ってきてくれて、私も一つ味見しました。シロップ味で、他にミントやコーヒー風味もあるらしいです。これらは、1幕の聖堂の儀式で、実際飲むとのこと。Amfortasが血液を流すタイミングは、シリコン等で作った血管を破り、音楽にあわせて、どこで、どれを流すか決まっているとのこと。
 2幕舞台左側のお風呂は、幕間に、50度に設定し、入る時点で36度になるよう準備され、積んであるバスタオルで、本当に普通に身体を拭いているとのこと。上方にある沢山の十字架は、各地の博物館などの写真を集め、作ったそうです。落ちてくる十字架は、それ専用の簡単な十字架を準備。
 3幕の舞台に散りばめられた瓦礫も、置き場所の図面があります。舞台奥の水浴(滝?)の水音は、やはり音楽の音量に合わせて、調整されるとのことです。
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自家製の血液
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今年のバイロイト [ドイツ]

 戻ってきて10日ほど経ち、気付いた点をいくつか…
①警備状況
 チケット購入者には事前にメール、封書で厳しくなるよと連絡があったが、初日パルジファルの警備は特に厳しかった。ともかく警官の数が多い。坂の下の公園に入るところから、2〜3人徒党を組んで巡廻している。
 劇場正面には、上手側シュタイゲンベルガー横の階段と、下手側元タクシー乗り場付近にバリゲートがあり、警官がチケットを確認し持っている人しか入れない。(正面道路は通行止めなので、タクシー乗り場はかなり遠くに移動、階段登り下りがあり老人に不評)
 2日目リングチクルスになって以降はバリゲードも無くなり、見た目は元に戻ったが、警官の数は多いまま。昨年までと違うのは、劇場裏は仮設の柵ができて、休憩時間にグルッと回遊できなくなった。駐車場からの道すがらも警官がたくさんいるので、劇場の上の方まで散歩する人も減ったようだ。ヴァルハラレストランも客が大分減ったのではないか?
②Liebesbier(新しいビアホール)
 街中で観光客向けの大きいヤツはOskerしかなく、Herzogkellerは少し離れていて祝祭の後に行くのはきつかったが、今年からロートマインセンター裏に新規オープンした。
http://www.liebesbier.de/
 バイロイトでは誰でも知っているマイゼルの直営で、工場のすぐ下のロートマイン川の段丘(ブラタモリか?)に沿って造られた。そう言えば去年は工事中だったかもしれない。
 これまでマイゼル工場を見学して、最後にビールを試飲するところで、ビールは飲めないのか?(ビアホールは無いのか?)聞いても、隣のレストラン(Goldener Löwe)へ行けと言われたが、今年からは工場見学コースとエレベーターで直結した。
 ただ、内装は全くドイツ風ビアホールでなく、おしゃれな感じでアメリカ風ハンバーガーなどメニューにある。庭のビアガーデンもきれいに整備されていて、ビールも500種とか!
 広過ぎて、シーズンオフはどうするのか余計な心配をしてしまうが、いずれにせよ、日本人団体客の多いホテル、アルベナやラインゴルトからは近くて便利だ。(特にラインゴルトからはごく近い)
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③Festival Junger Künstler Bayreuth(国際青年芸術祭)でのバンコクオペラ
 毎年祝祭の時期に、若い音楽家を対象としたワークショップが開かれており、その中のイベントとして、今年はタイのバンコクから招かれた。私は日程上本公演を聴くことはできなかったが、練習をちょっと見せて頂いた。10代の若者中心の小編成のオーケストラで、奏者はバイオリンとビオラを持ちかえたり大変だが、達者で生き生きとしていた。
http://www.youngartistsbayreuth.de/
 実はバンコクオペラは知人が所属しており、ヴァルキューレ初演を見にバンコクまで行っている。大変懐かしかった。
http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2007-12-01
http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2007-12-06
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開幕前の劇場 [ドイツ]

 いよいよ明日から祝祭なので、散歩がてら行ってみた。今年は赤絨毯が無いそうだが、正面には既に立ち入りを仕切る柵の準備が出来ている。上手側には中継車も入り、劇場裏の通行は幕を張られて完全に出来ない。
 去年までと違うのは、雨よけ用巨大なパラソルが多数設置されていること。正面ファサードの仮設足場隠しのシートも撤去され、すっきりした。
 散歩している人は多いが、雰囲気は物々しい。またテロがあって、警官の数は更に増強されるようだ。規模の大きいザルツブルクやルツェルンはどうなっているのだろうか?
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バイロイト音楽祭の警備 [ドイツ]

 今年のバイロイト音楽祭は警備が厳しい。建物の周りにフェンスが張られており、一般人は建物の裏側を通り抜けできない。西側には警備の人が二人おり、私は一応音楽祭の客で、まだ早いのですが、と言うと、自分たちの写真は撮らないでくれと言われた。
 チケット購入者全員に出したのだろうか。音楽祭から手紙が来て、安全確認のため、身分証を持って、開演45分前に来るようにとのこと。会場への持込不可アイテムは、ペットボトル、先の尖ったもの、大きいバッグ、クッション。新聞では傘が追加されていた。女性のイヴニングバッグはOK。どんな混乱がおこるのか、開演が遅れないと良いが、大変なことになりそうだ。
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 ドイツ人の女医さんと、東京を案内したご縁で再会し、Wiegnerという地中海料理の店へ連れて行ってもらった。旅の思い出のアルバムが出来ていて、二度会っただけなのに、とても気持ちの通じあう友達になったと彼女の方が驚いている。とても有難い話だ。
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毎日食べているパン
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2016夏 Sinzing の 猫たち [ドイツ]

 今年は日帰りで、レーゲンスブルクからSバーンで2駅離れた、ドナウ川沿いのSinzing の家族を訪ねた。私がドイツ語を始めて最初にホームステイしてから既に15年の付き合いになり、私はもうお客さんではなく友達なので、特に構われることはない。お客さんだったら、途中で昼寝なんてしないわ、と奥さん。確かに夫婦それぞれ、庭やソファーでうとうとしていた。
 ご主人は相変わらずマメで、庭のさくらんぼに、アメリカンチェリーを混ぜて、あっという間にジャムを作ってくれたり、私のインターネットGメール問題を解決してくれたり、ここに来ると、本当にに心が休まる。
 静けさを破る騒音と、敢えていうなら、さくらんぼの種を一粒ずつ抜く、手動の種抜き器の音が大きく、日本だったらまず、家族から苦情が出そうで笑ってしまった。
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 生後6週間半になる、子猫が4匹と去年赤ちゃんだった母ネコ、その兄弟(子猫たちには、叔父さんにあたる)と、総勢6匹おり、子猫を庭に出すときは、家族皆で、所在を確認する。
 子猫は二階で生まれ、囲いを作ってあげていたが、暫くするといなくなり、一階のソファーの引き出しの中に、勝手に引っ越していたそうだ。どの猫も人懐っこく、一日中見ていても飽きない。この日の朝、初めて母ネコが子猫たちに鳥を捕獲し、キッチンに運んできたそうだ。直ぐ、庭に出して、お昼の運動時間に、子猫たちは、初めてのご対面。初めはあまり関心がなさそうだったが、夕方もう一度庭に出したときは、一匹ずつ、交代で鳥をオモチャにして積極的に遊んでいた。お昼のとき、叔父さん猫が、子猫の交頭を一匹ずつ叩いていた。こんなのは、初めだが悪いことではないと、奥さんが言っていた。
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 この日は、とてもお天気がよく、奥さんは日本人からみれば、ほとんど裸状態だ。ドナウ川ではモーターボートで水上スキーしたり、泳いでいる人もいた。今年は雨は多いが目下川の氾濫はなく、水を逃がす地下室には、50cmくらい、水が溜まっているそうだ。
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バイロイトのドイツ・アメリカ協会バーベキューパーティー [ドイツ]

 毎年、7月第一週目の週末に開催されるバイロイト市民祭では、各国とドイツの交流協会が、屋台で自国の料理を提供している。それとは別に、ドイツ・アメリカ協会では、毎年7/4独立記念日近辺で、バーベキューパーティーを開くという。場所は、ロートマインセンター近くの野外野球場だ。料理は持ちよりで、肉や魚を焼く炭火のバーベキューコンロが用意される。バイロイトに住むドイツ人夫と日本人妻の夫婦も参加していた。18時から、総勢30人近く集まった。飲み物は売店で買う仕組み。
 野球場といっても、日本と違い細長い芝のグラウンドで、ゴールを置けば、どう見ても、サッカー場にしか見えない。
 協会会長は、ザンクトゲオルゲンにある刑務所の所長だ。(まさか名前はフランク?)そろそろ引退したかもしれないが、8/3には刑務所見学があるそうだ。パーティーもあると以前聞いたことがある。地元へのサービスだろうか。
 誘ってくれた日本人奥様は、ドイツ語より英語が得意で、今年金婚式のドイツ人夫、アメリカ人妻のご夫妻と、流暢な英語でしゃべっていた。娘も婿もアメリカ人医師だが、EUではないので、ドイツで医者の資格を取得するに苦労し、ゲーテ・ インスティテュートB2の試験をパスしなければならなかったと言っていた。(G)
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ベルリン~バイロイト・バスの旅 [ドイツ]

 今回は、安さに釣られてベルリンからバイロイトまでFlixbusを使ってみた。良くチケットを見てなかったので、出発時間になってもバイロイト行きの掲示が無く、焦って聞きに行ったら、チューリッヒ行きのバスだった。
 定刻に出発したが、1時間走ったところで、ドライブインに立ち寄るというアナウンスがあり、病人が出たとのこと。立ち上がって覗くと、前方の通路に女性が横たわっているようで、話しかけても反応が無い様子だ。10分ぐらいして救急隊の人が担架で運び出した。30分遅れたので、各停車場所の到着時間修正のアナウンスが一度だけあり、その後は、ずるずると遅れ、バンベルクの近くではないかと思うのだが、給油と運転手交代のため停車し、結局1時間遅れて、出発から7時間で、バイロイト駅の近くに到着した。
 乗り換えが無いのはありがたいし、バスの中も静かだ。でもインターネットはいつも接続できるわけではなく、去年乗ったDBのバスの方が乗り心地は良かった。まあ、ベルリンからチューリッヒまでバスで行けるなんて凄い。Flixbusは路線を拡大しており、安全さえ保ってくれるなら、本当に便利だ。(G)
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ベルリン雑感 [ドイツ]

 黄昏が終わって、日本人と食事をして戻って午前1時半、ちょうどEMドイツ対イタリアの準決勝が終わって家路に向かう人々と一緒になり、ベルリンの町は真夜中とは思えない賑わいだった。帰宅すると程なく彼女も友達を連れて戻ってきて、暫し雑談、翌朝の出発時間について、せっかちな日本人の行動が、居候3年目にしてようやく理解してくれるようになった。まあ、これはお互い様。毎度一緒に出かける時間は、相互に譲歩するようになった。結局寝たのが3時。
 彼女は、毎週パリからベルリンに戻って来るわけではなく、私がベルリンに着いた時は、部屋は冬のままで、クリスマス以来と思われる埃がたまっていた。これは大変と思い、一週間少しずつ掃除をしたら、かなりきれいに光り、帰って来た彼女もビックリ、とても喜んでくれた。
 古い住まいは、使い続けないと故障が起こるようで、電気が突然付いたり、ガス湯沸かし器も機嫌が良いときだけ付いてくれる。その古い湯沸し器が遂に火曜日の夜を最後に、全く稼働しなくなった。水、木、金と三日間工事の人が来て、古い部品ナンバーをあちこち電話して探し、ベルリン中から3つの部品を集めた。金曜日午前では終わらず、4つ目の部品は午後取り付けて、ようやく工事完了。念のため修理代を尋ねると、約600ユーロ。湯沸し器全部交換すると、1000ユーロ以上だそうだ。こうして3日ぶりにシャワーを浴びることができた。何だかお湯の質まで良くなったようで、幸せだった。彼女に修理代を聞いてみた話をすると、修理代は、家主持ちなので負担はほとんど無いそうだ。10年前入居したときから、すでに古ぼけていて、昨年11月にも修理してもらったとのこと。
 去年聞いた話だが、髪のチリチリした民族の人は、乾燥していて、髪も汚れないというか、自分も他人にも、1週間なら洗髪せずとも、全く分からないそうだ。何だか羨ましい。(G)
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2016年夏 ベルリンに着いて [ドイツ]

 22日にベルリンに着いたが、今年はまだ観光地をぶらついておらず、U2の東の終点近くの生活圏から、フィルハーモニーやら、シラー劇場、ドイチェオパーなどへ往復している。長らく工事中だったU2がOlympiastadionまで直通になっていて良かった。
 一度だけ、アレキサンダープラッツからSバーンでフリードリヒシュトラーセまで行ったが、何年もかけてきれいになったアレックスが、この1年の間に汚ならしく変貌してしまった気がする。まず地面の汚れ、物乞いの視線が挑戦的で、哀れみを乞う目でないのが、少し怖い。昔から何処へ行ってもそういう人には出合っていたのだが、今年はちょっと雰囲気が違う。駅の通路にも、若者の物乞いが目立つ。フリードリヒシュトラーセから、ウンターデンリンデンいく間は、観光客が多く、通りに座っている人の中には、頭に布を巻いた、こぎれいな母と可愛い子供たち、ミュージシャンのグループも居た。たまたまかもしれないが、夜10時過ぎると見ない。何か禁令があるのか、寝床を確保しに行っているのだろうか。
 地下鉄の検札は初日に出合った。いつも音楽会へ行く途中夜7時~7時半の時間帯。翌日はStadtmitteで下車した人を検札していた。地下鉄内のパフォーマーは一度だけ、金管部隊に出会った。相変わらず、路線図を持った外国人観光客は多く乗ってくる。
 泊めてくれている家主がエビ好きと去年知り、坂角のエビせんべいの、一口サイズのカラフルなパックに、何のエビかと聞かれて、困ってしまった。ことしは、元祖"ゆかり"と、連れ合いが八重洲の北海道物産館で仕入れてきた、甘えびの乾燥させた物を持参した。坂角は去年HPを送り、説明したが、普通何のエビかと問う日本人はいない。甘えびはDeep-water shrimpで、甘いエビという意味だと説明し、普通生で食べると話した。
 彼女は、ベルリンの回転寿司で、小えびのフライを二皿平らげる。日本の大きなエビフライを一度食べさせてあげたいものだ。
 こちらでは、ベビーシッティングだけでなく、ハウスシッティングといって、学生など無料で住まわせ、家を管理してもらうのは、一般的とのこと。日本でやっと民泊が始まりつつあると言うと、こちらは、何と、一定期間家自体を交換するサイトがあるそうだ。お向かいで鍵を渡してくれた家族は、ミラノから来ており、自分たちの住まいをお向かいのベルリンの家族に提供している。ヴァカンスにお互い宿泊費ゼロだ。パリは、昔から部屋貸しがあるが、かなり税金が高いそうだ。彼女は今ヴェルサイユ勤務なので…。つまりベルリンとヴェルサイユに家があるということだ。日本では考えられない。(G)
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ライプツィッヒからドレスデンへ [ドイツ]

 ライプツィッヒ~ドレスデン間をまたバスで移動。時間は電車と同じくらいだし、何より安い。朝、借りた部屋を出るときにホストに挨拶をしたら、ライプツィッヒオペラのテノール歌手だということが判明、びっくりした。ラインの黄金のフローを歌っているという。お土産にCD(2013年生誕200年記念)をくれた。ここではヴァルキューレのジークムント、例の「ヴェルゼ~」のところを歌っている。凄い!
 バスはオペラの建物の後方、公園の横から出る。各方面に行くお客で結構ごった返している。バス自体も満員の盛況だった。
 うとうとしているうちにドレスデンに到着、中央駅裏のホテルに行くと、午前中なのに部屋に入れてくれてラッキーだった。荷物を置いて町に繰り出し、何故かドレスデンまで来て、聖母教会裏のホフブロイハウスでビールを飲んだ。
 Kulturpalastは改装中のようで、やっとちゃんとした(?)コンサートホールができるようだ。アルトマルクトのスケート場は、暖かくて氷が溶けていた。(B)
ライプツィッヒ バス乗り場
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聖母教会
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Kulturpalast
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スケート場、暖かくて氷が溶けている
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今年もレーゲンスブルクへ [ドイツ]

 Bayreuthを出てWeidenで乗り換え、Regensburgの友人家族のところへ今年も遊びに来た。気づけばもう12年の付き合いになる。2年前、隣町Sinzing に引っ越し、今はドナウ川まで30歩ほどの所に住んでいる。
 ネコ好き家族なのだが、今年一匹交通事故に合い死んでしまった。寂しいので、4月生まれの子猫を2匹保護施設から引き取った。5匹の兄弟姉妹のうちの、雌雄1匹ずつ。保護された時点で、母猫はおらずお互いの耳をおっぱい代わりに吸っていたという。なので、2匹とも、耳が歪んでいる。子猫は、元気で可愛い。女の子の方が活動的で、庭で卓球していると、落ちたボールをサッカーのように、追いまくる。小さなぬいぐるみや、ゴムが伸縮する猫用のオモチャも大好き。一つ悲しいのは、家のお母さんがフリースを着て子猫を胸に抱くと、両前足で交互におっぱいを押す仕草をする。個人的には、子猫とこんなに長く一緒に過ごしたことがないので、本当に可愛いと思う。
 翌日は、ミュンヘンのお父さんのご両親の家へ、車で連れて行ってもらった。4年前、金婚式に招待されて以来だが、まずは元気そうで、訪問をとても喜んでくれた。近くにウンターハヒングというサッカークラブチームがあり、クラブハウスのレストランへ行った。
 ご近所が高齢になり、空き家がどんどん増えているとのこと。随分前になるが、ヒットラーの飛行場にも散歩しに行ったことがある。30~40年前の新興住宅地で、ミュンヘンから一番近い村だと笑っていた。この学者と先生の一家、お祖母ちゃん以外は、冗談ばかり言う。
 近くに、地域の人たちがボランティアで建てた、海外からの避難民のための、きれいな宿舎も車から見せてくれた。連日のように、ドイツのニュースで取り上げられている、船でやって来る避難民。ここでも、実際そういう人たちが増えているとのこと。そこに、ドイツ語を教えに行ってるご近所さんがいるそうだ。
 この日、Googleアースを、手のひらで操作するLeap Motion を初めて見た。操作は結構難しく、練習のためのゲームもある。これも段階を踏んで、どんどん難しくなる。空間で、ものを握るイメージの練習だ。手を開いたり握ったり、前後左右に動かしながら、地球上の日本の自分の家まで到達したが、その当たりの建物は、真っ白で、写真ではなかった。Sinzing の家は、写真が古かったので、お父さんが、自分の車が置いてある写真と入れ換えていた。
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Wahnfried (17.07.2015) [ドイツ]

 7/26に再開するというヴァンフリートを、半信半疑でそっと庭側から覗いてみたら、本当に出来ていた。3年振りに表と裏から写真を撮った。
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バイロイト大学インターナショナルクラブ [ドイツ]

 正式名称は良くわからないが、海外からバイロイト大学に仕事で来ている先生方などの家族同士の交流とサポートのため、大学関係者や引退した先生方などで、ほとんどが女性の朝のお茶会が毎月一回開催されているとのこと。場所は、大学のガストハウス。急にお誘いを受けて身一つで、参加させてもらった。本来は、持ちよりのお茶会で、インド人、韓国人、日本人、ドイツ人合計20人位参加者がいた。来たばかりで、ドイツ語や英語がやや覚束ない方もいた。
 参加の資格に厳密な決まりはないようで、知り合いもいたので、誘ってくれた、私とほぼ同世代の日本人女性のバイタリティーには、いつも圧倒される。現地ワグネリアンのドクターや、ドイツ人と結婚して韓国語を教えている韓国人など、魅力的な女性の方々とお近づきになれ、思いがけない楽しい時間だった。
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St.Georgen Swingt 2015 [ドイツ]

 St.Georgenは、バイロイト駅裏から、坂を上がったところにある、中世のような空間(田舎)。2011年から7月に町のジャズフェスティバルを開いている。今年で5年目ということで、2年前に来た時に比べ、運営にも慣れて、参加バンドも洗練された印象だった。住人や、企業の中庭にテントを張り、椅子を並べ、PAをセットした小さな空間が5箇所、通行止めにした通りの両端には、大きな舞台がある。
http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2013-07-13-3
http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2012-07-14-1
 今年気づいたのだが、各テントにあるピアノが、Niedermeyerという、この通りにあるピアノ工房のものだった。だからここでジャズフェスティバルが開かれるのかと、腑に落ちた。
 今年一番感動した演奏は、KEYS'N' DRUMSというピアノとドラムのセッションだった。でも、ドラマーは写真の若者でなく、何故かベテランのお爺さん。語るようなピアノの音に、静かなドラムの囁きを乗せていく。シンバルを撫でる音が、あんなに綺麗とは知らなかった。ぶっつけでお互いを予想する絶妙な呼吸、同じ瞬間に二人の音が合うことが不思議なほど、外界とかけ離れた異質な世界だった。ピアノも凄く上手い。ドラムは力強い興奮の象徴のように思っていたが、禅の境地のような落ち着いたドラムを初体験できた。最後の10分しか聞けなかったのが残念だ。
 他には、HILDEGARDPOHL TRIOという女性ピアニストと、自己陶酔系ドラム、弓も使えるベースのバンドに親しみを感じた。ベースはピッチカートだけでなく、コルレーニョも上手で、ピアニストが、ベートーベン、チャイコフスキー、バッハなどクラシックの曲を編曲しているのが面白く、ドラムが鳴り物を吹いたり叩いたり、色々な音がして、全体がクラシック出身者の安心感があった。
 日曜朝Ordenkirche のゴスペル礼拝も、二年前より穏やかなグループだった。ショッキングピンクの髪をした女の子が教会に入ってきたので、ゴスペル好きなのかなと思ったら、教会の聖歌隊の上着を着て歌う側だった。最後は決まって 参加者全員でWe shall oberconeを5番まで歌う。これもなかなか気持ちよい。
 各バンドにはレパートリーがあり、古めの音楽には年配のお客さんが集まっている。一番上手だったVnは、大きな舞台で演奏したGRNDESSAという5人のバンドの若者で、ジプシー音楽、シャンソンなど、ハートがあるVnだった。他のメンバーは、年配でアコーディオンからアフリカの楽器まで、なかなか聞かせるレパートリーだったが演奏は単調だった。以前はロックっぽいジャズ?グループが多かった気がするが、個人的には、今年の雰囲気が好きだ。エキストラなのか、ジャズには不可欠な、ベーシストは掛け持ちしている人もいた。
 出店している店の全メニューが載っているメニュー表が置いてあり、飲み物の料金も統一されている。町のイヴェントとして、定着した安心感が良い。
 夜は、酔っぱらいが騒ぐこともなく、整然と後片付けされ、月曜日には静かな朝を迎えた。http://www.stgeorgen-swingt.de/das-event/die-idee/
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ドイツで初めて乗った長距離バス [ドイツ]

 朝ヴィースバーデンを出て、マンハイムの友人宅に寄った。高速バスだとマンハイムからニュルンベルグまで乗り換えなしなので、所要時間が、鉄道より1時間短縮できる。なので、同じDeutsche Bahn のHPに出てくる、IC Bus (Intercity Bus)を初めて利用することにした。しかも安い、9ユーロ。出発地はフランスのストラスブールで、マンハイムまでやはり9ユーロ。ニュルンベルグからプラハまで19ユーロというのが、売りだ。
 4時間が3時間になるのは、かなり嬉しい。しかも2階建てバス。乗ってみて知ったのだが、wi-fi が無料、お客さんも少なく、電話している人の声もあまり気にならず、ほとんど真夜中の静けさだった。アウトバーンが渋滞し、下りてからの道が通行止めで、30分遅れたため、その後の電車の接続が一時間遅れた。まあでも想定内、鉄道だっていつも遅れるのだから。
 バスには、トイレと飲み物の販売機が付いて、座席は4列。こんなに空いているということは、もっと安いバスがあるのかもしれない。
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Bayreuther Volksfest [ドイツ]

 ベルリンに着いた当初は肌寒く、日中15度、朝晩は12度くらいしか無くて、ヒートテックが役立っていたが、7月になってバイロイトに移った頃には連日34~36度。暑い。ドイツ中同じ状態のようだ。バイロイトに着いて最初に乗ったバスは、何と前後の扉が開けっ放し、驚いた。
 毎年やっているVolksfestに取りあえず行ってみた。出店もあり、なかなか賑やかだ。日本人の在住者や、大学の交換留学生も何人か来ていた。
http://www.bayreuth.de/veranstaltungen/volksfest_2477.html
 
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ベルリンのカーシェアリング [ドイツ]

 ベルリンには、カーシェアリング会社が幾つかあるようだが、今回体験したのは、multicity-carsharing.
http://www.carsharing-experten.de
https://www.multicity-carsharing.de/idee/
 再生可能エネルギー利用の電気自動車で、登録料は、30分の使用料込みで9,9ユーロ、使用料は1分28セント、JRのSuicaのような、ワンタッチシステムだ。料金感覚としては、タクシー料金の1/3位ではないかと思う。ほとんどがカーナビ付き。アプリで近くの駐車車両を探し、使ったら路上に乗り捨てだ。
 multicityのものではないが、町で一つだけ、三菱電機製の電気充電スタンドを見た。すべて、再生可能エネルギー。でもドイツ全土というわけでなく、首都ベルリンが最先端を走っているということだそうだ。羨ましい限りだ。
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タンゴの夕べ [ドイツ]

 毎週金曜夜9時半から開き、10時からバンド演奏が始まる。この時間帯が普通とのこと。旧東っぽい住宅地のアパートの一階に、バーカウンターと小さなダンスフロアがある。中庭には、薪をくべるピザ釜があり、さりげなく、粉を捏ねてピザを焼いてくれる。食べ物はピザのみ。
 踊っているのは近所の人らしいが、中にはプロもいて動きが美しい。ガブリエラは、自分の先生を誘って、ここでレッスンを受けようとしたが、先生は、本物のタンゴ音楽でないと踊りたくないらしい。この日のバンドはジャズぽく、トランペットまで入っている。皆普段着にダンス靴だ。ここは20年も続いているそうで、真夜中の音楽を、ご近所も了解済。日本にはない、ささやかかな、豊かさがある。
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