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バイロイト音楽祭―ジークフリート [オペラ(海外)]

 まるで、ワーグナーがそうさせているかのように、音楽は、ワルキューレより、さらに深く雄大になり、大自然の前で、人が無抵抗になるときのような、自然にー対する畏れにも近い気持ちを呼び起こされた。 グリンデルヴァルトで、アイガー北壁に圧倒された時のことを思い出す。
 調子が気になっていたコッホも、この日が一番良く聞こえ、存在感があった。リヤンはジークフリートの経験は豊かで、3幕でへばることは無かったが、2幕の森の場面は余り歌えていなかったように感じた。セットが巨大なため、歌手がどこで歌っているのか認知できない時があるので、映像を使うのだろう。目障りなカメラマンは出て来なくなった。この調子で、来年はもっと、簡略化していくのではないだろうか。他のプロダクションのように。
 2幕以降の演出に、大ブーイングだった。見ていても訳が分からなかった。
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 ファンファーレは、下で聞くより、奏者の後ろ建物内で聞いた方が、音が散らず、上手く聞こえることを発見
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