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妖精Die Feen―Oberfrankenhalle [オペラ(海外)]

 バイロイト祝祭劇場で公演しないとワーグナーが定めた、Fruehwerke (初期三部作)が、今年オーバーフランケンハレという体育館で演奏される。オケも合唱も、ライプツィヒゲヴァントハウス、今日はDie Feenの一回目、指揮者は、ウルフ• シルマー。既に、Rienzi, Das Liebes Verbot は、第一回目の公演は終了している。
 妖精は、演奏会形式だが、ライプツィヒでは、舞台付きですでに公演しているので、十分慣れている感じだった。ライプツィヒ歌劇場は、横幅が広く奥行きが短い。この体育館で、どのように音響を調整したのかわからないが、一番安い端の席でも、意外と音がよく、不満はなかった。ただ、オケが、横に広がっているため、下手のホルンと上手のティンパニーに時間差が生じ、はっきりしたリズムを打つので、その点だけ、ちょっと残念だった。
 音楽自体は、3幕がかなり盛り上がり、ローエングリンのファンファーレ、激しい打楽器の音はオランダ人とイメージなどがわいてくる。帰り道は、なぜかタンホイザー、夕星の歌のメロディを口ずさんでいた。二十歳のワーグナー作品の中に既に、色んな試みが潜んでいるということか。
 歌手は、アーダ役Elisabet Strid が絶好調で、アリアンダル役Arnord Bezuyenは、初めから声量がないと思ったら、最後高い声が出なかった。調子悪いけれど頑張るというアナウンスは、特に無かったが、体育館でご苦労様と、同情的したい気になる。(G)
プログラムは3演目いっしょ10euro
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スポーツパークなので、スケートリンク、プールもある
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