SSブログ

今日からサマータイム [ドイツ]

 今日はリングチクルス最終日の黄昏の日、夏時間の始まりの朝は雪だった。前日夕方部屋に戻ると、夏時間のお知らせと、イースターエッグが置いてあった。今まで何度か夏冬時間の境に居合わせたが、ホテルからお知らせを貰ったのは初めてだ。(G)
DSC02553.JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

ベルリン・ドイチェオパー―タンホイザー [オペラ(海外)]

 ドイチェオパーのタンホイザーは、前日のパルジファルとうって変わって、何故かとても良かった。席はほとんど同じ3階なのに、ピットのオケの音がよーく響き、この日はパルジファルのときと違い、金管の配置が全部右にまとまっていたと、ちゃんと見ている人がいた。
 歌手陣も有名どころを揃えて、おそらく初めのヴェーヌスベルクの豊満な女性たちの肉体が、まず、第一段階の客寄せになっているのではないかと思った。皆が中世の鎧を身につけていて、馬が動いたり、何となく面白い。真っ暗でほとんど舞台の中が見極められない、パルジファルとは、お客さんの反応も全然ちがう。
 ザイフェルト・シュニッツァー夫妻の演技の距離がとても接近しているのもちょっと面白い。ラニクルズのスキップ調の音楽も、タンホイザーなら、まあ軽やかで嫌悪感は感じず、楽しかった。
 終演後、向かいのイタリアンレストランで、早々とゲストのヘルマン役のAngerが食事をしており、タイミングをみて、サインをもらいに行った。向かい席の男性にどこから来たのか聞かれ、従兄弟が東京に住んでいると、親日の方たちだった。Anger氏は2017年に日本に来るという。
 トイレに立ったときもう一度呼び止めて、詳しく聞くと、2017年は黄昏、ラニクルズ、N響のハーゲンだ。携帯の写真を呼び出してあり、その場で、桜の写真を見せてくれたので、今年行ったのかと聞くと、うかつにも、去年上野のタンホイザーで来ていたそうだ。私たちは聴いていたのに、全く覚えておらず、最上階の席でよく分からなかったと場を取り繕ったら、あのプロダクションはひどかった、指揮者と離れていて、歌いずらかったそうだ。
 一方、日本の魚が美味しいとのこと、リトアニア出身で、お父さんは漁師だし、魚が大好きとのこと、その後、現地在住の日本人が、ドイツでの公演のことなど話し、思いがけない歌手と出会いだった。(G)
DSC02559.JPGDSC02558.JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

スカラ座管弦楽団―ヴェルディ・レクイエム [コンサート]

 急遽現地調達し、フィルハーモニーでワーグナー仲間の日本人と、ガブリエラと3人並んで聴いた。始まりの囁くような響きと、一瞬、観客のしゃべり声かと聞き違った男声コーラス、席が舞台横だったせいもあるが、とても良く響いて、教会のなかのようだった。
 常々、ベルリンフィルが世界で一番綺麗な音だと思っており、オケの音色があたかも自然界にある音のように、いつも感じる。一方、スカラ座のオケは、楽器の音は、人の声や、話し言葉のように、コーラスの声は子音までピッタリ揃った、おしゃべり声と聞き間違え、何度か焦った。
 繰り返し出てくる怒りの日は、強烈の極み。最近の耳の状態を考慮せず、買ってしまった、Eブロックだったが、フィルハーモニーだけは、本当に最高ランクの席が一番良い音にきこえるよう、設計されていると思う。(G)
DSC02540.JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽