フレッシュ名曲コンサート 西東京の音楽家 [チェロ]
日本フィルと岡本侑也さんが、保谷こもれびホールで、ドヴォルザークのチェロコンチェルトを共演した。客席はほぼ満席、指揮者の海老原さんも優しそうで、良い雰囲気のコンサートだった。
爽やかで、伸びやかで、軽々と天空への階段をかけ上がるような、流れる軽快感、全ての音がクリアに聴こえ、音楽はいつものように心から歌い、高校を卒業した"喜びの春"の気持ちのお裾分けを頂いた気分。初めてのドボコンとは思えない。いつものように、苦労のあとは、全く感じさせない。高校生活の集大成のドボコンの後、来週は札幌で山崎先生との共演、それで本当の卒業なのかもしれない。
ドボコンを聴くと、そのチェリストの思い入れ、個性や技量、人柄までも伝わってくるようにいつも感じる。濁りの一切ない音程とハーモニーは、コンチェルトの最高峰の魅力を雄弁に語ってくれた。私の知る限りで連想するのは、やはり巨匠ペレーニだが、広い世界には、若くて魅力に溢れたチェリストが、どれくらいいるのだろう。今日聴いたドボコンは、忘れないだう。(G)
http://www.rokkatei.co.jp/cultual/index2.html 3月27日(水)19時 於:札幌 真駒内六花亭ホール
爽やかで、伸びやかで、軽々と天空への階段をかけ上がるような、流れる軽快感、全ての音がクリアに聴こえ、音楽はいつものように心から歌い、高校を卒業した"喜びの春"の気持ちのお裾分けを頂いた気分。初めてのドボコンとは思えない。いつものように、苦労のあとは、全く感じさせない。高校生活の集大成のドボコンの後、来週は札幌で山崎先生との共演、それで本当の卒業なのかもしれない。
ドボコンを聴くと、そのチェリストの思い入れ、個性や技量、人柄までも伝わってくるようにいつも感じる。濁りの一切ない音程とハーモニーは、コンチェルトの最高峰の魅力を雄弁に語ってくれた。私の知る限りで連想するのは、やはり巨匠ペレーニだが、広い世界には、若くて魅力に溢れたチェリストが、どれくらいいるのだろう。今日聴いたドボコンは、忘れないだう。(G)
http://www.rokkatei.co.jp/cultual/index2.html 3月27日(水)19時 於:札幌 真駒内六花亭ホール