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ベルリン雑感 [ドイツ]

 黄昏が終わって、日本人と食事をして戻って午前1時半、ちょうどEMドイツ対イタリアの準決勝が終わって家路に向かう人々と一緒になり、ベルリンの町は真夜中とは思えない賑わいだった。帰宅すると程なく彼女も友達を連れて戻ってきて、暫し雑談、翌朝の出発時間について、せっかちな日本人の行動が、居候3年目にしてようやく理解してくれるようになった。まあ、これはお互い様。毎度一緒に出かける時間は、相互に譲歩するようになった。結局寝たのが3時。
 彼女は、毎週パリからベルリンに戻って来るわけではなく、私がベルリンに着いた時は、部屋は冬のままで、クリスマス以来と思われる埃がたまっていた。これは大変と思い、一週間少しずつ掃除をしたら、かなりきれいに光り、帰って来た彼女もビックリ、とても喜んでくれた。
 古い住まいは、使い続けないと故障が起こるようで、電気が突然付いたり、ガス湯沸かし器も機嫌が良いときだけ付いてくれる。その古い湯沸し器が遂に火曜日の夜を最後に、全く稼働しなくなった。水、木、金と三日間工事の人が来て、古い部品ナンバーをあちこち電話して探し、ベルリン中から3つの部品を集めた。金曜日午前では終わらず、4つ目の部品は午後取り付けて、ようやく工事完了。念のため修理代を尋ねると、約600ユーロ。湯沸し器全部交換すると、1000ユーロ以上だそうだ。こうして3日ぶりにシャワーを浴びることができた。何だかお湯の質まで良くなったようで、幸せだった。彼女に修理代を聞いてみた話をすると、修理代は、家主持ちなので負担はほとんど無いそうだ。10年前入居したときから、すでに古ぼけていて、昨年11月にも修理してもらったとのこと。
 去年聞いた話だが、髪のチリチリした民族の人は、乾燥していて、髪も汚れないというか、自分も他人にも、1週間なら洗髪せずとも、全く分からないそうだ。何だか羨ましい。(G)
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