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Regensburger Domspatzen [コンサート]

 バイロイトに、レーゲンスブルクのドームシュパッツェンが来た。この聖歌隊は、1000年の歴史があり、私の実家にも大昔レコードがあった。聖歌隊には小学校とギムナジウムの学校があり、ウィーン少年合唱団みたいなシステムなのだろうか。これまでレーゲンスブルクのミサの時、度々聞いており、特にクリスマスの"清しこの夜"は、歌詞どおり正に神聖だ。なので、コンサートとして聞くのは、初めてだった。
 伴奏はVn2、Vc1、バロックフルート、立って弾く簡単なオルガン(Truhenorgel)、当然いつもの聖歌隊の衣装で歌うと思ったら、スーツにネクタイ、かわいいボーイソプラノは、白シャツだった。
 プログラムは、全く分からなかったが、モンティヴェルディは、群を抜いて美しかった。音の跳躍や、効果的な声の使い方に、さすが、オペラの元祖、声で感情を表現することに開眼した人だと思った。他にはHeinrich Schuetz の作品が、チェロが華やかでいいなと思い、どんな人か後で調べたら、なるほど、イタリアのバロックと通奏低音をドイツに持ち込んだ重要人物だった。
 コーラスは、最初のテレマンでは、ハモらなくて、どうしようかと思ったが、慣れてくると、どんどん調子を上げ、各曲で何人かソリで歌う生の声が、とても清らかで、綺麗だった。
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