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TAFF総会とチケットネット販売 [ドイツ]

 今年の総会の会場は、コアザールで、参加者は意外と少なかった。今年からTAFFがKinder Oper に関与するようになり、チケット割当ても出るようになった。ゲネプロについては、舞台上の出演者の考えや希望も様々なので、善処するとしか言えないようだ。情報が届くタイミングが遅いという苦情にも、来年から善処しますとのこと。エヴァが、音楽祭の運営から身を退くことについて、カテリーナとの不仲説を否定し、妹に任せるが、自分もずっとバイロイトに居ると言っていた。ネット販売により闇チケットはなくなると、カテリーナは自信を持って言っていた。
 が、果たして今後の行方はいかにというところだ。何枚でも印刷できるオンラインチケットは、一般の劇場でも、パスポート提示を求められたことがある。バイロイトのチケットを沢山印刷して販売するなどと、悪いことを考える人はいないのだろうか。もっとも、チケットを購入するまでの手続きが、とても複雑なので、今年これだけ残券が発生したのではないかと考えると、改革の道は険しい。
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バイロイト音楽祭ーローエングリン [オペラ(海外)]

 今回最初に見る演目なのに、客席に座ると、昨年の続きのように感じるのは、なぜだろう。でも、ローエングリンの印象は、昨年と違う。エルザがEdit Hallerに変わり、少し華やかさが薄れた分、舞台上の動きが細やかになり、ネズミちゃんたちの動きの統制が緩み、今回一人一人が自由に、動いていた。    
 フォークトの声が、昨年より太くなったように聞こえ、また声量も、どんな音の中でも、フォークトの声だけが、突き抜けて聞こえた。ローエングリンのキャラクターも少し人間くさい演出になり、アクションも大きくなっていた。最後の、ショッキングな王子は、以前ほどは沢山動かなくなった。
 そんなことより、もっと大事件があった、と思う。2幕 伝令が出てくる前、オケが止まり、音が無くなった。どの楽器か落ちたのかと思ったら、実は伝令役のユンが、舞台に出遅れたらしい。いろんなことがおこるものだ。
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Bernhard Hartog バイオリンリサイタル [コンサート]

 祝祭期間中、週末にはマチネのコンサートもあり、祝祭管のコンマスを今年で引退する、ベルリンドイツ交響楽団のBernhard Hartog リサイタルを聴きに、シュタイングレーバーに行った。黄昏の翌朝のせいだろうか、盛況というわけではなかったが、シューベルト中心のこだわりのプログラムを聴くことができた。アンコール二曲もシューベルト、ピアニストはシュタイングレーバーで演奏するSevimblike Elibay.
 個人的には、シューベルトなら泣きそうなるほど美しいか、今回のアンコールくらい自由に、楽器を鳴らした音色が好きだ。奏者のシューベルトに対する思いは、どのあたりにあったのか、いまひとつ、引き込まれなかった。

F. Schubert: Sonate a-moll D385 (1816) für Violine und Klavier. Allegro moderato - Andante - Menuetto, Allegro - Allegro
L. v. Beethoven: Sonate A-Dur op.30 Nr.1 (1802) für Klavier und Violine. Allegro - Adagio molto espressivo - Allegretto con Variazioni
F. Schubert: Fantasie C-Dur D.934 (1827) für Violine und Klavier. Andante molto - Allegretto - Andantino - Allegro vivace - Allegretto - Presto
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