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成田にて [旅行]

1B20A99E-01FE-4C8E-8FF7-760E8BDCCE59.JPGA4A8085E-1B4C-4BF6-A1D0-F463DC0B556C.JPG ラウンジで一番搾り2杯、ゼクト2杯飲んで、既に足に来た。
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TAFFフォークトのインタヴュー [オペラ(海外)]

 TAFF主催のフォークトのインタヴューがあった。会員限定なので、参加者は20人ほど。進行役の女性は訛っていて、質問はほとんど聞き取れなかった。まず、フォークトの声が、先日のローエングリンを聴いたときの印象と同じく、ガリっと声にひびが入って、ある意味、男声の太さみたいなものがあった。やはり、内輪で、リラックスして話すときは、にこやかに、話題をかわす巧みさも、去年の公のインタヴューとは全然違い、感じよい。
 歌手に転向するとき、相当努力したということを強調していた。初めオペレッタを沢山歌って、そこで演技も勉強したと言う話は、日本でもあった。弟子はとっていないが、各地の音楽祭などで、若い才能を見つけ、しかるべき人に伝えることはしているそうだ。今公演の間の休みは2日で、しっかり声を休めるようにしている。オフの時は、サッカーもするし、ヴァンデリングは好きでよくするとのこと。
 今後のことでは、ジークフリートのオファーが実際来ているのか、はっきり分からなかったが、その時点で検討するという話だった。ジークフリート、トリスタン、タンホイザーを歌うことは勿論夢であるのは確かだけれど・・・無理はしないというスタンスは守っているようだ。フォークトがキャンピングカーで移動しているのは有名な話で、理由をきかれると、お金がないからと一言。今年エルザ役が変わったことについての質問には、折角パートナーとして、上手くやってきたのに残念だが、また、新しい人と組むのも楽しいし、ハラーは共演したことがあり、気心も知れていると、優等生の答えだった。
 特に興味深い話は無かったが、近くでフォークトを見ることだけで、結構皆満足しているかもしれない。途中から、声がかわり、これぞフォークトという、あの軽く甘い声での話し方に変化した。そうなると、声を聞けるだけで、何とも爽やかな気分になる。不思議だ。
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ティーレマンのインタヴュー [オペラ(海外)]

 ティーレマンの約一時間のインタヴューがあった。進行役はいつものJürgen Liebing、聴衆は結構若い学生もいて、200席くらいあった思う。ティーレマンはずっとにこやかにサービストークしてくれて、私にはよくわからなかったが、洒落た受け答えが結構受けていた。
 祝祭劇場の音の広がりについて、舞台下のオーケストラの音は、オケピット覆いに押し返され、一度舞台に上がってから、回って客席方向に届くので、音の時間差に慣れるまで、指揮はとても難しいとのこと。なので、まず歌手を指揮するそうだ。印象に残った話題は、2000何年からか、トリスタンを振っておらず、あえて絶っていて、来年カテリーナ演出でバイロイトで振ることに、かなりの思いを込めていることだ。若い頃はトリスタンが一番好きだったが、今はマイスタージンガーが一番とのこと。ハンスザックスの人柄に共感し、作品のユーモアがいいと。これからも音楽の高みを目指すから、見ていてほしいという、真剣な姿が胸を打つ。あの芸術家特有の、目の輝きというか、エネルギーというか、パワーみなぎる肉体と精神は、とてつもない才能の持ち主だと、間近に感じられた。
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