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バイロイト音楽祭ーさまよえるオランダ人 [オペラ(海外)]

 今年は、安いチケットしか買わないぞと、堅く心に決めてsuche Karte した。強気の高額チケットばかり売りに来るのだが、何と現地バイロイト友の会事務局の人が、sucheしている一般人に対し、明日のワルキューレのチケットが余っていると、声を掛けに来た。18時まで事務所が開いているからと。額面は、100ユーロ台。でも我慢して、安いオランダ人のチケットを待っていると、フランス人の夫婦が、ギャラリーの25ユーロの席を売りにきて、運よく手に入った。舞台の右1/3程度しか見えない席だが、舞台はもう十分、ティーレマンを聴きたいだけなのだから、ちょうど良かった。
 やはり、ティーレマンは力強く、音の密度が詰んでいる。ギャラリー3列目でも、下でどれほど音が鳴っているか、十分わかる。歌手陣も好調で、ゼンタ役メルベスの優しくも一際突き抜ける声が、素晴らしかった。
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