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Christian Bischof オルガンコンサート [コンサート]

 バイロイト音楽祭の期間中、毎週土曜日正午から、Schlosskirche でオルガンコンサートが開かれ、ワーグナーの曲が演奏されると聞いていたが、今回初めて聴くことができた。今日のオルガニストは、レーゲンスブルクのドームシュパッツェ出身の人で、ミュンヘンから来ている。
 オルガン演奏は、バッハか、アレンジものくらいしか、聞いたことがなく、大概、音が重なって濁って聞こえるので、それがオルガンなのかと思い、演奏会にわざわざ行ったことは無かった。ところが、今日は全く違っていた。リストもメンデルスゾーンも、とてもドラマチックな曲を、オルガンのために書いていた。ここのオルガンが特別なのか、奏者が音色を作るのか、多種多様なオルガンの音色が分離して聞こえ、オーケストラを聞いているようだった。全開の大音量がオルガンの醍醐味なのではないことを知った。
 この日のワーグナーはリエンチだったが、このアレンジはほんのおまけ程度で、他の二曲がとても素晴らしかった。色々な催しが重なってしまうので、諦めるものもあり、残念だ。
リスト:バッハ カンタータ"泣き、嘆き、悲しみ、おののき"BWV12変奏曲
メンデルスゾーン:1845年(晩年)f-moll op65/1ソナタから
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