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2015バイロイト音楽祭ージークフリートⅢ [オペラ(海外)]

 休演日明けのジークフリート、後半戦はトリスタンと黄昏と続く。ジークフリートの舞台はあまり見ず、音楽に集中した。元々、ジークフリートは単品で上演できるように作られたのに、今一つ人気が出なかったとどこかで読んだ。童話のような筋ではあるが、音楽がやはり美しく、3幕のブリュンヒルデの目覚めからの盛り上がりは恋愛の頂点を極め、ジークフリート牧歌が始まると、そろそろ幕が近づいてくる寂しさが漂う。ワニの意味を知って、観客に媚びる子ワニ姿もまあご愛嬌と、すっかり慣れてしまった。(G)

Markgrafen書店サイン会のStefan Vinke、定時に家族とアイスクリームを舐めながら現れたが、一瞬誰も気付かなかった。日本には第9のソリストとしては行ったことがあるが、オペラではまだ無い。行くとしても数年後とのこと(具体的オファーは今のところ無いとのことか?)。サインを貰っている少女は、誰の時も毎回先頭に並んでいる。末恐ろしい・・
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バンベルク響ピアノトリオーこうもり襲来 [コンサート]

 休演日の夜シュタイングレーバー館のTrio Franconiaによるピアノトリオの演奏会へ行った。バンベルク響のコンマス、チェロ主席とその日本人ご夫人によるトリオだ。会場のKammermusiksaalは、空調の効いたモダンなホールだが、開演直前コウモリが一匹天井を舞い始めた。するとあっという間に2匹、気づけば3匹、そして数えれれないほど、手品のように姿をあらわした。
 Udo社長は部屋の窓を全開にし、追い払おうとしたが、一向に出て行かない。「パパゲーノを呼べ」と言っている観客もいる(鳥ではないが)。しばらくして、パーテーション裏にコウモリが戻ったのを見て、その巣を確認し、仕方なくコンサート会場を移動することになった。
 もう一つのコンサート用の部屋は、リストの使ったピアノのある、ロココザール、特別な演奏会で用いる部屋だ。そこには冷房が無く、観客はもちろんのこと、演奏者の暑さはどれだけだったか、タオルが配られ、楽章ごとに汗を拭いていた。休憩時間に観客にも飲み物が出された。
 私たちは午前中鍾乳洞で、コウモリに見られている。コウモリが驚くので鍾乳洞内のカメラのフラッシュは禁止という表示があった。まさか私たちが、コウモリの匂いでも付けてしてしまったのではないかと、妙な心配をしてしまった。二日後地元新聞に記事が掲載、コウモリ駆除依頼の連絡先電話番号が掲載されていた。(G)
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Teufelshöhle [旅行]

 休演日にTeufelshöhleに出掛けた。朝8時3分の電車でバイロイトからペグニッツへ移動、そこから路線バスに乗り換えて20分ほどで、9時過ぎには鍾乳洞入口に到着。一昨年レンタカーで来た時は昼過ぎだったので、駐車場に入れないほど混んでいたが、この時間だと殆ど人はいない。
 Webページには9時開場と書いてあるが、当然勝手に見学できるわけでなく、必ず案内人が付くので、ある程度人が集まるのを待って、9時半頃第1回目のツアー開始。参加者は20名くらいか、子供も多い。
 中は大分涼しいが寒いというほどではなく、歩いているうちに慣れてくる。ずっと気温が高いので、空調の無い身には大変快適だ。
http://www.teufelshoehle.de/
 足元はコンクリートで固められて、整備が行き届いている。狭いところもありアップダウンは激しいが、危険なことは全く無い。鍾乳石も日本のものに比べると格段にでかい。
 ザルツブルクのアイスリーゼンヴェルト(Eisriesenwelt)よりは、小規模でアドベンチャー感は無いが、子供は大喜びだろう。もっともあちらは鍾乳洞ではなく、中の温度もずっと低い。
http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2011-08-08-1
 1時間ほどで見学を終わり、遊歩道をPottenstein方面に歩くと、途中池(?)に足漕ぎボートがあったりする。10分ほどで、Sommerrodelbahnという「そり」の乗り場があって、子供向けとは言え大人も結構乗っているので、早速挑戦してみた。(3ユーロ)
 延長1,160mのFrankenrodelと、新しい1,000 mのFrankenbobという2コースがあり、後者を選ぶ。斜面をワイヤで引っ張り上げ、頂点より重力で滑り落ちるという、ジェットコースターの簡易版で、ブレーキは自分で操作する。結構スピードが出て、これも子供が大喜びだ。
http://www.sommerrodelbahnen-pottenstein.de/
 さらに10分ほど歩いて、Pottensteinの町に到着、ビールを1杯飲んでから、またバスでペグニッツに戻った。バイロイトからの半日観光には最適だが、バスの本数が少ないので要注意。PottensteinにはBrauereiも2軒ほどあるようだが、帰りのバスの時間が気になって今回はパスした。(B)

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写真は可だが、フラッシュ不可(コウモリが驚くからだそうだ)
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