SSブログ

バンベルク響ピアノトリオーこうもり襲来 [コンサート]

 休演日の夜シュタイングレーバー館のTrio Franconiaによるピアノトリオの演奏会へ行った。バンベルク響のコンマス、チェロ主席とその日本人ご夫人によるトリオだ。会場のKammermusiksaalは、空調の効いたモダンなホールだが、開演直前コウモリが一匹天井を舞い始めた。するとあっという間に2匹、気づけば3匹、そして数えれれないほど、手品のように姿をあらわした。
 Udo社長は部屋の窓を全開にし、追い払おうとしたが、一向に出て行かない。「パパゲーノを呼べ」と言っている観客もいる(鳥ではないが)。しばらくして、パーテーション裏にコウモリが戻ったのを見て、その巣を確認し、仕方なくコンサート会場を移動することになった。
 もう一つのコンサート用の部屋は、リストの使ったピアノのある、ロココザール、特別な演奏会で用いる部屋だ。そこには冷房が無く、観客はもちろんのこと、演奏者の暑さはどれだけだったか、タオルが配られ、楽章ごとに汗を拭いていた。休憩時間に観客にも飲み物が出された。
 私たちは午前中鍾乳洞で、コウモリに見られている。コウモリが驚くので鍾乳洞内のカメラのフラッシュは禁止という表示があった。まさか私たちが、コウモリの匂いでも付けてしてしまったのではないかと、妙な心配をしてしまった。二日後地元新聞に記事が掲載、コウモリ駆除依頼の連絡先電話番号が掲載されていた。(G)
DSC00462.JPG

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0