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ヴァチカン [イタリア]

 イタリアの文化財は、拝観の予約をしておかないと行列することになるので、友人にヴァチカンドームとシスティーナ礼拝堂のツアーを予約してもらっており、朝9時のツアーに、駆け足で間に合った。ヴァチカン市国は小さいが、全体が偉大な美術館と聞いていた通り、全てが美しいと思った。システィーナ礼拝堂天井画だけは、写真撮影禁止だが、でもスマホでさりげなくVTRを回している賢い人を見かけた。
 ヴァチカンドームは黄金に輝く巨大な空間だ。タンホイザーを連想してしまったが、教皇の玉座の屋根を支える4本の支柱に、蔓が巻き付いているのを間近に見て、ローマ語りの場面と重なってしまった。
 見学は午前で終了、ランチメニューは、案の定、前菜のラザニアでお腹いっぱい、メインの肉には、殆ど手がつけられなかった。
 午後は、名所めぐり、ナボーナ広場へ行く途中の路地で、ピスタチオのティラミスを半分ずつ食べ、広場のカフェに入り、リッチにアイスとカフェ ルンゴを味わい、パンテオンの史上最古のコンクリートを見学、日が落ちて、ライトアップされたトレビの泉に腰掛けたが、コインを投げている人がいない。不思議に思い、即ネット検索、2015年に泉が大掃除がされて、今は青い水に見える。コインを投げたら罰金でもあるのかと思ったが、そうではなく、よく見ると、沢山コインが落ちており、2人並んで、左肩越しに、後ろ向きに投げてきた。いくつか彼女がピックアップした美しい教会を見学し、遠くから、ライトアップされたコロッセウムを見て、アプリでタクシーを呼び、ホテルに戻った。一日中歩き続け、からだのあちこちが痛かった。
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ゲルギエフーチャイコフスキー・プロ [コンサート]

 夜はローマにまで来てゲルギエフを聞きに行った。残念ながらドイツのように毎晩日替わりでオペラをやっている訳ではなく、入場料金も日本で買うより断然安いので、彼女に招待するから一緒に来て欲しいと頼んだ。
 会場は昔のオリンピック会場を改造したホールのようで、地下鉄の駅から市電に乗り継ぐ方法を調べてあったのだが、彼女がタクシーで行けば直ぐだからと、成る程承諾した。
 ゲルギエフは最近東京でもラフマニノフを集中してやっていたが、ローマではチャイコフスキー特別フェスティバルと称して、交響曲全曲とオペラIOLANTAを3公演やってしまうようで、相変わらず精力的だ。
 会場のオーディトリアム・パルコ・デッラ・ムジカは、1960年のローマオリンピック跡地に建てられたそうで、夜なので全体像は分からないが、かなり巨大な施設だ。2002年のオープンだそうで、まだ新しく中も大変きれいだ。でも、ちょっと内装は安普請、椅子の前幅が狭く、膝がぶつかるのは、何故だろうか。
 演奏は力強いが無理も無駄もなく、余裕しゃくしゃく、所々テンポを揺らす感じだった。木管ソロも勿論すばらしい。
 チャイ2もさすがに上手い。彼女も喜んでくれて、指揮者の左右の手が全く違う動きをしているのがすごい、しかもチャイ5は暗譜だと、感動してくれた。
 帰りもタクシー、劇場外にタクシーを誘導してくれる係の人がいて、ここは正式なタクシー乗り場ではないので、係の人が電話で呼んでいるらしい。それで私達が乗ったタクシーは、呼ばれた時点から、料金が掛かっており、行きより5€以上高かった。その理由を彼女がイタリア語でしつこく運転手に尋ね、かなり戦いモードになった。実際ボラれたかも知れないが、最後50セント負けてくれた。これ以降、彼女のタクシーアプリが活躍することになる。
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ローマ到着、サンタンジェロ、 [イタリア]

 お昼にローマ・フィウミチーノ空港に降り立ち、ヴァチカン方面へのシャトルバスに乗ると、松の木がとても多く目立つ。ローマの松!背が高く上部がこんもりしていて、至るところ、並木道を作っている。
 夕方、早速地中海性気候を体験、冬は、雨が降ったり止んだりするようだ。宿がサンタンジェロ城の近くで、ここはトスカの舞台になってるから行ってみたいと友達を促し、夕暮観光、夜7時まで開いている。屋上は、以外と狭く、オペラの舞台のほうが、広く感じられた。ライトアップされたヴァチカンも、美しい。
 夜は、20:30から、ゲルギエフ マリンスキー劇場オケの、チャイコフスキー2番5番を聞くため出掛けた。
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