ドレスデンからローマへー [イタリア]
ヴァルキューレの後、11時過ぎにホテルに戻ってから、慌てて支度をして、どうもコーヒーを飲み過ぎたようで眠れず、朝5時過ぎにホテルを出てドレスデンの空港に向かった。8時の飛行機なので余裕を見て早めに出たが、始発の空港行きSバーンが15分遅れとの表示。早く出て良かったと思ったら、2駅ほど行ってその先動かない。全員降ろされ結局代替バスに乗り換えろと言う。ドイツの鉄道は何とも信用できない。空港一つ手前のバス停は、整備工場で、エンジニアぽい人が沢山降りた。乗り換えで親切にしてくれた人も、そんな風貌の紳士だった。
今回ローマに行くことになったのは、ベルリンのアルゼンチン人友人のお勧め、何度行っても素晴らしいとのことで、連れて行って貰うことになった。ローマのホテルで現地集合だ。
ドレスデンから直行便は無くて、シュツットガルト乗り継ぎのローマ行き、ユーロウィングスEurowingsだ。LCCで運賃はそのまま買えば安いのだが、食事付きの高い券を買っておいた方が何かあった時優先搭乗ができるとのアドバイスもあり、126€のチケットを買った。
今回ローマに行くことになったのは、ベルリンのアルゼンチン人友人のお勧め、何度行っても素晴らしいとのことで、連れて行って貰うことになった。ローマのホテルで現地集合だ。
ドレスデンから直行便は無くて、シュツットガルト乗り継ぎのローマ行き、ユーロウィングスEurowingsだ。LCCで運賃はそのまま買えば安いのだが、食事付きの高い券を買っておいた方が何かあった時優先搭乗ができるとのアドバイスもあり、126€のチケットを買った。
ドレスデン国立歌劇場ーティーレマン・ヴァルキューレ [オペラ(海外)]
チクルス2日目、ティーレマンは絶好調、オケは素晴らしい。歌手まずジークリンデ役パンクラトヴァが圧倒的な声で、演技も含め素晴らしかった。バイロイトや、昨年のバイエルンの日本公演でも実力を発揮している。ヴォータン役の若いロシア人も堂々として、昨日に引き続き良印象、拍手も大きかった。
一方ジークムントのザイフェルトは、言い訳無しに出てきたことに違和感があるほど、不調に思えた。目立つところのみ、頑張るが、はじめから声がかすれていた。でも、ジークムントを歌っているというだけで、拍手は一番多く、不動の人気だ。ブリュンヒルデのラング、フンディングのツェッペンフェルトも精彩が無く 感じられるほど、パンクラトヴァが素晴らしかった。ツェッペンフェルトは痩せてしまって、外見は老人のようだった。ラングもツェッペンフェルトもお疲れぎみの印象を受けた。
いずれにせよ歌手は名のある一流歌手ぞろいで良くここまで集めたものだ。ジークフリートまで暫く間があくが、期待は高まる。
一方ジークムントのザイフェルトは、言い訳無しに出てきたことに違和感があるほど、不調に思えた。目立つところのみ、頑張るが、はじめから声がかすれていた。でも、ジークムントを歌っているというだけで、拍手は一番多く、不動の人気だ。ブリュンヒルデのラング、フンディングのツェッペンフェルトも精彩が無く 感じられるほど、パンクラトヴァが素晴らしかった。ツェッペンフェルトは痩せてしまって、外見は老人のようだった。ラングもツェッペンフェルトもお疲れぎみの印象を受けた。
いずれにせよ歌手は名のある一流歌手ぞろいで良くここまで集めたものだ。ジークフリートまで暫く間があくが、期待は高まる。
ドレスデンフィルハーモニー・ヤノフスキーブルックナー9番 [コンサート]
日曜の午前中11時間から、これも新装成ったKulturpalastで、ヤノフスキー・ドレスデンフィルを見に行った。前回(一昨年2月)来た時は、まだ工事中だった。
・2016年2月の状態(3枚目の写真)
http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2016-02-23-2
日曜朝だがほぼ満員、お年寄りが断然多かった。ホールの建物は外観は前と変わらず平凡だが、中は大変きれいに改装されていた。チケットはネット購入だが、熱心に情報メールを送って来ていて、プログラムは現地で購入すると2.5€だが、ダウンロードすれば無料とのこと。
前半のバルトーク・ピアノコンチェルト3番は、若いピアニスト、フランチェスコ・ピエモンテージが素晴らしかった。スイス人で東京にも来ているようだが、知らなかった。
後半お目当てのブル9は、この指揮者の特徴で爽やかに進んだ。ホールのサイズがちょうど良く、安かったので、最前列の席を買ってしまったが、ブルックナーは、もう少し離れて、全体の溶け合う音を味わうべきだった。響きの印象はヨーロッパのホールで感じるカラッとしたものではなく、日本に似たしっとり暗めの残響に感じられた。
・2016年2月の状態(3枚目の写真)
http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2016-02-23-2
日曜朝だがほぼ満員、お年寄りが断然多かった。ホールの建物は外観は前と変わらず平凡だが、中は大変きれいに改装されていた。チケットはネット購入だが、熱心に情報メールを送って来ていて、プログラムは現地で購入すると2.5€だが、ダウンロードすれば無料とのこと。
前半のバルトーク・ピアノコンチェルト3番は、若いピアニスト、フランチェスコ・ピエモンテージが素晴らしかった。スイス人で東京にも来ているようだが、知らなかった。
後半お目当てのブル9は、この指揮者の特徴で爽やかに進んだ。ホールのサイズがちょうど良く、安かったので、最前列の席を買ってしまったが、ブルックナーは、もう少し離れて、全体の溶け合う音を味わうべきだった。響きの印象はヨーロッパのホールで感じるカラッとしたものではなく、日本に似たしっとり暗めの残響に感じられた。