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ラ・フォル・ジュルネ シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 [コンサート]

 毎年フォルジュルネのコンサートを選んで、誘ってくれるご夫妻があり、演奏後夫婦4人で食事をするのが恒例になってきた。私たちはオケ仲間との宴会が人生の大半をしめており、落ち着いて夫婦単位で会う機会は少ない。社交っぽいコンサートといえば、パリのシャンゼリゼ劇場で垣間見た、マダム主導の年配ご夫妻方の姿が思い浮かぶ。私たちは落ち着いた年配夫婦とは程遠いが、来場者数がほどよく落ち着いた、フォルジュルネを、少しばかり受身の気持ちで過ごすことで、必死でかぶりつくいつものコンサートと違う体験ができ、初夏の風に吹かれて、心地よいひと時だった。
 今年は初めて、ホールCに入ったが、スクリーン大画面も、PAも無いようだった。席は2階席、予想以上に音が響いていたのは嬉しい驚きだった。竹澤恭子さんも、シベリウスのVnコンチェルトも聴くのは久しぶりで、竹澤さんのイメージは少し変わっていたが、昔思い入れのあった曲を、繊細に対応してくれるオケで聴くことができて良かった。時折ホール全体に静寂さが漂い、大空間でリフレッシュできたと思う。

シベリウス:悲しきワルツ
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
竹澤恭子 (ヴァイオリン)
フランス国立ロワール管弦楽団
パスカル・ロフェ (指揮)
ホールC(1494席)

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