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プラハ国民劇場ーボリス・ゴドゥノフ [オペラ(海外)]

 ここは、プラハで最重要な劇場。チェコの人の資金で建てた。中は石造りで大層立派で、客席も大変豪華だ。ボリス・ゴドゥノフは海外まで来て、初めて見た。オケも合唱も前日と同じ、National Theatre Orchester /Chorus で、前日弾いていたチェロ3名中、男性2名は今日もいた。
 このオペラは女性が殆ど出て来ない(ズボン役の王子はいる)し、重唱はなく、歌手はワーグナー的に綿々と語り続けるような重厚な曲だ。音楽はライトモティーフで有機的に構成されているようなものでなく、その場の個人の心情に合わせて切々と、まあかなりオーバーに流れて、聴きこむと結構はまるのかもしれない。
 準備不足で筋が今一つ分からないが、ボリスが死んで(?)終わりかと思いきや、その後結構話が続いていたりする。チェコ語と英語の字幕が出るのだが、最前列ということもあり良く見えなかった。
 コーラスが力強く、重苦しい感じが芸術的に表現されていたようで、相当格調高い劇場だと思う。ほとんど、直立不動で真面目に歌っており、睡魔と戦っている自分の不謹慎さが、申し訳なかった。(G)
Petr Kofroň
Boris Godunov Mikhail Kazakov
Fyodor Sylva Čmugrová
Xenia Marie Fajtová
The Pretender Tomáš Černý
Pimen Oleg Korotkov
Prince Shuysky Valentin Prolat
Varlaam Yevhen Shokalo
Misail Aleš Voráček
Andrey Shchelkalov Roman Janál
Xenia‘s nurse Yvona Škvárová
The Yurodivy Tomáš Kořínek
The Innkeeper Andrea Tögel Kalivodová
Policeman Aleš Hendrych
Mityusha Stanislav Krejčiřík
The Boyar-in-Attendance Jan Markvart

The Nationsl Theater
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