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ロジェストヴェンスキー-台湾国家交響楽団 ショスタコ8番 [コンサート]

 国家音楽院で、もう一つ、ロジェストヴェンスキー指揮、台湾國家交響樂團(NSO)の演奏を聴きいた。Vnソリストが指揮者と同じ名なので、てっきり親子かと思ったが、どうなのだろう・・・
 オケはとても耳が良いという印象を受けた。ダイナミックレンジはそれ程無く、聴く側の刺激は少ない。Vnソロも意外とおとなしかった。視覚的にまず感じたのが、1Vnがマスゲームを見ているように、弓がそろっていることだ。映像を見ているのと錯覚しそうだった。従って、出てくる音ぴったり揃っており、迫力はないが、ショスタコ8番は特に、ヨーロッパで聴くような、音の透明感が楽しめ心地よかった。一方指揮は熱演してくれて、見ていて気持ちがいい。カーテンコールの時、イングリッシュホルンの若い女性をの手を引いて、舞台の中央でニコニコと褒め称えた。終演時間が、20分ほど延びたが、心あたたまる演奏会だった。(G)
http://tifa.ntch.edu.tw/program_17.php
曲 目
李姆斯基-柯薩科夫:《俄羅斯復活節》序曲
葛拉祖諾夫:小提琴協奏曲
蕭斯塔科維奇:第八號交響曲
Rimsky-Korsakov: Russian Easter Overture, op.36
Glazunov: Violin Concerto, op.82, A minor
Shostakovich: Symphony No.8, op.65, C minor
演出者
指揮/格納迪‧羅許德茲特溫斯基(Gennady Rozhdestvensky, conductor)
小提琴/沙夏‧羅許德茲特溫斯基(Sasha Rozhdestvensky, violin)
國家交響樂團(NSO)
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