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都響×アプリコ ドヴォルザーク- 岡本侑也 [コンサート]

 久しぶりに都響の音を聴き、小林研一郎の指揮を見た。アプリコ開館20周年とのこと。早いものだ。ただ、客の入りが今ひとつなのは残念。
 岡本さんのドヴォルザークのコンチェルトを聴くのは、去年夏の読響以来。今回は連れ合いの希望で、最前列を陣取り生音を拝聴。堂々とした演奏を連れ合いはとても気に入り大絶賛。確かに岡本さんの生音で弓と弦が接する摩擦音が聞こえたのは初めてかもしれない。楽器が変わり、ちょっとヤンチャな音に聞こえるが、遠鳴り具合は如何だったのだろう、興味津々だ。生演奏は、聞く位置によって印象が変わる。各ホールで、一番音のバランスが良い席で聞ければ幸いだが、どの席で聞いても、それは本当の音であり、岡本さんの歌心と華麗なテクニックを堪能できる。
 10/10 紀尾井ホールの「午後の音楽会」で、一年ぶりの、ラメンタティオの全曲を聞かせてもらえそうだ。

指揮/小林研一郎
チェロ/岡本侑也
曲目
ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 op.104 B.191
ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 op.88 B.163

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今日は短縮版
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蒲田駅前も変貌か
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シュタイングレーバーピアノの技術と歴史講座 [講演会]

 バイロイトにSteingraeber&Söhneとういう手作りピアノの小さなメーカーがある。創業は1820年という伝統を持ち、素材から製作過程、音と響きへのこだわり、全てにおいて、最高を目指すピアノを作っている。バイロイトといえば、リストとヴァーグナーが住んだ町。社には、リストが晩年演奏したピアノがあり、ヴァーグナーから依頼された、パルジファルの舞台で使う、鐘の音(4つの音)の鍵盤を持つピアノに似た楽器がある。
 そのシュタイングレーバー社のピアノが、いよいよ、この度代理店契約を結んだ新宿御苑のピアノ販売店に展示され、試奏もできるようになった。この日はバイロイトから、シュタイングレーバーさん一家と技術責任者シェフラー氏が来日し、技術講習会、社長の講演、そして、小さな演奏会と懇親会を催した。残念ながら、一般人への告知は無く、シュタイングレーバー社のことを思うと、こだわりある物づくりのマーケティングの難しさが、もどかしい。
 所用で最初の30分しかお話を聞くことができなかったが、集まった調律師の方々に対し、社長の情熱がこもった説明が繰り広げられた。でも通訳が入ると、感情を抑えた一本調子になり、話の内容も省略もされているので、何だか少し勿体ない気がした。その後は盛況に会が運んだことを願うばかりだ。
https://www.steingraeber.de/ja/
6代目ウド社長
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シェフラー氏
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