SSブログ

ウィーン国立歌劇場ーカプリッチョ [オペラ(海外)]

 この日は、パブリックヴューイングがあり、立ち見席にカメラが入っており、片側しか最前列の席は無かった。しかし、幸運にも、その最前列に立つことができた。パルケでは音はストレートに聞こえる。初めの室内楽のところは、響きより、各楽器の細かい音がはっきり聞こえる。響きを求めるなら、最上階のギャラリー立ち見席だと思う。でも、オケの音が集合すると、前日同様、良く鳴って、言葉も良く聞こえて、なかなか良い条件の席だと思う。カプリッチョを聴くのは、まだ二度目だが、 エッシェンバッハのキビキビした音楽は、大げさでなく、良かったと思う。
 小編成の、R•シュトラウスは、アンサンブルが、とても難しいと思うが、8人の重唱も軽妙で、演劇を見ているようだった。会場からも、普通に笑いが起こる。
 ウィーンは、歌手が上手くて当たり前みたいなところで、フレミングも、役にピッタリはまってとても美しかった。
 休憩無しの二時間半、別に、体調に支障は無かったのに、最後の独白場面へ移るとき、舞台の照明が青くなった途端、急に気分が悪くなり、あろうことか、最後まで口をハンカチで抑え、必死で手摺に掴まっているのが、やっとだった。情けない結末だ。
 翌日は、午後出発なので、久しぶりに美術史美術館へ行き、好きな絵画だけ、たっぷり時間をかけて観賞した。我が物のように、一人で名画を独占できて、ヨーロッパのミュージアムは素晴らしい。(G)
DSC03152.JPGDSC03153.JPGDSC03147.JPGDSC03155.JPGDSC03151.JPGDSC03158.JPGDSC03165.JPGDSC03162.JPGDSC03167.JPGDSC03189.JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽