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ベルリン・コーミッシェオパー 魔弾の射手 [オペラ(海外)]

 ビエイトなので想定内ではあるが、主要な登場人物(最後に出てくる隠者含む)が、殺されるか自殺するというトンデモ演出。主役マックスは後半(というより、魔弾を手に入れてから)狂人化して、終始全裸で熱演、ご苦労さまと言いたい。ベルリンの聴衆はとうに知っているので特にブーも出ないが、知らずに来た(?)お父さんは休憩時間に慌てて子供達を連れて帰って正解だった。
 設定は現代の田舎の山村で、銃社会の狂気を表しているのは分かるが、あまりにも殺伐としている。
 指揮のMihkel Kütsonは若く人の良さそうな童顔で、舞台で何が起ころうとも淡々と音楽を進める。きびきびとしたテンポで、音楽だけ聴いていれば爽快である。(B)
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