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バイエルン国立歌劇場管弦楽団-マーラー2番「復活」 [コンサート]

 バイエルン国立歌劇場管弦楽団の復活をシュターツオパーで聴いた。指揮はエッディンガー。
 私の中のエッディンガーのイメージは、確固として、常に自分がコントロールしている音楽を目指している指揮者という感じだ。音楽が流れないのと流されないのとは確かに違うが、隅々まで意図的に作る音楽はどんなものだろうか。曲中しばしばあるGPでは、音楽が完全に止まってしまうように感じ、聴いていて疲れるのは私だけだろうか。音楽を聴く時のの心地よさは、音楽の流れの中に身を置く、幸福感のように自分は感じるが、それも人様々。エッディンガーのように、頭を使い、あれこれ試みる音楽も、また新鮮で支持されるのだろう。
 後ろ姿は、本当にバレンボイム先生に似ていて、大振りだが、出てくる音の方向性は、違うように思う。年末東京の新国立劇場でこうもりを振ったが、そのときのごつごつした印象を思い出した。
 客席は完全に満席。4、5階席は立ち見でいっぱいだった。マイヤーはさすがの貫禄。(G)
指揮:Dan Ettinger
ソプラノ:Dorothea Röschmann
メゾソプラノ:Waltraud Meier
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