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2020年バイロイト音楽祭チケットキャンセル [オペラ(海外)]

 アベノマスクの現物も、「特別定額給付金」の申込書もまだ届いていないが、5/28にバイロイト音楽祭事務局から今年のチケット処理についてのメールが来た。
 当家は申し込み10年目にして初めて正規ルートでチケットが当たり、当然支払いも既に済ましているが、キャンセルの要点(選択肢)は以下のとおり。他のオペラと同じように、自分の申し込み用ページを開くと、1.の寄付の項目に既に選択チェックが入っている状態になっている。
1. Spende an die Bayreuther Festspiele GmbH
 全額寄付する、または一部寄付し、残りを次回申し込みのデポジットとする。寄付した場合、記録をしておく。(次の申し込みの際考慮)
2. Guthaben für eine nächste Bestellung
 全額次回申し込みのデポジットとしておく。期限は2021または2022年。なお、新リングチクルスは目下2022年の予定。
3. Erstattung der Festspielkarten 2020
 払い戻し(指定銀行口座、または使用したクレジットカードに返金)。但し、今年当選したという記録は残る。(次年度以降の申し込みは、1からスタート)
 実際、音楽祭のチケットはまだ発券されていないので、キャンセル手続きは簡単。日時、演目を書き込む必要なく、請求書No.と総額だけで管理される。他の劇場に比べ、至って単純。1~3項目から一つ希望の方法をマーキングし、返信するだけだ。
 当家の場合、2. を選択。リングチクルス、マイスタージンガー、ローエングリン、タンホイザーと全演目当たっているが、デポジットの場合、次回どの演目割り振られるかなど、詳しいことには触れていないのが少し不安だが、何せ初めてのことなので仕方がないと思う。
 東京オリンピックの方はまだ何の情報も無いが、どうなっているのだろうか?実は、こちらも当たっている。
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ヨーヨー・マ バッハ無伴奏組曲全曲web配信(Live Memorial and Tribute: Yo-Yo plays Bach ) [ネット配信]

 新型コロナウィルス大流行の中、ヨーヨー・マ演奏による犠牲者の追悼を祈念し、医療従事者に感謝し、人々を励ます、ボストンからのweb配信があった。
 日本時間で早朝4:00、我が家は平常の起床時間で、最初から見ることができた。正直素晴らしかった。氏の人間愛を感じる。
 氏の休憩無しのバッハ全曲演奏は、ちょうど一年前ウィーンムジークフェラインで聴いていた。
https://gruen.blog.ss-blog.jp/2019-05-29
 その時の印象では、音楽がとても高貴でさらさら流れ、曲毎の拍手も静止するほど没頭していて、聴衆と音楽を共有するというより、教会の祈りのように、高いところから、下々の者へ降り注ぐ恩寵のような感じだった。ところが、今日の音楽は違ってた。1番のプレリュードを弾きはじめると、意外とテンポが遅く、丁寧に語るように、また言葉を噛み締めるように弾いている。これだと多分途中で、休憩か中断があるだろうと思っていると、中断というより、時折本人によるちょっとした曲の解説が入った。
 バッハ無伴奏6曲とも人の自然な感情をよく表現していると私は感じる。穏やかな喜怒哀楽から、神と自然に対する畏れと感謝のような素直な気持ちを共有できる。
 Tribute…コロナ禍の中でのあらゆる立場の人の気持ちに寄り添い、語りかけ、励ます、温かく力強い演奏だった。作品の後半に行くに従って、人生の苦しみがあらわになってくる(5番)が、苦難を乗り越え、最後まで、救われるよう精一杯努力すること(6番)、それを目指すのが人生なのだというメッセージを私は受け取った。
 私個人としても、この6曲には若い頃からの人生の様々な記憶が潜んおり、サンルームでバッハを弾く老後の自分の姿を若い頃からイメージしてきた。今日しみじみと思うことは、いつか認知症になるまでバッハとともに在りたいと願う。
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緊急事態継続中-ドイツ行きキャンセル [ドイツ]

 前回更新から1カ月経って、一都三県の緊急事態宣言は継続中だが、来週以降は明るさも見えて来ている感じ。連れ合いも今週から週2回出勤となっている。
 本来なら5/20に日本を出発し、6/1のドイツのBDLOのアマオケ参加をメインにして、何ヶ所か周る計画だったが、当然全て中止になった。ルフトハンザ便は5月初めに欠航が決まっており、すんなりキャンセルできた。オペラ、コンサートについては、各劇場での中止決定時期やキャンセル対応が多少違っていたが、結果としてキャンセルに際しての不安要素は何もなかった。
 ベルリンドイチェオパーは、6月末まで全公演中止決定を4月中に公表し、すぐメールが来た。ベルリンフィルは5/1ヨーロッパコンサート(配信)が済んでから、他の劇場は5月中旬にメールが来た。どの劇場も払い戻しより、デポジット(クーポン)や寄付を推奨しているようで、クーポン期限はメールで確認すると、ほぼ2023年夏まで。それまでには行くだろうと、払い戻しはやめてクーポンに交換することにした。ただ、ドイチェオパーは最初の案件で金額も高く、ここはクレジットカードへの返金が可能だったため、つい選択してしまったが、今日本円での返金は不利だった。ユーロ/円はチケット購入時1月は124円、現在は117円。
 フランクフルトのhr交響楽団は自動的にクレジットカードに返金されるとのこと。
 もしやと思い6月分のクレジットカード明細をチェックしたら、この二件は、もう入金されており、合わせて約1100円の損だった。東京春音楽祭や新国立劇場など、国内関係でのキャンセルチケットの返金はまだ一件も無いが、さすがドイツは素早い。
 今回はまだ旅の準備途中で様子を見たため、キャンセルするものが少なかった。この後、夏のバイロイト音楽祭のチケットキャンセル手続きが残っている。オリンピックチケットとともに、せっかく当選したのに運を使い果たして、泡と消えた2020年夏休みの後始末は未知数だ。
・ベルリンフィル:デポジット 最低2023年6月まで有効
・ベルリンドイチェオパー:入金済み
・ライプツィヒ歌劇場:クーポン 発行から3年間有効
・hr交響楽団:入金済
・ヘッセン州立劇場:クーポン 3年間有効
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