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第22回 江副記念財団リクルートスカラシップコンサート [コンサート]

 最後に高木さんのご挨拶があり、今年は初めてソロでなく室内楽の演奏会を企画したこと、北村さんの声かけで、アンコールとして北村さん編曲のブランデンブルグ協奏曲5番が演奏された。本来自分の見せ場だったのだろうか、指揮に回ってしまったが、ピアノのカデンツァが、オルガン演奏のように長く、微笑ましかった。その時々の江副室内楽アンサンブル結成は、常連客としては嬉しい企画だ。
 各プログラムさすが皆さん音が綺麗で、若いのに老成したような演奏だったように思う。もうコンクールで受賞した時点で、若者らしさは完了しているようだ。
 最後のドヴォルザークは有名な曲だけに、私自身とても身近に楽しめた。超特急で、軽やかな演奏と、ちょっと無茶している感じが若者らしく、好感をもてた。やはり、うまくまとめるだけでなく、生気あふれる冒険心、や挑戦する気持ちを若者には感じさせてほしいというのは、年寄りのエゴだろうか。

髙木竜馬(ピアノ)、北村朋幹(ピアノ)、黒川 侑(ヴァイオリン)、弓 新(ヴァイオリン)、岡本侑也(チェロ)、阪田知樹(ピアノ)、山根一仁(ヴァイオリン)城戸かれん(ヴァイオリン)、桑原志織(ピアノ)、坪井夏美(ヴァイオリン)、上野通明(チェロ)、小林海都(ピアノ)、水野優也(チェロ)、毛利文香(ヴァイオリン)、田原綾子(ヴィオラ)、田村 響(ピアノ)  計16名(敬称略)
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