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ドレスデンシュターツカペレ マーラー9 番② [ドイツ]

 昨日の演奏が素晴らしかったので、もう一度今度は上階の席で聴きたいと思い、また、明け方にネットでチケットを買った。最上階4階2列目。センパーの上階席は背もたれが高いので、前の人の姿勢はあまり気にならない。
 4階からは、期待通りの音が聞こえた。楽器ごとの音がはっきり分離して、pppでも良く聞こえた。ところどころで、以前聴いたアバドのマラ9を思いだした。この曲は、微妙な間が素晴らしいと思う。
 多分、歌劇場として人の声を聴くには1階席が響きが良いのだろう。オーケストラ演奏は上階が自分の好みだし、これがオーケストラの音だと思う。安心した。
 観客は2日目の方が、棒が下りても静かに、余韻に浸っていたが、指揮者の体内では、もっとずっと長く響きが続いていたのだと思う。普通拍手が始まると指揮者もハッと気付いたように棒を下ろすのだが、ガッティは、拍手が始まってもしばらく動かなかった。マーラー9番は究極の交響曲だという熱烈なファンの気持ちが少し分かったかもしれない。他に比較できるほどこの曲を聴いたことがないが、神秘的な音が素晴らしいと感じた。
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