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レーゲンスブルクのビアガーデン食事会での出来事、ウクライナ人家族の様子 [ドイツ]

 ライプツィヒで知り会い、お招きを受けたご夫妻のご子息が、レーゲンスブルク大学の教授で、奥様が日本人だった。ライプツィヒのお母様が熱心にご子息夫婦とコンタクトをとってくださり、日本人奥様からご親切に連絡を頂いた。この件のいきさつをレーゲンスブルクの友人に話すと、同僚であり、物理の世界では、ドクターとかプロフェッサーとか関係なく気楽にファーストネームで呼び合うそうで、教授夫婦と友人家族と一緒にビアガーデンで夕食を共にする事になった。しかもその方は、友人長男の指導教授で、長男と、友人妻の女優になった娘も来て、こちらは5人、総勢7人の大きな会となった。
 友人が言うには、バイエルンでは、一緒に一杯ビールを飲めば、皆友達!という諺があるので、心配無いと言われた。
 教授夫人と私は端の席で主に日本語で話しながら、時折ドイツ人の会話に参加する感じだった。初めは、人との距離があって、話が殆ど聞こえなかったが、だんだん慣れてきた。
 友人妻(スロヴェニア人)は、デザートを作って持ってきた。ドイツのビアガーデンは持ち込み可のところも多い。しかしここはレストランのビアガーデンで、基本持ち込み禁止だった。まあデザートならと言う事で、大目に見てもらい、途中から冷蔵庫に保管してくれた。
 食後に友人妻が引き取りに行って、ちょっとした事件となった。生クリームを使ったデザートなどは、必ず冷蔵庫で保管しており、我々が持ってきたケーキはしばらくテーブルの上に置いたままで、外気温度にふれていた。体感的には25℃は超えていた。日中は物凄く暑かったので。それで、その品質に対するリスクを承知で食べますと、一筆書かされたわけだ。さすがドイツ?日本がここまでする場合は連名で、全員のサインが求められると思うと言うと、そうかとドイツ人たちが笑った。
 書類を提出し、持参したお皿でデザートを頂き、お支払いの時には、お店のお姉さんも、皆と気さくに冗談を言い合う余裕を見せ、笑顔で送ってくれた。
 夜遅く帰宅すると、ウクライナ人の母子と近所の幼児のいるお母さんが集まって、キッチン兼居間で楽しそうに騒いでいた。翌日がどの子かの誕生日で、お母さんが、薄いクレープのような生地を沢山焼いていた。昼間車で大学へ行く途中、ウクライナファミリーが揃って買い物帰りのところとすれ違ったので、思いっきり笑顔で手を振っておいたのが良かったのか、夜会った皆朗らかで、近所の多分バレリーナのお母さんだろう、特に積極的だった。ここでようやく、わざわざウクライナ家族と話す為に買ってきたポケトークが役だった。既に昼間ドイツ人家族とは結構これで遊んだが、目的はウクライナ人とのコミュニケーションだったので、一人一人に、ポケトークを向けて話してもらった。皆Google翻訳を使っているので、別に驚かない。ただ若いお兄さんは友人と二人、家主に挨拶もせず、夜中に出ていった。その後も、お母さんだけキッチンに残り、せっせとお料理していた。何だか長い一日だった。
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川で二人泳いでいる
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