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チューリッヒ歌劇場ートリスタンとイゾルデ [オペラ(海外)]

 オケがまず、ちょっと変わっている気がする。ノセダはイタリア人指揮者だが、音楽の歯切れが良く、サクサク気持ちがよい。楽器ごとの音がクリアだ。三幕の初めでは、意外なところで間を入れるので、一回目の間では、演奏が止まったかと思い思わずえっと言ってしまった。
 それとオケピットがとても大きい感じがした。私の席(2列目)からはオケが聞こえすぎて、はじめはイゾルデの声がかき消されている感じだったが、3幕最後は、イゾルデの迫力にとても驚いた。仁王立ちで渾身の力を振り絞って、オケを突き抜ける声量だった。しかもその姿が余りに美しくて感動した。やはり美人さんには、美しい舞台で歌って頂けると嬉しい。Camilla Nylundはロールデヴューだそうで、またレパートリーを増やした。
 チューリッヒ歌劇場は、劇場案内のYouTubeにあるように、若年層開拓に励んでいるようだ。客層が若く、私の前にいた、短パン裸足、ロン毛の大男が、劇場内に点在する仲間と手を振り合い、終演後の拍手で、1列目で何度も奇声を発し、周りが驚いていた。多くの人がトリスタン初体験のようで、一列目のご夫妻は、二幕で帰ってしまった。1列目の席がが結構空いていて、だんだんと人が流れ込んで来た。劇場のPR動画のように、若者ウェルカムな雰囲気だった。
Musical director:Gianandrea Noseda
Isolde:Camilla Nylund
Brangäne:Michelle Breedt
Tristan:Michael Weinius
König Marke:Franz Josef Selig
Kurwenal:Martin Gantner
Melot:Todd Boyce
Hirt:Thomas Erlank
Steuermann:Andrew Moore
Stimme des Seemanns:Thomas Erlank
Philharmonia Zürich
Chor der Oper Zürich
Statistenverein am Opernhaus Zürich
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