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Wiesbadenで「ベルリンフィル12人のチェロ奏者」 [コンサート]

 バイロイトを朝発ち、4時間以上かけて、ヴィースバーデンまで来た。一昨年のグリゴリー・ソコロフ以来だ。http://gruen.blog.so-net.ne.jp/2013-08-19
 今回は、何故かここでベルリンフィル12人のチェロ、前回ソコロフ同様ラインガウ音楽祭の演目、場所も同じクアハウス。
 プログラムは、フランス風に始まったが、ヴィラロボスあり、後半はタンゴ、ピアソラ、後半の方が聴衆にうけていた。
 今日初めて見る、チェリストがいた。クヴァンツと交代でトップを弾いていた。これまで皆カチッとした、しっかりした名手揃いだったが、彼は違う。今時の優男で、さらさらとロマンチックなチェロを奏でる。今まで、ベルリンフィルには居ないタイプではないだろうか。ヴィラロボスは、彼に1番を弾かせたという感じ。でも要所要所で、クヴァンツの技術が光る。クヴァンツもいつの間にか、髪も白くなった。
 終演後、サイン会の時、若者にロマンチックなチェロですねと、つい言ってしまった。他の人が尋ねていたが、フランス人だった。幼稚なサインに見えるが、クヴァンツにも、隣で弾いていた、若いロマンチックなチェリストは誰かと、サインを指しながら聞いてみたら、Bruno Delepelaire 彼もソロチェリストだと教えてくれた。こちらの聴衆は、知ったかぶりせず、普通に何でも尋ねるので、調べれば直ぐわかることも、聞いてみた。
 開演前、CD販売の女性に、買わないとサインはして貰えないのか、聞いてみたら、そんなことはないと言われた。日本ではCD買った人のみだと言うとも皆さん、チケットを買って下さってますからという、なかなかよい対応だった。実際、全員がサイン会に顔を揃えた訳でなく、三々五々着替えて出てきて、立ち話しながらのサイン会だった。
 10月に来日する、Stephan Konczというウィーンフィルから移ってきた人は、出ていなかった。
 演奏会が始まるまで、町をぶらつき、Kaiser-Friedrich- Thermeの前まで行ったが、敷居が高くて、何となく入れなかったが、若い男性が、結構出てきた。スポーツ選手だろうか。温泉の隣にローマ時間の遺跡もある。クアハウスにはカジノがあり、旧市街も程よく整い、常にお客さんがいる町だ。

Bruno Delepelaire (ベルリンフィルWebpage)パリ生まれパリ音楽院卒、その後ベルリンアカデミー
http://www.berliner-philharmoniker.de/en/orchestra/musician/bruno-delepelaire/
DSC09787.JPGDSC09786.JPGDSC09782.JPGDSC09780.JPGDSC09760.JPGDSC09772.JPGDSC09770.JPGDSC09768.JPGKaiser-Friedrich-Therme
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