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Musik Schule音楽会 [コンサート]

 バイロイト市立のMusikschule(音楽学校)があり、創設以来35年、生徒たちを育ててきた、校長Nicolaus Richter 先生の定年お別れコンサートがあった。氏は、世界ワーグナー協会の初代副会長も務め、この日私でも知っているワーグナー関係者が3人いた。ほとんどの席が招待者の席で、紙に名前が書いてあり、お年寄りたちが、次々案内されてきた。私はアポなし自由席だが、200人位の席が、整然と埋まっていった。
 若い頃から、相当愉快な先生だったようで、スライドで楽しい指揮者姿が紹介された。アクセル・コーバーもここ出身らしく、祝電も届いており、若き日の姿も、チラッと紹介された。
 さて、演奏の方だが、なんちゃってムジークシューレという感じで、笑っちゃうほど、アマチュアなのだ。長年氏と共に演奏してきたコレギウムはまあ、同僚ということかと思い、音楽の先生たちなのかと思っていたら、最初の、ヘンデル水上の音楽のトランペットが、ずーと違う音を吹いているので、びっくりした。
 マイスタージンガー前奏曲の金管アンサンブルで、今度は、トロンボーンが…。出演者は弦管込みで、10人ちょっと。演奏者が交代で、思い出話をしながら、なごやかな会だった。後日来場者に、聞いて見ようと思うが、彼らは、ひょっとしたら、どんな楽器でも音が出せるのではないだろうかと思った。
 アンコールは、皆さん、工事ヘルメットをかぶり、トンカチノコギリ、箒、チェーンソーも出て、リズムゲームのようだった。
 7/11には、沢山の卒業生と、アクセル・コーバーも来て大々的なコンサートがある。
http://issuu.com/btsonntagszeitung/docs/bayreuther_sonntagszeitung_vom_05.0?e=7601976%2F13961452
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