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バレンボイム リンデン・マイスタージンガー ◇ コミシェ・コンヴィチュニー新演出、コシファントウッテ   [オペラ(海外)]

 24日朝、日本に戻ってきた。大分暖かいようだ。

 20日は、ベルリンでバレンボイムのマイスタージンガーを聞いた。テンポの早い、起伏のある演奏で楽しかったが、Robert Hollのハンスザックスがちょっと怖すぎた、なんていうとちょっと不謹慎か。ダービットは名前はドイツ人(Stephan Ruegamer)だが、鼻音が気になってずっとフランス人かと思っていた。ベックメッサーと夜警が私には、いま二で残念だった。クプファーの演出はとても自然で気に入った。
 この日はコミシェのコンヴィチュニー新演出のコシファントウッテのプレミエと重なっていたので、私は22日に行った。最後結局誰を選ぶのかという哲学の問題になる。男同士もまた可なり、新しいペアの可能性はいろいろあると、最後聴衆に問題提起する、コンヴィチュニーの視点は、誰もが持つ素朴な疑問を代弁しているといつも思う。
 21日はリンデンのカルメンに行った。これは人気演目で、当日券は毎回殆ど無い。この前土曜に売り切れで、しかたなく、ドイチュオパーに行ったのだ。見られないとなると見てみたくなるのが人情、でも、人気の秘密がわかった。歌手が皆若く、美しい。カルメンもすばらしい。ドンホセは多少、田舎っぽい男の演出だが、美声にうっとりする。エスカミーリオも若く麗しい少年のようだ。見ていてとても美しい舞台だ。
 結局、ミュンヘンの余韻を抱いたまま、帰国することになった。

 晩に、夫(B)にあれこれベルリンでの生活の中のエピソードを話したら、そういう面白いことをもっと書いて欲しかったと言われた。(G)


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コメント 1

スズキ

>夜警が私には、いま二で残念だった。
>エスカミーリオも若く麗しい少年のよう

同じ歌手ですけど??
by スズキ (2005-12-02 23:38) 

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