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バレンボイム・ベルリン・シュターツカペレ-大地の歌 [コンサート]

 前後しますが、11/16はバレンボイム・シュターツカペレで、マーラー大地の歌をコンツェルトハウスで聴きました。
 会場で、私が師と仰ぐ、「オペラ一人旅」の達人とばったり会い、いっしょに、2階正面の席(初めて)で聴きました。
 この席は普通の残響でした。このホールは角近くで聴くと、すごく響くのです。マーラーといっても、大地の歌は歌曲なので、とても軽くて、流れるような、声とおなじような抑揚なのだと初めて気づきました。シュターツオパーのオケはオペラが専門だからなのか、音楽に声と同じ抑揚があり、でも力は抜けていて、舞台上で聴くと、よけいに専門性を感じました。前日はフィルハーモニーで同じ曲を演奏しています。
 去年、バレンボイムのドイツレクイエムをフィルハーモニーで聴いたときにはまるでワーグナーのようなうねりだと感じましたが、今回は音量に圧倒されることなく小さな起伏を楽しめました。そういえば、去年彼のワルキューレで感動したのも、ppでの繊細な抑揚でした。(G)


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