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ライプツィッヒ-ワーグナー史跡巡り [旅行]

 今回ライプツィッヒ~ドレスデン~プラハ~ドレスデンと回って、帰国後数日経った。プラハは初めての訪問だが、ヨーロッパではベネチアと並んで観光客が多い都市ということを実感した。真冬なのに団体客が多い。特に中国人と韓国人だが、日本人は殆ど見ない。それに比べてドイツ2都市は静かだった。
 ライプツィッヒはバッハ、メンデルスゾーン、シューマンなど縁の音楽家は多い。ここが生地のワーグナーもそのひとりだが、これまであまり意識したことは無く、ホテルとオペラの往復だった。今回たまたま大変お詳しい方とごいっしょし、市内を散歩がてら案内して頂いた。
 まずは生誕地だが、往時の建物は既に無く、中央駅はす前の巨大な商業ビルの外壁にプレートが掛かっているのみだ。すぐ横にある広場Richard-Wagner-Platzに面したビルにCafé Wagnerという名のカフェがあり、ライプツィッヒのワーグナー協会の事務所もこの建物にある。
生誕地を示すプレート
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Richard-Wagner-Platzの建物
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 Richard-Wagner-Platzから環境道路沿いの公園を少し行ったところに、新しいワーグナー像がある。生誕200年の2013年に造られたものだそうだ(台座の部分は元からあり、像のみ新設。詳しい経緯は後述のワーグナー博物館に展示されている)が、見て分かるようにあまり評判が良くない。何か安っぽい彩色で、市電に乗った時はワーグナー像とは分からず、誰かが台の上に立っているかと思ったほどだ。
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ライプツィッヒのI
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 カフェ・バウムは、シューマン、ワーグナー、リストが集ったというカフェで、トーマス教会の近く。
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 ニコライ教会に隣接するAlten Nikolaischuleはワーグナーの通っていた小学校で、現在博物館となっている。地下でDer junge Richard Wagner(1813~34)という題する展示会をやっている。これも生誕200年記念でできた新しいものらしいが、今は観光シーズンでなく、客は誰もいない。
 展示は映像と音響を使ったもので、おカネは掛かっているようだ。生家の写真や、先ほどの新しい像の制作経緯なども展示されていた。
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ライプツッヒの古い地図①生家⑤Alten Nikolaischule
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建物の2階はオリエント博物館になっている。ワーグナーとの関連は不明。
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一部梁が見える。この部分はワーグナーの時代のものだとのこと。
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