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ベルリンフィル バレンボイム2023.6 [コンサート]

 最終日はベルリンフィルを聴いた。チケットを購入した時点では、バレンボイムの体調が気がかりだったが、BDLOで知り合ったベルリンシュターツオパーのCb奏者が、90%大丈夫だと思うと言ってくれたので、ほっとした。
 初め指揮台の上に椅子が置かれていたが、マエストロ自ら指揮台から下ろした。期待通り、静かで細やかな音が心に沁みる演奏だった。
 フランクは地味な曲だが、さすがベルリンフィル、音色の変化が、日差しの変化のようで、緩やかに、時には瞬時にはっと目を見張るようで、フランク特有の響きを堪能した。
 後日デジタルコンサートを見て驚いたのは、ガランチャはレーベルとの契約で、YouTubeや不特定多数が見るような、この手のメディアには出られないらしい。プログラムには載っているのに、生中継でもカットされ、代わりにモーツァルトのピアノコンチェルトが流れたそうだ。デジタルコンサートの映像は私が見た初日の舞台ではなく、バレンボイムの指揮している表情が多少硬かった気がして、3日間連続の本番で、体調は大丈夫だったのだろうかと、やはり心配になった。
 ガランチャは本当に声も姿も美しい。以前、ドレスデンでティーレマンのバラ騎士のオクタヴィアンを聴いた位だが、この夏、ガランチャはバイロイトでクンドリー役を歌う予定だ。パルジファルのプレミエから出演予定だが、映像はどうなるのだろう。もう一度出会えると嬉しい。
Berliner Philharmoniker
Daniel Barenboim Dirigent
Elīna Garanča Mezzosopran
Gabriel Fauré

Pelléas et Mélisande. Orchestersuite op. 80
Richard Wagner
Wesendonck-Lieder (Orchestrierung von Felix Mottl und Richard Wagner)
Elīna Garanča Mezzosopran
César Franck
Symphonie d-Moll
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Sonny Center工事中
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