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ベルリン独日協会都内バスツアー、清澄庭園、浅草寺 [旅行]

 ベルリン独日協会会員さんは、定期的に日本を訪問しているそうで、今回都内バスツアーに同行しませんかと言う募集があり、面白そうなので参加を申し込んだ。
 雨が降ったり止んだりのあいにくの天気だったが、予想以上に楽しいツアーだった。銀座のホテルにバスが迎えにきて、ご高齢とは思えないアクティブな独日協会のドイツ人が10名、日本人は8名参加した。とは言え、途中参加や途中退席もあり、常に人数確認が必要だった。朝は皇居、国会議事堂、渋谷のスクランブル交差点などを通り、下車したのは清澄庭園だった。渋谷でハチ公を見たいという女性がいたが、バスを降りなければならないので、それは別途ということで、場所を知っている日本人以外は車内からは認知できなかっただろう。雨のせいか、スクランブル交差点に殆ど人がおらず拍子抜けだった。若いガイドさんの案内をベルリングループ代表の日本人の女医さんがドイツ語に通訳してくれる。
 現在の清澄庭園は、明治11年に岩崎弥太郎が土地を取得し、社員の慰安や迎賓館として使用していた。特徴はなんといっても庭石。弥太郎の三菱汽船が日本中の産地から名石を集めて来た。その数には仰天する。関東大震災、第二次大戦での庭園の被害はあったものの、近郊住民の避難場所となり、多くの人命を救った。関東大震災後に土地の半分が都に寄付され、清澄庭園となった。残りの半分は土地整備後、公開され現在は清澄公演となっている。この辺りはたまにアマオケの練習に来る場所だが、庭園を訪ねるのは初めてだ。
 ここは都営なので、入場料が格安で、ボランティアの方が詳しく解説して下さる。英語と日本語のグループに別れたが、外国人にはこれほど詳細に説明しないだろう。65歳以上は70円、団体なら50円だ。一般は150円で団体だと30円引きになる。入り口で65歳未満の割引の無い人が挙手させられたことは新鮮な体験だった。ドイツ人ご一行様は80代が5名、70代、60代後半は各2名、最年少が61歳だった。ヴァイタリティーに溢れたご婦人方と、2組のご夫妻、超エリートのツアーだ。しかも初めて来日された方は3人だけ、前回は国会議事堂内部を見学されたらしい。前日に到着したばかりで、明日から新幹線で八戸へ行き東北ツアー、その後日光、京都と盛りだくさん3週間の旅程とのこと。驚いた。
 スカイツリーは、午後2時にドイツ人は団体予約を取っていた。日本人は各自購入とのことで私は午後2時の前売り券を買っていた。早めにスカイツリーに上り、浅草寺でたっぷり時間をとることになり、2時前に到着したが、比較的空いており、すぐにエレベーターに乗せてもらうことができた。浅草寺では改めて寺の歴史を聞き、日本人は誰も三社様の歴史を知らなかった。
 東日本大震災の後、募金のため、五重塔地下にある浅草寺の秘宝の絵馬を公開したとのこと。現在は非公開だが、幸運にも見せて頂くことができた。本堂の瓦が、震災直前にチタン製のもに葺き替えられたお蔭で、地震被害を免れたとのこと。
 17:30にホテルに帰着し解散となったが、リーダーの女医さんと日本側代表の80代のお二人が、この後東京駅まで、旅後半の外人専用の新幹線チケットの登録作業にいらっしゃるそうで、ヴァイタリティーに敬服するが、この先お一人で3週間もツアコンされてお疲れにならないだろうかと心配になった。
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