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新国立劇場-ワルキューレ② [オペラ(国内)]

 本公演としては今回初めて聴いたのだが、オケについてはGPの時から比べると、金管は少し安定してきた。
 歌手はさすが一流どころを呼んできているので、全く問題が無く、主役級5人はほぼ安心して聴けた。演出が穏健で、歌手は歌以外に惑わされることがないので、歌いやすいのではないか。例えばバイロイトのように、舞台装置からしてタッパがあって立体的だと、見ている方はスペクタクルだが、やる方は上がったり下りたり体力的にも大変だ。今回の演出では、歌手はせいぜい舞台手前から奥へゆっくり歩くくらいの動きしかない。ワルキューレたちの動きも画一的だ。
 問題はオケで、弦楽器特に低弦は、遅めのテンポもあって良く歌っていて美しいが、金管が相変わらず無駄に大音量なので、個人的には、余り嬉しくない。5階席天井桟敷なので、大きな音に聞こえるのかもしれない。どの劇場も高価な席で、良い状態で聞こえるよう演奏するは当然なので、S席の聴衆が満足すれば、成功といえるだろう。私は、別に文句は無い。(G)
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