ライプツィッヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団ーハイドンとエルガー [コンサート]
冬のドイツは2012年の正月以来で、寒さを心配したが日本と変わらない。初日はライプツィヒ泊で、初めてゲヴァントハウスへ行った。
外観は違うが、中はホール内もホワイエもベルリンのフィルハーモニーと似た造りになっている。ただ全体に狭く、休憩時間にお客さんが回遊すると、結構な混雑だ。着飾った人は少なく、普通の格好の人が多い。ほぼ満員。
イギリス人の指揮者だからか、プログラムはハイドン・ロンドンセットから2曲とエルガーの弦楽合奏曲2曲で、地味で小編成だが、意外と楽しめた。
ゲヴァントハウスの音は、現地ではオペラでしか聞いたことがなかったが、オケとしては、とても優しく透明感のある音が特徴だと思った。弦楽器を弾く様子が、皆脱力して、響きを増やしているような、無理に音を出さない、自然さが心地よい。(Ｇ)
Andrew Manze Dirigent
Gewandhaus-Quartett, Frank-Michael Erben Violine, Conrad Suske Violine, Anton Jivaev Viola, Jürnjakob Timm Violoncello
Andrew Manze Dirigent
Gewandhaus-Quartett, Frank-Michael Erben Violine, Conrad Suske Violine, Anton Jivaev Viola, Jürnjakob Timm Violoncello
Joseph Haydn — Sinfonie D-Dur Hob. I:93
Edward Elgar — Introduktion und Allegro op. 47（序奏とアレグロ）
Edward Elgar — Sospiri op. 70（ため息）
Joseph Haydn — Sinfonie G-Dur Hob. I:94 ("Mit dem Paukenschlag")
木曜深夜羽田便で、金曜朝5時頃フランクフルトに着く。乗継便を待つ間ビールでも飲もうとカフェに座るが、6時開店で少し待つ。開店と同時に注文するも、例によってマイペースでなかなかモノが来ない。結局搭乗口まで走る羽目になった。
乗継先ドレスデンからライプツィヒはバスという行程なのだが、ドレスデン空港から中央駅までSバーンは工事中で動いていないことは、事前にDBのWeｂページで確認済。昨年のバイロイトといい、ドイツではこういうことは普通なのか？勝手知ったる地元の人は何の混乱もなく空港を後にするが、こちらはでかい荷物を抱えてバスと市電を使わなければならず大変である。
中央駅横から出るバスもまた遅れる。予定時刻の10時20分過ぎても現れず、結局30分遅れて出発。プラハ発アムステルダム行きの国際バスで、途中事故に巻き込まれたということだった。
ライプツィヒでは昨今話題の民泊、Airbnbで手配したニコライ教会前に一般家庭の一室を借りた。本当に普通のおうちの一室で、トイレ・風呂は共用。小さな赤ちゃんのいる家で、それなりに気を使うが、場所は駅もオペラも近く便利だ。
ゲヴァントハウスは初めて、開演前に曲目解説があり、細身の女性がピアノや録音を交えながら約30分喋る。勉強熱心なドイツ人で立ち見の出るほど。中身は理解できないが、相当詳しい内容と見えた。
演奏はハイドン2曲は共にユーモア溢れる曲で、特に有名な「びっくり」2楽章では、ティンパニ奏者が通常のスティックとは別に大太鼓用の太いバチをわざわざ専用台に用意して、時折振りかざして大受けだった。（勿論実際には叩かない）
エルガー・序奏とアレグロは、弦楽4重奏と弦楽合奏の競演、バイロイトの主席として長らく活躍されたティムさんのお顔が見える。「ため息」は更に小品だが、印象的な曲。
終演後、Ｓバーン・バイエルン駅にあるBayerischer Bahnhofという駅名と同名のビアホールに、名物Leipziger Goseを飲みに行く。マルクト広場の地下に、立派な駅ができていて驚く。切符を買おうと自動販売機で「Bayerischer Bahnhof」を探すと運賃がウン100ユーロと表示されてあせるが、「Leipzig Bayerischer Bahnhof」を選ばなければならない。親切なお兄さんが教えてくれた。
帰りもSバーンに乗ろうと駅に行ったが、23時半くらいなのに20分に1本程度しか電車が無い。金曜の夜なのに人影もまばら。歩いて帰ったがそれでも15分程度だ。(B)
空港からまずバスで移動
ドレスデン～ライプツィヒ車窓
ゲヴァントハウス内
曲目解説
Sバーン・マルクト広場駅
Bayerischer Bahnhof
外観は違うが、中はホール内もホワイエもベルリンのフィルハーモニーと似た造りになっている。ただ全体に狭く、休憩時間にお客さんが回遊すると、結構な混雑だ。着飾った人は少なく、普通の格好の人が多い。ほぼ満員。
イギリス人の指揮者だからか、プログラムはハイドン・ロンドンセットから2曲とエルガーの弦楽合奏曲2曲で、地味で小編成だが、意外と楽しめた。
ゲヴァントハウスの音は、現地ではオペラでしか聞いたことがなかったが、オケとしては、とても優しく透明感のある音が特徴だと思った。弦楽器を弾く様子が、皆脱力して、響きを増やしているような、無理に音を出さない、自然さが心地よい。(Ｇ)
Andrew Manze Dirigent
Gewandhaus-Quartett, Frank-Michael Erben Violine, Conrad Suske Violine, Anton Jivaev Viola, Jürnjakob Timm Violoncello
Andrew Manze Dirigent
Gewandhaus-Quartett, Frank-Michael Erben Violine, Conrad Suske Violine, Anton Jivaev Viola, Jürnjakob Timm Violoncello
Joseph Haydn — Sinfonie D-Dur Hob. I:93
Edward Elgar — Introduktion und Allegro op. 47（序奏とアレグロ）
Edward Elgar — Sospiri op. 70（ため息）
Joseph Haydn — Sinfonie G-Dur Hob. I:94 ("Mit dem Paukenschlag")
木曜深夜羽田便で、金曜朝5時頃フランクフルトに着く。乗継便を待つ間ビールでも飲もうとカフェに座るが、6時開店で少し待つ。開店と同時に注文するも、例によってマイペースでなかなかモノが来ない。結局搭乗口まで走る羽目になった。
乗継先ドレスデンからライプツィヒはバスという行程なのだが、ドレスデン空港から中央駅までSバーンは工事中で動いていないことは、事前にDBのWeｂページで確認済。昨年のバイロイトといい、ドイツではこういうことは普通なのか？勝手知ったる地元の人は何の混乱もなく空港を後にするが、こちらはでかい荷物を抱えてバスと市電を使わなければならず大変である。
中央駅横から出るバスもまた遅れる。予定時刻の10時20分過ぎても現れず、結局30分遅れて出発。プラハ発アムステルダム行きの国際バスで、途中事故に巻き込まれたということだった。
ライプツィヒでは昨今話題の民泊、Airbnbで手配したニコライ教会前に一般家庭の一室を借りた。本当に普通のおうちの一室で、トイレ・風呂は共用。小さな赤ちゃんのいる家で、それなりに気を使うが、場所は駅もオペラも近く便利だ。
ゲヴァントハウスは初めて、開演前に曲目解説があり、細身の女性がピアノや録音を交えながら約30分喋る。勉強熱心なドイツ人で立ち見の出るほど。中身は理解できないが、相当詳しい内容と見えた。
演奏はハイドン2曲は共にユーモア溢れる曲で、特に有名な「びっくり」2楽章では、ティンパニ奏者が通常のスティックとは別に大太鼓用の太いバチをわざわざ専用台に用意して、時折振りかざして大受けだった。（勿論実際には叩かない）
エルガー・序奏とアレグロは、弦楽4重奏と弦楽合奏の競演、バイロイトの主席として長らく活躍されたティムさんのお顔が見える。「ため息」は更に小品だが、印象的な曲。
終演後、Ｓバーン・バイエルン駅にあるBayerischer Bahnhofという駅名と同名のビアホールに、名物Leipziger Goseを飲みに行く。マルクト広場の地下に、立派な駅ができていて驚く。切符を買おうと自動販売機で「Bayerischer Bahnhof」を探すと運賃がウン100ユーロと表示されてあせるが、「Leipzig Bayerischer Bahnhof」を選ばなければならない。親切なお兄さんが教えてくれた。
帰りもSバーンに乗ろうと駅に行ったが、23時半くらいなのに20分に1本程度しか電車が無い。金曜の夜なのに人影もまばら。歩いて帰ったがそれでも15分程度だ。(B)
空港からまずバスで移動
ドレスデン～ライプツィヒ車窓
ゲヴァントハウス内
曲目解説
Sバーン・マルクト広場駅
Bayerischer Bahnhof
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