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ベルリン・コーミッシェオパー 魔笛(2013年) [オペラ(海外)]

 2012年12月プレミエの公演が評判になり、チケットは完売、当日券に挑戦した。6時半売り出しのところ、雨の中6時過ぎに着くと既に5名ほど並んでいる。その後またたく間に人が増え、正面ドアの空く前には50名ほどとなる。ここまで人気があるのかと驚いたが、通常なら当日券は楽々入手できるので安心していた。
 中に入って窓口に並ぶと、我々3名(現地在住友人含む)の番で、2枚で売り切れと言う。通常当日券として取ってある、2(3)階席の舞台寄りの部分も全部売り切れているのだ。仕方なく、日本から来た我々2名だけが入場、後ろに並んでいた50名は全て徒労となった。
 最近オペラ公演で映像を使うことは珍しくないが、この演出では全てアニメで、歌手はそれに合わせて歌うということになっている。メトの指輪のように歌手の声量で画面が反応するというようなハイテクではなく、歌手の方が予め作られた画面に動きを合わせるので、練習は大変だったと思うが、それなら最初から全編映像でいいのでは?という疑問も出てくる。
 地のセリフの部分は全く無く、画面にセリフ・説明が表示される。なので、パパゲーナが老婆に化けるシーンはない。そのほか、ザラストロ軍団の合唱部分などかなりカットされているようだ。
 いずれにしても、前の日の魔弾に比べたら子供も楽しめるメルヘンで、安心して見ていられた。
 指揮者は左利きの若い女性、この日は夜の女王とザラストロが不調だった。(B)
http://www.komische-oper-berlin.de/spielplan/zauberfloete/132/(アニメの演出)
DSC02147.JPG

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