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蝶花楼桃花 真打昇進披露興行-池袋演芸場 [芸能]

 GWイベントとして、3週間くらい前に前売り券を買っておいた。自由席なので少し早く行った方が良いと思って、開場1時間15分前の11時15分に着いたら、収容人数100名の劇場で既に50人も並んでいる。年配の男性が多い。当日売り立ち見列にも10人以上。道行く人が何事かと驚いている。
 70人くらい並んだ開場30分前の正午になって列が動いたので、早めに入れてくれるのかと思ったら、地下にある入り口まで取り合えず先頭が進んだだけで、薄暗い階段の途中で更に30分待つ羽目になった。
 やっと入場して席を確保、前座が始まった12時45分頃になっても、まだ立ち見客の入場が続いている。何せ客席入り口が1つしか無いから大変だ。パイプ椅子の補助席15と立ち見が30人として、130人以上は入った本当の大入り、楽日だったこともあるが、ネタにもなっている通常の入りを考えると前代未聞では?超密な上、何かあったら避難もできない。ついには立ち見の客にも「お膝送り」のお願いアナウンスが出てしまった。
 肝心の真打昇進披露口上は生では初めて見たが、師匠方のお話がそれぞれ個性的で興味深かった。型通りのことを仰る人は誰も無く、自分の経験を織り交ぜながら新真打の将来を見守り、後押しするような話だ。小朝師は弟子の人知れぬ苦労を、小さん師は意外と毒舌、玉の輔師の司会は妹弟子に対する思いやりに満ちていた。市馬会長は、ほかの新真打含め皆勤賞だろうからご苦労様だ。しかも必ず一席やるだろうし、歌入りで。
 トリで春風亭ぴっかり☆改め蝶花楼桃花師匠は、今回一連の興行初日にネタ下ろししたという「屑のよりこ」(と言っていたと思う)を披露。途中捨ててあった(想定の)三味線を手に、弾き語りで民謡や歌舞伎の人形ぶりまで熱演して、勉強の成果を見せ大いに受けた。「アニメ声」なので、ご隠居や大家さんよりこういうネタの若旦那の方が合っている。
 その他本日引き立て役に回った馬るこ師、一之輔師、扇遊師、小満ん師、ベテラン揃いで手堅い高座だったが、口上後の後半はさすがに時間が押して、端折った形となった。
 終演後、池袋名物「ガチ中華」に行ってみた。(B)
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