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《二期会創立70周年記念公演》エドガール [オペラ(国内)]

 7月のパルジファル狙いで、大分前に二期会のシーズン券を一人分買ったので、それに付いてきた今回公演「エドガール」に行って来た。
 全く聞いたことが無い曲だが、そもそもイタ物は久しぶり、2021年10月新国のチェネレントラ以来、ベルディ・プッチーニとなると、2021年5月、これも新国ドン・カルロ以来だ。(そうでもない?この間、ローエングリン、マイスタージンガー、タンホイザー、バラ騎士、魔笛2種などあったから)
 渋谷のオーチャードホールも本当に久しぶり、前いつ来たか覚えていないほどだ。雨の中、かなりの人出で、若い人が多い。駅前の変貌は激しいが、東急本店付近はそう変わらないようだ。
 席は3階の1列目で悪くは無いはずだが、座ってみて驚いたのは、手すりが邪魔になってちょうど歌手が歌うオケ手前のひな壇の視界が妨げられる。上演中かなりのストレスだ。今回は演奏会形式だが、通常のコンサートなら、まさに指揮者やオケ第1列の来る位置なので、客から苦情が出ているのでは?以前新国の4階席でも同じようなことがあって、改修後手すりの形状が変わったことがあった。
 このオペラは、台本が欠点であまり上演されないとプログラムに書いてあったが、プッチーニ自身の改訂で4幕を3幕にしたことで、筋が更に訳が分からなくなっているのでは?合唱(農夫たち)に筋書きを説明させるような仕組みになっているのだが、今回オケ後ろの紗幕に隠れて見えないので、動きが無くオペラ的でない。2幕3幕は通して演奏されたが、2幕などたった15分しかなく、取って付けたようだ。全体も短くて、14時開演で休憩を入れても16時で全て終わっていた。
 プッチーニの音楽はかなり派手目で、金管など華々しく鳴る。歌手も負けじと熱演で、特にタイトルロール樋口さん素晴らしかった。(B)
指揮:アンドレア・バッティストーニ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
エドガール:樋口達哉
グァルティエーロ:清水宏樹
フランク:杉浦隆大
フィデーリア:大山亜紀子
ティグラーナ:成田伊美
合唱:二期会合唱団
児童合唱:TOKYO FM 少年合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
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