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2021年8月 嵐渓荘 新潟県越後長野温泉  [旅行]

 連れ合いがお盆休みの計画を立てたのは、4月。オリンピックが開催され、関東圏の感染者数は驚異的に増加しているが、閉会翌日の新潟行きは、もうキャンセルしなかった。
 私には初めての新潟。上越新幹線で長岡まで行き、後はレンタカーで、三条市、魚沼市へ秘湯の旅だ。
 お昼に入ったお蕎麦屋さんは、入り口に、県外の人は入らないでほしいと貼り紙がしてあったのだが、出てきたときに気づいた。申し訳ないことをしてしまった。
 途中立ち寄った温泉一件目は、長岡の「寺宝温泉」(療養目的の湯治施設)。泡の付くお湯は塩化物泉、紅茶のようなべっこう色はモールの単純泉とのことで、ぬるぬるしたモール温泉と炭酸泉の両方の源泉があるらしい。十勝川温泉以来だろうか、久しぶりの茶色いモール温泉だった。ここは入浴中私語禁止の掲示がなかったのかどうか、激しくしゃべり続けるご婦人がいた。
 二件目は、八木ヶ鼻の「いい湯らてい」。新潟県の景勝地でもある八木ヶ鼻という、高さ200メートル以上の石英粗面岩の壁が五十嵐川の上流にそそり立っている。(HPより)
 そして温泉の露天風呂からこの岩の壁と、今の時期、川でアユ釣りをしている人が見える。わざと、目隠しをつくっていないようで、境目は低い植木2~3本だけという、のどかなところだ。
 宿泊先の嵐渓荘は、日本秘湯を守るの会の宿。3棟がつながっているが、緑風館は昭和初期の燕駅前の料亭を1955年に移築したもので、国登録有形文化財の建物。温泉は塩化物冷鉱泉(高張性 中性 冷鉱泉)で、湧出温度は16.5℃、無職透明、塩辛くねっとりしている。お風呂の湯は適度に加熱している。
 大浴場以外に、貸し切り風呂が二つあり、景色の良い石湯と、立って入る深湯があり、どちらも内湯と洗い場がある。昼間、石湯の露天風呂で、日帰り入浴の地元女性と二人、蚋に追われ痛い思いをしたので、夕食後、予約不要になってからは、私は深湯ばかり入っていた。かなり頻繁にお風呂の清掃が行われているのがわかり、忘れ物をしてもすぐ出てくる安心な宿。
 お食事は、一組ずつ別棟の広いお座敷に通され、テーブル席にお料理が準備されていた。HPにある通り、すべて湧水で調理されているお料理は、まろやかな味で美味しかった。前日まで満室だったそうだが、この日は静かで、宿の人以外と出会うことはなかった。
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いい湯らていのFBより「八木ケ鼻」の写真
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嵐渓荘 緑風館
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