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赤城温泉 [旅行]

 滝沢温泉と赤城温泉は直ぐ近くなので、途中、いつものように日帰り温泉に立ち寄ろうと思っていたのだが、コロナ禍で、日帰り入浴をやめていたり、宿泊者でもチェックイン15時までは建物にも入れないという宿もあった。
 チェックインまで人を入れないのは、人の流れの問題だけでなく、温泉を水抜きして清掃しているためだと思う。お風呂は掃除しても、かけ流しの温泉の湯を毎日抜く作業は大変だ。この頃ではお風呂の清掃状態がよく分かるようになってきた。
 途中、もう一つの赤城神社に立ち寄った。すっかり森の中なのだが、入り口社務所に、ここでもマスク着用の看板がある。森林浴には、呼吸も必要なのに。
 次に、少しだけ山歩きをし、駐車場から片道約40分という不動大滝を目指した。ここは本当に、誰も居なかったので、マスクなしで、山道を歩いた。入り口は熊に注意の看板があり、直ぐに頭の黒っぽい狐のような動物が道を横切った。熊に注意という場所まで来ないと自然の空気を吸えないとは、どういうことなのだろう。この道は国定忠治に縁のある道らしい。
 滝沢不動尊まで来ると、いよいよ山を下り川岸へ下りる。川を渡り大きな岩の裏側に大滝があるようで、向こう岸に道順を示す赤いリボンと矢印が見える。しかし、流れが急で川を渡れない。冬は滝が凍るそうなので、5月はまだ雪解けの増水の時期なのだろうか。連れ合いは、岩を登り、幾つかのルートを試みたが、本当にここは人も居ないし、携帯の電波も届かないので、万が一のことを考え、諦めてもらった。
 幸い私たちの泊まる赤城温泉ホテルは、チェックインまでロビーで待たせてくれたので、広々したロビーのソファーで、1日ぶりのWiFiに接続し、時間まで過ごした。上毛新聞の地元記事に、前日見た、覚満淵の風景を発見、ピンクの花はヤシオツツジという名前だった。
 この宿にも歴史があるが、2年前に改装したばかりで、とても綺麗だ。豪華別邸3室、本館10室、計40人収容できる。この日は満室とのことだが、食事は仕切られた個室、時間もずらしてあり、お風呂でも入れ違いに人に一人会うかどうか程度で、本当に静かだった。
 部屋の作りが使い勝手が良く、複数ある棚の位置が良い。UBSコンセントもあり、女性風呂は鍵付きで、若い女将の心づかいを感じる。お客の立場に立って説明してくれるスタッフさん方も優しい。
 泉質は、カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)、43℃掛け流しで、お風呂は小さめなので、湯量は十分。秘湯の宿に慣れてしまうと、泉質が一種類だと物足りない感じもするが、群馬県は温泉天国、近くて人が少なく、温泉宿はコロナ対策に相当努力されていると思う。
 三日目、帰りにがけに、沼田の南郷温泉しゃくなげの湯、老神温泉伍楼閣に寄り、雄大な吹割りの滝を見ながら渓谷を散歩した。
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