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2020年暮 群馬温泉めぐり 吾妻峡川中温泉 [旅行]

 年末はGo To キャンペーンで京都・奈良観光を手配済だったが、結局京響三大コンチェルトコンサートまで全てキャンセル、急遽近場の空いていそうな方面に行くことに変更した。
 朝大宮を立ち鈍行で新前橋へ、そこで水上行きに乗り換えて渋川で降り、レンタカーの手続きをする段階で、ザックを車内に忘れたことに気付き、急遽終着の水上駅まで車で追走することになってしまった。
 水上駅で荷物を回収し、観光案内所に寄って近くに良い温泉は無いか聞いたところ、日本最大の露天風呂があるとのことで、当日宿泊予定の川中温泉の前に立ち寄った。この日は天気が良く、一週間前の大雪の後で、駐車場は地面から噴水で雪を溶かしながらブルドーザーで雪かきをしていた。汪泉閣の日帰り露天風呂宝川山荘。
宝川両岸に、4つの大きな露天風呂があり、広い敷地内男女ともに貸し出しの「湯浴み着」を着て移動し、入浴する。空いていたし、結構楽しい温泉。泉質:単純温泉
 宝川温泉を出て、山道で鹿に出会った。
 本日宿泊地は川中温泉 かど半旅館(吾妻峡谷温泉郷)  昭和22年創業、渓谷にある日本秘湯を守る会の宿、水上からかなり距離はあって、途中で昼食で蕎麦屋へ。
 吾妻川に注ぐ、雁が沢川沿にあり、源泉35℃と低く、冬場は加温した湯にだけ入浴できる。元は川の真ん中から湧き出ていたそうだが、繰り返す川の氾濫の中、流されても再興して守られてきた湯。
 この日宿泊者は当家含め2組だったが、宿側が客数を絞ったのではないかと、途中から思うようになった。母屋の旧館側の部屋は全く使用されず、浴場に近い新館の2部屋のみ開けている。屋内のコロナ対策にはよく注意が払われているし、屋内の掃除も行き届いている。掛け流しの混浴ぬる湯に長時間入るため、2組の家族で接触を避け時間を分けて入浴できるよう、女将が取り計らってくれた。ぬるい湯だが慣れてくると、身体がポカポカして来る。泉質:カルシウム─硫酸塩泉ph8.7 三美人の湯をしてJR以前国鉄にえらばれている。
 到着後宿で1回入浴後、もう少し温かい温泉を求めて外出し、八ッ場ダム建設に伴って二つの町の住民が行き来できるようになったという長いトンネルを越えて隣町の出来たばかりの河原湯温泉の共同浴場王湯へ行った。露天風呂から湖対岸にイルミネーションの綺麗な建物が見えるので、帰りに寄ってみると、道の駅八ッ場ふるさと館で、自粛ムードの都市部から来ると、山奥の闇の中に光る、豪華で綺麗なブルーの電飾だった。
 翌日出発の朝、後継の若いご主人から東吾妻町の話を沢山伺い、紆余曲折があったダム完成後は、国から補助金は無いので、観光開発は地方の自主運営となると聞いた。点在する観光スポットを魅力的にまとめてプロモーションせねばならないだろうし、とにかくコロナ禍が過ぎるまで、何とか持ち堪えなければならない。
 NHK真田丸の岩櫃山も直ぐ近く、山越えで榛名湖や伊香保に接し、草津の上り湯と言われる温泉がいくつもある東吾妻町、是非頑張ってほしい。トンネルでつながった隣町川原湯温泉は、ダム底に沈んだ温泉を掘りなおし、新たな温泉地区を作ろうとしている。でも川中温泉では確かな理由は分からないが、湯量はダム建設後確かに減ったという。温泉は掘り直して、移転できることを今回学んだ。
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